富士山ドクターイエロー撮影記 Part6!一期一会の出会いも写真撮影の醍醐味

こんにちは、アキです。

ドクターイエロー撮影記としてパート化しました。今回は6回目のドクターイエロー撮影記になります。

前回の5回目でようやく念願の富士山と一緒にドクターイエローの撮影ができたのですが、ドクターイエローを撮っていてなんか楽しくなってきたので続けていこうと思います。

富士山ドクターイエロー撮影記

この日はとにかく「黄砂」の量が多かった。カメラや機材にも付着するから嫌だよね。富士山だって見えてるのにすっごい霞んでいました。

そんな中でドクターイエローを撮りつつフラフラと富士山撮影してきました。

水田を求めて…

5月一発目のドクターイエローでの狙いは『水田』だ。水田に逆さドクターイエローを映しての撮影がしたかった。

いつもの場所です。そろそろ違う新幹線の撮影場所を覚えないとな。とは思うけど、この場所でも季節モノが狙えるので来てしまいます。

到着して早々、あれ?

水はまだ張られていなかった。

水がねぇ!!

まだ少し早かったようだ。富士宮の方ではすでに田植えまで済んでいるようだけど、この場所は同じタイミングではないのか。勉強になった。

しかし、水田がまだとなると何を入れて撮るのか。蓮華草もとっくに見頃が終わっている。部分的に残ってはいるけど先客のカメラマンが確保している。

そんな訳で前景になるモノを探し西へ東へひたすら歩き周った。めっちゃ汗だく。

こんな藁も入れてみるもピンと来ず。

結局、最初の場所に戻って道端の数少ない花を入れて撮ることにした。今のタイミングでは何も無さ過ぎた。

今回の狙いはここ!構図の関係上でスクエアサイズにしています。

この部分にドクターイエローの頭を入れるようにシャッターを切ります。もちろん「一発撮り」だ。ちょっと望遠気味で今までの中で一番シビア。

連写すれば楽なんだろうな。D500ほぢぃ。

練習では上手く撮れます。「では」ってフラグだよね。

そして本番。

おぃいいい。

本番でしくじるのはなぜだ。ドクターイエローの顔に花がかかってしまいました。

一応ね、連写もしています。

はい、アウトー(笑)

D500だったら2枚目でベストショットいけてたんだろうなー。マジほぢぃ。

6回目のドクターイエローは若干の失敗に終わったけど、まあ富士山も見えていたしいいか。富士山と一緒に撮れたのは2回目だ。

ツツジが有名な農家さん

ドクターイエローのあとは、見頃な時期を少し逃してしまったけど綺麗な「ツツジ」が有名な富士山ビュースポットへ。

ビュースポットがあるのは農家さんの敷地内です。この農家さんの新茶を購入することを条件に撮影ができます。「入場料」という訳です。

見頃は過ぎたけど、凄い綺麗に手入れがされていました。

農家のお母さんは「ちょっと遅かったねー。私みたいに枯れちゃってきたよ。」なんて言うもんで「お母さんも綺麗ですよー」と言うと「面白いこと言うお兄ちゃんねー」と喜んでくれた。

撮影場所はしっかりと整地されていて混んでいなければ三脚も可能。脚立も用意してくれています。ありがたいです。

購入する新茶とは別にお茶を出してくれるサービスまで。

お茶のサービス

別のカメラマンも含めお茶を飲みながら談笑。「AKBがみんな同じ顔に見える」という話題で大盛り上がり。この時に一緒だったカメラマンさんはさっき同じ場所でドクターイエローを撮影していたという。

お母さんからは貴重な情報を頂けたので来年の撮影に活かしたいと思います。

カメラマンもチラホラいたな。一人の方は「みんな携帯で撮影場所を出すから困るわ!」と愚痴っていた。「何を見て来た?って聞くと携帯で見たって言うんだよ。ふざけんな!って言ってやるよ。」と。

携帯で知ってここに来た僕もウンウンと頷いておいた。さーせん。

昔からの年配カメラマンからしたら今のSNS時代は全くの迷惑ですよね。でもしょんないです。時代は変わりゆくもの。

農家さんでとれた新茶

新茶はさっそく頂いています。また来年も来ます。

工事の様子見に来たら出会った気さくなおじさん

悔しいので富士宮方面の水田でも見に行くかってことで移動。

途中に「芝川の滝」に立ち寄りました。ここは少し前から「川幅を広げる工事」が始まっているということで様子を見に来ました。

前回のフォトログで詳細を書いてるので、良かったらチェックして下さい。

やはり、ガンガン崖を削る工事をしているようだ。どうなるんだろうなー。

工事中

下手したらここが本当の『幻の滝』になるんじゃないだろうか。景観は維持できても川幅を広げることで滝の水量に影響が出たりとか。

まあしょんない。地盤の関係とか増水時のことを考えると工事は必要だ。

詳細記事に書いているけど、ここで一人のカメラマンに遭遇。

工事中の重機や、邪魔な小屋を構図に入れないためにロープを使い崖を一段降りて撮影するという。話には聞いていたけどすげぇ。本当に降りる人いるのかって。

アグレッシブ

このおじさんがまた気さくな方で、いろいろと撮影した写真を見せてくれました。富士山周辺の温泉もよく回るようで割引券を譲ってくれた。

いつか行きます。いつか。

で、僕もロープを使わせてもらって崖を一段降りての撮影に挑戦してみました。

重機どころか、もともと構図に入り込んでいた小屋なども見えない。面白い体験と貴重な写真を撮ることができました。

おじさんの撮影ポイント案内ツアー

おじさんは東京から来たカメラマン仲間と合流して撮影ポイントを案内するらしい。

これから僕は「水田を見に行く」と言うと一緒に案内してくれると言うので甘えさせてもらった。アグレッシブなおじさんの撮影ポイント案内ツアーが始まった。

おじさんは田貫湖休暇村のお風呂に週三で入りに来るというだけあって、富士市・富士宮周辺の撮影ポイントは熟知しているそうな。

ありがたいなー。

そして最初に立ち寄ったのは、

滝!

白糸の滝の近くには別の滝があるということで教えてくれました。知っている人は意外にも少ないそうだ。

「熊久保朝日滝」だって。僕も初めて知った。

一応はここからも富士山は見えるけど滝と絡めることはできない。けど貴重な情報をありがとうございます。

次に向かったのが水田。

水田も「ここ!」って言う場所は決まっておらず、周辺にあちこちあるらしい。

やったー。

撮りたかった「水田逆さ富士」だ。水田とは言えど風が無いタイミングを狙わないと綺麗に逆さ富士が映らない。

他にも案内して頂きました。

苗があると水田感すごいね。水田感っていうか水田なんだけど。

日中はあれだけ霞んでいた富士山も夕方には少しクッキリして来ていた。

最後に立ち寄った水田では田んぼの地主さんとも遭遇。

アグレッシブなおじさんと会話が弾んでいた。地主さんもやはりこの水田目当てにカメラマンがよく来ているのを知っていた。

それを迷惑どころか「綺麗に写真撮ってくれなー」とのお言葉。本当ありがたいよ。心の広い地主さんだ。迷惑かけないように撮影しなくてはいけない。

田んぼが鹿に荒らされているなど話も聞けた。

そして、次に向かったのは白糸自然公園という場所だったが、4時だか5時で閉まったようで入れなかった。

「じゃあ最後に田貫湖に行こうか」って話になり僕も付いていった。田貫湖は何回も来てるけどね。せっかくだから最後までご一緒したかった。

田貫湖休暇村カフェ

休暇村常連のおじさんは顔パス状態でドヤ顔でコーヒーをご馳走してくれた。どこまで良い人なんだ。初対面の僕にまで。

ちなみに僕は休暇村へ入るのは初めてだ。田貫湖はよく来るのにね。

カフェのあるバルコニーからの1枚。

新鮮な構図だ。

コーヒーのあとは展望デッキで一緒に撮影。

色々と僕の知らなかった情報も教えてくれた。楽しかったです。ありがとうございました。

話も面白かった。

おじさんのカメラ仲間の一人が以前、ドクターイエローの撮影時にその場所にカメラを三脚ごと忘れてきてしまった話にはウケた。朝霧まで移動して気づいたって。

そんなことあるか(笑)

 

 

 

気をつけよう…

まとめ:たまには人との触れ合いも楽しい

また会えるといいなぁ。出没場所は分かってるし会えるだろう。

コミュ障な僕としては年配の方と一緒にいるのが凄い楽しいと感じる。山登りのときもそうだ。山小屋では年配の常連客に囲まれて慣れてしまったのかな。

以前、ちょっと撮影で一緒になっただけなのに、お湯を沸かしてコーヒーを入れてくれたり、カップ麺を作ってくれたりとしてくれるおじさんにも出会った。

一期一会の出会いも撮影の醍醐味である。

以上が富士山ドクターイエロー撮影記Part6でした。