写真を誤って削除したときのデータ復旧方法|Data Recovery Wizardで簡単に復活

こんにちは、アキです。

撮影した大切な写真や動画などの撮影データを誤って削除してしまったことがありませんか?

僕はあります、一回だけね。

撮影を終えてPCにバックアップを取る前にSDカードを初期化してしまったことが…その日の写真は諦めましたよ。

そんな時にデータ復旧をする方法があるんだけど、いざという時に知らないとどうしていいのか分かりませんよね。なので予めデータ復旧できる手段を準備しておくと心強いかと思います。

今回はそんなデータ復旧をできるソフトを試しに使ってみたので紹介します。

 

EaseUS Data Recovery Wizard について

紹介するのはEaseUS SoftwareさんのData Recovery Wizardというリカバリーソフト。

Data Recovery Wizardはデータ復旧に特化されたソフトである。

PCの内蔵ドライブからデジカメ、USBメモリ、SDカード、外付けHDD等の記録媒体などのデータを復旧させることができるソフトです。初期化やフォーマットをしてしまった後でも復旧が可能。削除後にパーティションからも復活が可能という。消去してからすぐのファイルからある程度の古いファイルでも可能ということです。

「第24/26回Vectorプロレジ大賞の復元部門賞」

何やら受賞しているのもあってググってみると評判も良いようだ。僕としてはソフトウェアがどうのこうのとかチンプンカンプンなので、そんなド素人な人間でもカンタンにデータ復旧ができるのかどうかが見どころ。

 

EaseUS 『Data Recovery Wizard』を使ってみた

今回は無料版が用意されているData Recovery Wizardを使ってみました。機能や制限が拡張されたPro版もあります。もちろんWindowsにもMacにも対応。

インストール方法

まずは公式HPからダウンロードします。

ダウンロードはこちら

 

ダウンロードが完了したらファイルを開きます。左のアイコンを右のアプリケーションフォルダに「ドラッグ&ドロップ」するタイプです。

これだけでデスクトップやランチャー内にアプリケーションが追加されています。

 

僕のMacでは設定の関係上、起動する度にパスワード入力画面が出てきてちょっと面倒かも。

 

使用方法

まず僕が使う場面としては「誤って撮影データを消去してしまう」という条件ですね。SDカード内のRAWデータを消去して試してみました。とりあえず無料版なので2GBという制限があります。

SDカード内の写真全部だと4GBくらいあったので1563〜1640」までの78枚という一部だけを消去しました。これで2GBくらい。

 

1640まで消えましたね。

 

忘れずに「ゴミ箱を空にする」で完全消去します。

そして消した撮影データははたして復活するのか?

 

とりあえず起動してみます。有料版購入を催促するポップアップが出てきますが無視します。

復旧したいデータの保存されていた場所を選択。SDカード内の「NIKON D610」というフォルダですね。選択したら「スキャン」します。

 

スキャン後にさらに元のデータのあったフォルダを選んだらありました。消去したはずの78枚の写真データを確認。「1563〜1640」の78枚がそこにありました。

しかしギリギリ2GBのつもりだったけど少し容量オーバーしていた。無料版は2GBまでしかデータ復旧できないのです。

 

2GB以内になるようにチェックを外します。データ復旧を行う写真データは75枚となりました。

オッケーなら「リカバリー」をクリック。書き出す場所が指定できたよ。今回は元のSDカード内を指定してみた。

 

「リカバリー」をクリックしたら後は待つだけ。すぐに終わった。

さて、どうなっているのか確かめよう。

 

元のSDカードを開いて確認してみます。

ちょっとファイル名が変わっている気がするけど、それ以外は全く同じ状態でデータ復旧されていた。「DSC_」が「#SC_」になってるね。

ちゃんと消去したはずのファイルです。思っていたよりも簡単だった。

 

EaseUS Data Recoveryを使って思ったこと

本当にカンタンに復旧できた

今回、初めて『データ復旧』ソフトでデータの復旧を試してみたけど本当に消去したデータが復活することを確認できた。まずそれに驚いた。誤って消去してしまってもデータ復旧をできる手段を覚えられたわけだ。

しかもかなり簡単な操作でした。非常にシンプルで使いやすいかと。

間違って初期化やフォーマットしてしまった時にデータ復旧できると本当心強い!

 

僕がデータ復旧を使う場面など

ただ僕としてはそんなに『データ復旧』が必要な場面がそんなに無いかと。

しかし「全く無い」とも言い切れない。眠気や疲れの中で作業していたら大切な撮影データを誤って消去してしまうこともあると思う。そのうちバックアップ用のHDDがクラッシュするかもしれない。

とくに僕は普段の作業の中でも癖がある。撮影したデータをPCへ移してSDカードをカメラに戻した際にすぐに初期化してしまう癖があります。バックアップを忘れて初期化することが今後あるかもしれない。

ゴミ箱なんかも常に空をキープしていたいタイプなので、空にしてふと気づいたときには「手遅れ」なんてこともあるかもしれない。そんな時のために『データ復旧』の手段を用意しておいて損は無いかと。

 

無料版の2GBじゃ足りない

僕の場合だと写真データくらいしか扱うものが無いから枚数によっては無料版で十分そうだけど。撮影枚数の多い日だと余裕で2GBを超えてしまう。今回試してみた時にすでに2GBを超えていたからね。

無料版は完全にお試し用だ。本格的に導入をするのならPro版を購入しないとまともに使えないが、とりあえずは「今すぐに必要」ではないのでミスをして必要になった時には課金させて頂きたい。

 

まとめ:まず使うことはそんなに無いけど

僕としてはとにかく使うことが滅多にないのは確か。HDD内の大量の写真データはね、もう一個HDD買って定期的にバックアップとるのが良さげかなって。

こういったモノは “御守” であって使わないことに越したことはないが「備えあれば憂いなし」、一つの手段として覚えておくと良いものなのでよかったら試してみて下さい。

てことでデータ復旧できるソフトEaseUS Data Recovery Wizardの紹介をしてみました。

 

ABOUT US
アキ
インドア派だけど富士山写真と登山とカメラが好きな人。主に富士山撮影を目的とする登山が好きで撮影ポリシーを厳守して活動中。体力作りで始めたランニングをきっかけにフルマラソンに挑戦しサブ4達成。撮影記録や登山記録をフォトブログにまとめ、関連した役立ち情報の発信をしています。誰かの参考になれたら幸いです。