【湘南国際マラソン2024】失態によるドタバタスタート劇でサブ4を逃す

こんにちは、アキです。

2024年12月1日開催「第19回 湘南国際マラソン」へ参戦。

いつもなら富士山マラソンに挑戦している時期に別大会へ挑戦した理由としては、純粋にいろんな大会を楽しみたいという気持ちが大きくなったことです。

タイトル通り今回はサブ4を逃していますが記録としてブログ記事に残します。

第19回 湘南国際マラソン(2024)

今回の「湘南国際マラソン」は、湘南の海岸線を眺めながら走れる大会です。平坦で直線の続くコースはとても走りやすい特徴があります。

そして「コース上の使い捨てカップ・ペットボトル排出ゼロ」を目的とした「環境配慮型のマイカップ・マイボトルマラソン」です。ランナーはマイボトル・マイカップを持参することでゴミを出さずに給水を行うレースとなっています。

公式第19回湘南国際マラソン

会場・アクセス方法

湘南国際マラソンの会場・発着地は大磯ロングビーチです。

最寄り駅は東海道線「大磯駅」または「二宮駅」のどちらかとなっています。私は東京方面からのアクセスなので大磯駅を利用しました。双方の駅から会場までは距離がありますがランナー専用の無料バスが往復していました。

7:20頃、上記写真は大磯駅を出たところでバス待ちの待機列がズラッと並んでいた。

このあとの予定
  • バスへ乗車して10分で会場入り
  • 身支度をして荷物を預ける
  • 8:00に各ブロック集合位置へ待機
  • 9:00にレーススタート

7:50頃、大磯駅へ到着して30分経過するもまだバス待ちの行列へ並んでいました。想像以上に列が長かったことで、どんどん時間が押していきます。

結果的にバスへ乗車したのは8:00頃でした。

8:25頃、バス発着所から会場へ歩いています。

予定では8:00には各ブロックスタート位置へ待機が始まっているのに時間がギリギリです。7:20分に大磯駅へ到着した段階で迷わず徒歩で会場へ向かっていればとっくに準備完了していたかと思います。

もし次回参加の機会があれば駅から徒歩での移動を検討したい。

8:30頃、準備スペースへ到着して急いで着替えとシューズを履き替えますが、ここで痛恨のミスを犯していたことに私はまだ気がついていないのでした。

その後、荷物を預ける場所を探して行ったり来たりで順調にタイムロスをするも8:55頃にはスタートブロックへと向かうことができました。

4時間ペースの私はDブロックでのスタートですが、各ブロックのスタート時間に間に合わなくてもその後のブロックに混じってスタートすれば問題はないのです。

レース前半

8:59頃、本当にギリギリにDブロック最後尾へ追いつきました。

9:00、スタート号令とともにレースが開始。

しかしスタート号令からスタート地点を通過するまでには時間がかかります。ぞろぞろと歩いていくDブロックの最後尾について行く。ヒヤヒヤでしたがなんとか間に合…

って、計測チップを付け忘れていた!

荷物の中にあるのか、どこかに落として紛失したのかは不明。

とんでもない失態を犯した。

このとき私が考えた選択肢は2つ。

  • このままアプリ計測だけで走る
  • 計測チップを取りに戻る

「戻ったところで計測チップを落として紛失していたら計測不可能だし、いっそこのまま走ろう」と計測チップ無しで走ろうかと一度は思ったけど「計測なしだと大会として不参加扱いになるんじゃ?」と冷静になり、荷物の中に計測チップがあることを祈って戻る決断をした。

後続のEブロックの集団の中を申し訳なく掻き分けて逆走。

9:10頃(10分経過)

スタート後に私はなぜか荷物置き場にいた。

無事に荷物の中にあった計測チップをシューズへ装着。

不運にもスタート地点から一番遠い荷物置き場で泣きそうでした。荷物置き場へ戻るときも、スタート地点へ戻るときも普通に走っていたので、すでにフルマラソンを開始していたようなものです。合計で45kmくらいのマラソンだったのではないだろうか。

9:20頃(20分経過)

スタート地点へ向かう途中のGブロック集団の最後尾に追いつくことができました。

フルマラソンとしては9:30までにスタートラインを超えられなければ失格となるとのことで焦りましたが、スタート地点を通過できたのは9:25で滑り込みセーフ。

スタート地点で私は一言「疲れた…」とぼやいていた。

Gブロック最後尾スタートだったのでレース序盤は焦り気味となり「とにかく前へ前へ」という意識で人を避けながらペースを上げる努力をした。私の目指すペースよりはゆったりな集団のため前へ出るのが難しく自分のペースで走れずストレスを感じていたが、この状況を作ったのは自分なので誰も悪くない。

レース後半(ゴール)

話は変わって、湘南国際マラソンと言えば「環境配慮型のマイカップ・マイボトルマラソン」ということで私もマイボトル・マイカップを持参、荷物が増えるので収納ベルト「SALOMON HIGH PULSE BELT BLACK S」も導入。

身長171cm体重64kgで
Sサイズがベストサイズです

給水所に設置してある給水タンクからマイボトルへ汲むというシステムは画期的でした。

  • セルフ給水なので給水所スタッフは最小限で済む
  • 人手がかからない分、500mに1箇所と多めの給水ポイント
  • ランナーはマイボトルで給水に余裕があるから給水所が混雑しない
  • 紙コップのゴミがゼロという美しさ

マイカップ・マイボトルはフルマラソンとして大正解だと思います。本当にゴミが少なくて綺麗だったし、マイボトルのおかげで給水所に立ち寄る回数が圧倒的に減るのでベストタイム更新を狙うランナーには好都合です。

11:00頃(2時間経過)

江の島辺りの折り返し地点(20km地点くらい)を通過。

湘南国際マラソンのコースはずっと海岸沿いの直線コースで悪く言えば「単調で退屈」で、良く言えば「無駄がなくタイム更新に集中できる」といった印象。

私はどちらかというと前者だった。

折り返して再び会場方面へ向かう際には富士山を眺めながら走ることができます。天気も良くてくっきりと見えていました。

この日(2024年12月1日)のレース中の最高気温は14℃を超えていてフルマラソンとしてはけっこう暑い条件だったそうです。私は長袖インナーを着込んでいことが失敗し、スタートからゴールまでずっと腕まくりしていました。12月でも半袖でよかったです。

12:05(3時間5分経過)

まさに「30kmの壁」があるかのように、終盤は何度か歩いてしまったりと普段の走り込み不足が出てきた。

今年は5〜6月にかけて初コロナ感染からの肺炎になってしまい、それ以降ジョグ頻度や登山頻度を落としていましたがコンディションへの影響は少なくない。睡眠時間や食事管理などはバッチリだっただけに痛感しました。

あとはスタート前後でドタバタして疲労した影響もありそう。

オールスポーツコミュニティ

今年も公式写真(オールスポーツコミュニティ)を購入。ラスト2km辺りで余裕がないときの写真ですが、歩いたりしたあとラスト5kmくらいは歩くことなく立て直しています。

オールスポーツコミュニティ

13:25頃(4時間25分経過)

怪我もなく無事にゴール。

今回は大会Tシャツ(THE NORTH FACE)を購入できなかったのでアシックスTシャツで走りました。欲しかったんだけど大会申込みがギリギリでTシャツ応募が間に合いませんでした。

今回の記録について

メダルと呼ぶには小さな完走メダルを貰いました。キーホルダーとかにして普段から身に付けていられそうなので、これはこれで良いのかもしれない。(人によってはラピュタのアレと呼んでいたりいなかったり)

シューズは相変わらず「アシックス S4」でしたが、新型「アシックス S4+YOGIRI」が発売されたようでレースシューズの履き替えを検討しています。

グロスタイムは4時間25分26分、ネットタイムは4時間3分49秒でした。

サブ4まで僅か4分届かずという結果になりました。確かに走り込み不足はあったけどもう少し精神的に粘れたらサブ4は死守できたんだと思うと悔しい。気持ちで負けました。

あのとき歩かなければ、あのときトイレに寄らなければ、半袖で走れていたら、ちゃんとDブロック集団でスタートできていたら、スタート前のドタバタがなければ…わずか4分の言い訳を考えだしたらキリがないですが全部が自己責任です。

もっと早く家を出て余裕を持って準備できていれば良かっただけの話。

次回以降の教訓にします。

フルマラソンは挑戦するたび教訓が増える。

14:00頃、もっと座っていたい気持ちを我慢して帰りのバス乗り場の行列へ並びます。

湘南国際マラソン及び関係者の方々ありがとうございました。

今大会の感想と反省

僅か4分に泣いた結果となりましたが、もっと余裕をもってゴールできるようにタイム短縮を意識すればいいのかもしれない。サブ4を達成してからは「サブ4を維持する」ことを目標にしていたけど、少し意識を高めて3時間45分(サブ3.75)を目指そうかと思います。

ちなみに湘南国際マラソンは会場までのアクセスに少々大変な思いをしたので次回参加は無さそうかも。横浜マラソンさいたまマラソンで楽な思いをしてしまったので、アクセスのしやすさはモチベーションにも影響しそうです。

大会Tシャツが欲しいのでリベンジしたい気持ちもあるので、来年はその時の気分で応募の検討をしようかと思います。