比較明合成でひと工夫!星の光跡で『流れ』を表現する方法

こんにちは、アキです。

今回は『星の光跡(軌跡)』の写真に少し手を加えて『流れ』を表現する方法のまとめです。(なんのことだと思ったらちゃちゃっと飛ばして最初の写真を見てくれると早いかも)

皆さん比較明合成してますか? “一発撮り” に拘りを持っていますか?僕は全然気にせずに比較明合成します。

10分そこらのバルブくらいなら一発撮りはするけど、1時間とかだと一発撮りする勇気も技術もないから比較明合成に頼ることになるんだよね。

そんな比較明合成である方法で少し違った表現を出せることを知った。その方法を使える環境じゃないから僕なりのやり方で同じような『流れ』を表現してみたという記事だ。

てなわけで今回はそんな比較明合成を利用した『星の光跡』に『流れ』を表現させる方法をまとめます。

比較明合成で『流れ』って何?

見てもらった方が早いですよね。まず上の写真が通常の比較明合成により書き出した『星の光跡』の写真となります。言ってみれば「ただの線」である。

ちなみに写真の素材はね、一昨年くらいの写真なんです。近頃は60分のコンポジットとかやらなくなってて(汗)

そして次が、同じ写真素材に少し手を加えて比較明合成した『星の光跡』の写真です。

星が流れているように見えませんか?これが僕の言う『流れ』です。どっちが正解とかは無いですよ。それぞれの好みだからね。僕は『流れ』を感じる方が好きだ。

見ると分かるけど星の光跡がだんだんと太くなっていくのが分かる。それにより星に流れを感じられるというものだ。感じるというか実際に星は流れているんだよね、ゆっくりと。

これをね、比較明合成するときに手を加えることで表現できるんです。

Photoshopを使用した方法について

Photoshopを使って星の軌跡写真を美しく仕上げる方法Shumon Photography

風景写真を撮っている斎藤さんのブログ。もともとはPhotoshopを使ったこの記事を見て知ったけど、Photoshopなんて高価なソフト持ってないっす。っていう僕みたいな人も多いはず。

Photoshopって便利ですよね、レタッチから比較明合成まで一つのソフトで完結するもん。

しかし今回はPhotoshopじゃなくてもできる方法を僕なりに試してみました。

現像ソフトはLightroomを使っているけど僕の方法はとくにどの現像ソフトだろうが可能な方法かと。

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比較明合成で『流れ』を表現する方法(Photoshop不要)

この素材で試していきます。これも一昨年に撮影した素材です。この状態では『ただの線』な状態ですね。ちょっと星が多くて「ゴチャゴチャ感」があるけど気にしないでね。

Lightroomのレタッチ時に手を加える

Photoshopでの方法だとレイヤーごとに『透過度』を変えて薄い状態から段々と濃くなるように調整しています。それっぽいことを別の方法でやればいいだけなんだなと気づいた。

とりあえず思いついたのは『明るさ』ですね。明るさを変えちゃえば『薄い→濃い』はできるはず。透過度と同じようなもんだろうと。

これですね、Lightroomだと『露光量』という部分で調整します。

今回の素材の場合は、60秒×60枚の約1時間のコンポジットとなっています。(というつもりだったけど正確には54枚しかなかった)

この露光量の部分を『暗い状態からだんだんと明るい状態』になるように一枚一枚調整します。

今回は『0.1』ずつ変化をつけていきました。下限が『−5』なのでそこをスタートとして調整していくと『±0』になるときにはちょうど50枚ですね。54枚目では『0.4』です。

60秒×60枚を超える枚数だとちょっと露光量が上がりすぎるのが難点。(そいう場合の良い方法もありますが後ほど)その辺りの微調整は合成後のJPEGで少しレタッチすることになります。

書き出したJPEGを比較明合成する

(スクショ撮り忘れて違う写真素材でのスクショですが)サムネイルで表示するとこんな感じでだんだんと明るさが変化した写真が並びます。

これをJPEGに書き出して各々の方法で比較明合成するだけ。僕はMacなので合成ソフトはStarsStaxを使っています。

ホタルを撮影して比較明合成で作品にする方法!【合成編】StarsStaxを使用

2016.06.13

完成(ここで再調整してもいい)

比較明合成をして書き出すと完成です。JPEGですがここで多少のレタッチもしました。

どうでしょうか?『流れ』を感じませんか?僕はこっちが好きです。しかも線が薄くなったせいもありオリジナルの方にあったゴチャゴチャ感も多少落ち着いている。

今回は星の動きどおりの流れになるように(暗→明)で調整したけど、明るさの段階を(明→暗)と逆に調整していけば星の流れを逆にもできますね。

『流れ』とは違う表現

同じ方法を利用して今度は(暗→明→暗)と調整してみました。枚数が多い場合はこの方法だと露光量が上がりすぎることもないかと。

これを書き出して比較明合成するとこうなります。

なんだろうね。『ただの線』でもなく『流れ』でもないまた違った星の光跡となった。

先程の『流れ』の写真よりもさらにゴチャゴチャ感は和らいだよね。これも好きだなー。

皆さんはどれが好みでしょうか?

まとめ:『ただの線』よりこっちの方が好き

僕はこのやり方で『流れ』を表現した光跡の方が好きだからこの先コンポジットする場合はこの手法でいくかな。ただバルブで一発撮りした写真じゃできないのが難点だ。インターバル撮影の手間があるだけちょっと面倒くさい。

しかし作品で大事なのは『手間』だと思う。撮影の手間レタッチの手間も凝れば凝るだけ作品のクオリティは上がるよね。

撮って出しに拘る人はいる。僕はレタッチあっての写真だと思います。それぞれの感性ですね。自分がいいならそれでいい。

以上が比較明合成にひと工夫加えて星の光跡に『流れ』を表現する方法でした。

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