ついにヒアリが静岡県に!?県HPでヒアリ情報をチェックしよう

ヒアリ注意

こんにちは、アキです。

静岡県ではまだ発見されていない外来昆虫「ヒアリ」ですが、いつ現れてもおかしくない状況。6月に神戸で発見されてから今では東京、横浜でもヒアリが発見されています。

環境省_ヒアリ(Solenopsis invicta)の国内初確認について

そんなヒアリについて知らないことばかりだったので軽くまとめてみました。静岡県内のヒアリ情報は静岡県公式ホームページにて確認ができます。

追記(9月月10日)
8月28日、清水港にて県内初となるヒアリを確認したことが発表されました。ヒアリらしき蟻が発見されたのは24日のことでした。

清水港では同時に「アカカミアリ」という種類の蟻も発見されており、ヒアリと同様に有毒の外来種です。静岡県HPの対応マニュアルも「ヒアリ・アカカミアリ」のセットの対応マニュアルに更新されています。

もう一度、対応マニュアルに目を通して見てください。

静岡県HPにてヒアリ対応マニュアルの公開

静岡県の公式ホームページではヒアリ対応マニュアル「ヒアリハット(PDFファイル)」を公開しました。

静岡県の公式ホームページについて

静岡県の公式ホームページである「静岡県公式ホームページ ふじのくにへようこそ」にて、7月19日にヒアリ対応マニュアルが公開されました。

出典:静岡県公式ホームページ ふじのくにへようこそ

もしも “ヒアリらしきアリ” を発見した際は県HPのヒアリ対応マニュアルにて確認ができます。

トップページの左メニューには『緊急/危機管理情報』の項目があるので、静岡県内でもヒアリの発見情報があればここで詳細が確認できるものかと思います。

出典:静岡県/外来生物

『ホーム > 組織別情報 > くらし・環境部 > 環境局 > 自然保護課 > 自然保護課/野生生物 > 外来生物

県HPで公開されているヒアリ対応マニュアル「ヒアリハット」はPDFファイルとして閲覧が可能です。マニュアルにはヒアリの特徴や写真付きの見分け方、発見した際の対応方法と連絡先などがまとめられています。

発見したら県に連絡をするという手順ですので、早めに流れをチェックしておくことをおすすめします。

ヒアリ・アカカミアリ対応マニュアル「“ヒアリ”ハット!」(PDFファイル)

ヒアリの生態とか

毒について

ヒアリのお尻にはアルカロイド系の毒針があります。ヒアリは攻撃的な性格であり、その毒針を積極的に刺して攻撃をしてきます。

刺されると数分から数十分で痛み、痒み、発熱、じんましん、動悸、目眩などの症状が引き起こるとされています。人によってはアレルギー性ショックで昏睡状態に陥ることも。

厄介なことに毒針はハチのように抜けることがないので、続けて何回も刺してくることもあるという。ヒアリの毒はハチに近い毒素でもあるため、ハチ毒にアレルギーを持つ方は要注意だそうです。

対処法について

絶対に素手では触らないこと。発見した場合は殺虫スプレーを使用して駆除すること。熱湯も弱点であるため巣に流し込むと効果的。

捕獲の場合はセロテープで挟んで封じると専門機関に渡しやすくなります。

巣はドーム状に土を盛られる形状が特徴のアリ塚を作る。ヒアリは巣を刺激されると攻撃してくるためもし巣を発見したらまずは専門機関に連絡です。

ヒアリによる“死亡例ゼロ”は誤報!?

もともとヒアリによる死亡例は「年間100人」と表記されていましたが、ある時に環境省が「実は死亡例は見つからなかった」という発表をしました。

果たして人間はヒアリに刺されて死ぬのか死なないのか。

”死亡例ゼロ” という情報が独り歩きした結果「ヒアリに噛まれても絶対に死なない」と認知してしまった人も少なくないと思われます。

けしてそんなことはないので注意しましょう。

実際には、専門家に指摘を受けた環境省が「年間100人死亡」という表現を取り止めただけであって、死亡例そのものは確認されていると報じられています。100人というのがちょっと大げさだったということでしょうね。

外部リンク
「ヒアリでの死亡例はない」は誤報!100人とはいかないまでも44人の死亡が確認 – ライブドアニュース

一匹では怖くなくてもヒアリは集団で襲ってくる生物です。

例えば、噛まれたらすごい痒くなることでご存知のブヨ。そんなブヨだって30ヵ所以上を噛まれると生命に関わる自体に陥ると言われています。

ヒアリも基本的には集団で攻撃をしてくるタイプなので侮れません。一匹では平気でも集団に襲われてしまったらとても危険かと僕は思います。

まとめ:アリだからと油断禁物

最近、ブヨに噛まれたばかりで虫の脅威を侮れないことを身をもって経験しています。たかがアリと思っていると痛い目に遭うかと思う。

警戒しておいて損は無いです。ヒアリの特徴や、発見した際の対応方法などの流れを予めチェックしておくことをおすすめします。

まさに日本、キメラアント編突入。