名称 | 長者ヶ岳 |
読み方 | ちょうじゃがたけ |
標高 | 1,335m |
所在地 | 静岡県富士宮市 |
富士山の展望 | 山頂からは田貫湖を真ん中に重ねた富士山を望める。
登山途中のベンチのある休憩ポイントからも富士山と田貫湖の展望が2箇所あります。 |
撮影情報 | 5月上旬には登山道でシロヤシオが見頃を迎えるが、富士山撮影には絡むことはない。 |
駐車場 | 各登山口に無料駐車場・駐車スペースがある。登山口前が満車だったとしても田貫湖の駐車場が充実しているので少し歩いてでも駐車場を利用して下さい。パトカーの巡回をよく見かけるのでなるべく路上駐車は避けたいところです。 |
トイレ | 田貫湖の駐車場のトイレを利用して下さい。 |
登山口 |
どの入口から登っても途中で合流できるので、駐車場の空き状況との兼ね合いで決めて下さい。 |
コースタイム目安 | 約2時間(天子ヶ岳まではさらに50分) |
山と高原地図 エリア |
富士山 − 御坂・愛鷹山 |
山小屋 | 無し |
登山コース情報
個人差はありますが、長者ヶ岳までは僕の足で90分ほどです。
長者ヶ岳はほぼ天子ヶ岳とセットで登られている山です。長者ヶ岳へ登ったのならせっかくなのでもうひと頑張りして天子ヶ岳からの富士山も眺めてみてはどうでしょうか。
特に最短コースという概念はなく、どの登山口からスタートしても変わりはないです。駐車スペースの空き状況を見て判断して決めて下さい。

小田貫湿原側の登山口は「東海道自然歩道」のコースにもなっている。登山口前の駐車スペースに10台ほどが停められるが、田貫湖周辺で駐車して歩いてきてもそう遠くはない登山口です。

登山地図には表記されていない1つ目の展望ポイント。ここまでなら30分ほどで登れる。
小田貫湿原側、田貫湖キャンプ場からスタートするとこの展望ポイントを通過する。(田貫湖や麓の朝霧などは見えず木々の間から顔を出す富士山を望めます。)

新緑の時期ならこの木々もとても綺麗だが、ツツジも咲いており富士山と絡めることができた。


1つ目の展望ポイントからさらに10分ほど登ると2つ目の展望ポイントがあり、田貫湖の一部が見えるようになる。ベンチも設置されているため休憩ポイントしても丁度いい。

少しだけ登山道が分かりにくくなる区間がありましたが、よく見ると赤リボンがあるので気をつけて進んで下さい。短い区間ですが。

登っていくと、展望のないただの休憩ポイントもあります。とくに撮影はできないので体力に余裕があれば立ち止まる必要のないポイントかと思う。

そして長者ヶ岳の山頂には、テーブルとベンチが設置されておりゆっくりと食事休憩がとれます。富士山の展望もあり撮影も捗ります。道中に2つと山頂で、全部で3つの展望ポイントがありました。
登山道として分かりにくい区間がほんの少しだけありましたが、それ以外では難所などはなく登りやすい部類の登山道だと感じました。
長者ヶ岳でゆっくり休憩をしたら、天子ヶ岳を目指してみましょう。
長者ヶ岳からの撮影情報
山頂からは田貫湖を真ん中に見下ろす構図で富士山を望める。目立って花が咲いていることはなく田貫湖を囲うように木々が伸びているが、新緑の時期に撮影すれば綺麗なフレームとなる。同じように、登山途中にある2つの展望ポイントでも新緑のフレームを入れることになる。
全体的に木々が構図に入り込むため新緑のシーズンの撮影がおすすめ。積雪した冬場なら登山の難易度が上がるが樹氷や霧氷も狙える。
田貫湖のダイヤモンドシーズンであれば、長者ヶ岳の山頂や展望ポイントからもダイヤモンド富士を狙うことができる。
ちなみに休暇村側の登山口からスタートするとこの展望ポイントは通過しない。
2018年5月5日
この展望ポイントは各登山口の合流地点よりも上にあるため、どこの登山口を選んでも通過します。
2018年5月5日
長者ヶ岳のフォトログ一覧
長者ヶ岳について(Wikipedia)
長者ヶ岳(ちょうじゃがたけ)は、静岡県富士宮市と山梨県南巨摩郡南部町の県境にある標高1335.8mの山である。天子山地に属する。山梨百名山の1つ。
山頂からは富士山や南アルプスが望める。富士山の西に位置し、山頂や田貫湖周辺などでは4月20日と8月20日の前後1週間頃にダイヤモンド富士が拝める。