名称 | 三ツ峠山 |
読み方 | みつとうげやま |
備考 | 正しくは開運山(1785m)であり、開運山・御巣鷹山・木無山の3つの山の総称を「三ツ峠山」と呼ぶ。ほとんどの場合、三ツ峠山と言うと最高峰である開運山のことを示している。 |
標高 | 1,785m |
所在地 | 山梨県都留市 |
富士山の展望 | 山頂から富士山の展望がありますが、三ツ峠山荘〜山頂までの間に富士山の展望ポイントが何箇所かあるので好みの場所で撮影ができます。 |
登山口 |
富士急山梨バスの河口湖駅発天下茶屋行きへ乗り「三ツ峠登山口」で降車すれば、バス移動でも三ツ峠登山口駐車場から登ることが出来る。 |
駐車場 | 三ツ峠登山口駐車場(無料) |
山と高原地図 |
富士山 – 御坂・愛鷹山 |
山小屋 | 山頂直下に通年で宿泊可能な山小屋があります。 |
登山コース情報
三ツ峠山の山頂や、付近の撮影ポイントまでは三ツ峠登山口駐車場から登るのが最短コースです。個人差はありますが山登り慣れしていれば60分前後で登れてしまうお手軽コースだ。

三ツ峠山荘まではジープが走行して登れる林道になっているため難所はなく、ナイトハイクをしても迷うような要素も無いので登りやすい登山道になっている。それでも登山地図の常備はお忘れなく。
体力に自信のない方や年配者は、通年営業の三ツ峠山荘を利用するのも1つの手段です。前日に登り山荘へ宿泊して、翌日未明に山頂アタックをすれば体力に余裕を持って富士山撮影に挑めます。

ちなみに三ツ峠山荘前には富士山を望める展望デッキ(休憩スペース)が設けられていますが、宿泊者以外のハイカーには有料スペースになっています。宿泊したのなら有料の展望デッキからの撮影特権が付いてくることになります。


山頂からの眺望も素晴らしいですが、使用レンズの画角によっては撮影に邪魔な木が映り込んでしまう。山頂までの道中にある展望ポイントの方が富士山撮影には向いています。
山頂のすぐ前が崖になっており落下防止的な鎖で囲われています。飛び越えてしまわないように気をつけましょう。事故などは自己責任です。

山頂付近以外にも、三ツ峠山荘前の分岐で「木無山方面」へと進んだすぐのところに展望ポイントがある。ここでも富士山の眺望を楽しめるので下山前などに立ち寄ってみることをおすすめします。

さらに展望ポイントから50メートルほど進むとロッククライミング用に利用されている岩場があります。この岩場からも山々を前景に入れた富士山を撮影できる。
三ツ峠山からの撮影情報
三ツ峠山からの眺望は前景の山の稜線が広がるのが特徴。この稜線は1年を通して春は新緑やツツジ、秋には紅葉、冬は樹氷や霧氷と四季の彩りを楽しませてくれます。
その他にも雲海や朝焼けなども狙うことが可能なので、四季の彩りと組み合わせられればまさに絶景。
本来の目的は樹氷であったが、この日は夜のうちから風が強く樹氷がほぼ飛ばされてしまう。そのかわりに日の出後までガスに包まれていたため、晴れたときには霧氷景色となり結果オーライだった。
樹氷に関しては3月、4月のしっとりとした雪であればがっちりと着雪する。
2017年2月10日
富士山の初雪化粧と紅葉を同時に撮影しました。10月の初雪化粧に関わらずたっぷりと冠雪したその姿はすでに冬の富士山であり、見頃を迎えていた紅葉との組み合わせはまた不思議は雰囲気。
秋らしさを感じぬ富士でした。
2017年10月26日
三ツ峠山のフォトログ一覧
三ツ峠山について(Wikipedia)
三つ峠(みつとうげ)は、山梨県都留市、西桂町、富士河口湖町の境界にある標高1,785mの山である。峠ではない。三ッ峠山と呼ばれることもある。開運山(1,785m)、御巣鷹山(1,775m)、木無山(1,732m)の3つの頂上の総称であるが、最高峰である開運山を指すこともある。
山頂からは眺望に恵まれ、富士山、御坂山地、南アルプスが一望できる。条件が良ければ、飛騨山脈の槍穂高連峰を遠望することも出来る。この眺望の良さは大正時代に大町桂月が紀行文で紹介している。
頂上付近からは貝の化石なども発見されている。山頂直下の屏風岩では、ロッククライミングが行われる。日本二百名山、日本三百名山、都留市二十一秀峰に選定されている。