こんにちは、アキです。
サブ4目標ランナーでありフルマラソン初心者の私のレース当日の装備・持ち物リストを紹介します。この記事は自分用持ち物リストとしても活用するつもりですが、同じくフルマラソン初心者のランナー達の参考にもなれば幸いです。
紹介する製品の公式サイトリンクは記事ラストにまとめています。
もくじ
フットウェア
もともとワークマンの980円シューズ(アスレシューズライト)から始まったランニングですが、今となっては大会用と練習用でちゃんとランニング用シューズを履き分けています。
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シューズ(大会用)
初サブ4を達成した際は「アシックス S4(エスフォー)」を履きました。フルマラソン参加2回目(横浜マラソン2023)から使用開始しています。
カーボンプレート系の中では安定感やクッション性が高めでカーボン初心者に向いている。サブ4を目指すためのシューズと謳われるだけあって、本当にこのシューズのおかけでサブ4達成できたと言っても過言ではないです。
シューズ(練習用)
サブ4未達成のフルマラソン初参加(富士山マラソン2022)では「アシックス NOVABLAST 3」を履きました。現行モデルはNOVABLAST 4 WIDEです。
カーボンプレート非搭載モデルで高クッション性に優れています。初心者ランナーはタイムよりも怪我なく完走することが優先なので、足への負荷を減らせる高クッション性はピッタリです。サブ4目標のランナーのようにゆっくり長く走るためのシューズとして優れていると思います。
S4を購入後、現在は日常ジョグで使用中。
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ソックス
ソックスは「TABIO レーシングラン・プロ 5本指」を着用。
4時間前後の長丁場となると指同士が擦れて炎症などのトラブルを起こすことがあります。5本指ソックスは足指1本1本を保護できるのでトラブル防止におすすめです。シューズと同じくらい手を抜けない部位なので、評価の高いランニング用ソックスを選びました。
ウェア類
基本的にアシックス、アディダス、ナイキなど定番スポーツメーカーの製品を選んでおけば間違いありません。意外と登山装備を流用できるので、わざわざ用意する必要がない場合もあります。
私はサポートタイツ、下着類、網シャツなどは登山装備を流用しました。
アンダータイツ
アンダータイツには「ワコール CW-X ジェネレーターモデル2.0」を着用。
登山でも活躍しているサポートタイツで、脚への負担軽減やランニングに必要な筋肉の動きをサポートしてくれます。普段は履かずにジョギングしているけど、レース当日は着用しています。
着脱はしにくいけどそれだけ体にフィットということです。筋肉や膝のブレを軽減できるので膝痛が心配なランナーにもおすすめ。レース翌日以降の疲労軽減にもなるそうです。
ランニングパンツ
ランニングパンツは「ミズノ マルチポケットパンツ」を着用。Amazonで1番評価が高かったという理由で選択したけど、実際に評判通りのパンツだったという印象。
ランニングパンツはポケットが充実しているほど便利で、補給食やスマホを収納しても腰回りにフィットするため走っている最中に揺れが気になりません。注意点は、サイズ表記がおかしいためネット購入する際はAmazon試着サービスの利用がおすすめです。
関連Amazon試着サービスPrime Try Before You Buyで大会用ランニングパンツを購入
メインシャツ
私は基本的に大会Tシャツ着用を心がけています。ちゃんと速乾性に優れていてランニングに実用的です。ゼッケン装着など含めて事前用意しておくと当日の準備が楽になります。
ハイカーの方は逆に山小屋Tシャツを着て山好きアピールをしても面白いと思います。大会では着ていてテンションの上がるお気に入りシャツを選びましょう。
登山界隈ではお馴染みの「山が好き酒が好き」の五竜山荘Tシャツを着ているランナーをどの大会でも見かけます。
アンダーシャツ①
アンダーシャツは「ミレー ドライナミックメッシュ ショートスリーブ」を着用。網シャツとも呼ばれていて登山装備としても大活躍している神アイテムです。
秋冬と言えどマラソンでは大量に汗をかくため、濡れたウェアによる汗冷えを対策する必要があります。汗は網シャツを素早く通り抜けて1つ上のレイヤーで給水し、網シャツを挟むことで肌と水分の接触を防ぎます。これにより汗冷えを防止します。
関連登山の汗冷え対策には網シャツ!ミレー ドライナミックメッシュや類似製品すら重宝します
アンダーシャツ②
11月下旬(富士山マラソン)では長袖アンダーシャツを網シャツの上に追加で着用しました。10月下旬(横浜マラソン)では不要でしたが、当日の天候や気温よっては必要になるかもしれません。
登山で使用している「モンベル ジオライン M.W.ラウンドネックシャツ 」や、仕事用に使用している中華メーカーの「コンプレッションシャツ」を着用してみたけど、まだ長袖アンダーシャツの最適解に辿り着けていません。
今後もいろいろ試したいところ。
キャップ
キャップは「アンダーアーマー UAアイソチル ローンチ ラン キャップ」を着用。ランニング用の帽子に関しては、走っていて簡単に脱げないフィットしたものであれば何でもいいと思います。
晴れていると日差しや紫外線が気になるので着用がおすすめです。逆に厳冬期で気温が低い場合は、被り物などが防寒性があって有用かもしれない。
防寒グッズ
走っている最中は暑いものですが、秋冬の大会ではスタート前〜序盤まで冷えてしまうのでグローブや上着など防寒対策が必要です。晴れていれば紫外線対策にサングラスも欲しいところ。
グローブ
グローブは「モンベル トレールアクショングローブ」を着用。雪山登山でのインナーグローブに用意しているものを流用しています。
11月下旬の大会(富士山マラソン)にて着用したところ、中盤で暑くなって外すことがあったけど、終盤には再び着用していました。11月以降であれば手が冷えるので何かしらのグローブの用意をおすすめします。(10月下旬の大会では不要だった)
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腹巻き
11月下旬の大会(富士山マラソン)にて、お腹の冷えを警戒して腹巻き(モンベル ジオライン EXP.ウエストウォーマー)を着用。シャツ3枚を重ね着した上に腹巻きはさすがに暑すぎるかと思ったけど、それでも寒さを感じる場面があったので過剰ではなかったです。
初心者ランナーにとってフルマラソン完走は4〜6時間という長丁場になるので、走っている最中にお腹がピーピーになってしまう可能性もあります。体調管理におすすめです。
OPPランナーにおすすめします。
防寒具
防寒具と雨具を兼ねた「使い捨て レインポンチョ」を着用。
荷物を預けてスタート位置へ移動、開会式が行われてスタートまで待機、走り始めてから体が温まるまでは有に1時間以上はかかります。その間はとにかく冷えるため上着が欲しいところ。
寒さを我慢していると体調に影響が出てしまいます。使い捨てレインポンチョを1枚羽織っているだけでも体感温度は違うのでおすすめです。レース中のエイド(給水地点)にはゴミ箱があるので、体が温まってきたら捨てます。
ゼッケンを確認できる透明度の高い上着である必要があるので注意です。
補助アイテム
必須ではないけど、個人的に用意しておいて便利だった補助アイテムを紹介します。
スマートウォッチ
スマートウォッチは「Apple Watch SE(第2世代)」を使用。
走っている最中はナイキランアプリを使用して1km平均タイム・経過タイムを確認しています。無くても走れるけどペース管理をしたいなら必須です。Apple Watchから音楽を飛ばせるので、音楽を聴きたいランナーはイヤホンと連携してもよし。
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1つ目は画面が割れてタッチが効かなくなったので2つ目を追加購入。ここで第1世代から第2世代に変わっています。ランニング用の腕時計といえばガーミンが定番ですが、普段使いが便利(iPhoneとの連携)なのでApple Watchを愛用しています。
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スマートフォン
邪魔になるけどスマホ(現在はiPhone 15 Pro)を持って走っています。
音楽やランニングアプリならApple Watch単体で完結できるけど、ブログ用の写真撮影のためにはスマホカメラが必要なんです。せっかくの大会なので何かしらの写真や映像を残したいので嵩張ってもスマホを持って走ります。
大会専属カメラマンによる公式写真を購入できるので、無理に自分で撮影をする必要はありません。ブログ、YouTube、SNSへ載せるつもりがないのであればスマホは邪魔なだけです。
逆にスマートウォッチを使用していないランナーは、スマホでランアプリや音楽を活用してもいいですね。
ウエストポーチ
ウエストポーチに「SPIBELT LARGE」を着用。
ランニングパンツの収納ポケットだけで十分足りているんだけど、あんまりポケットに詰め込みすぎても走っている最中にパンツがズレ落ちないか心配なので、出番の少ない予備の補給食をウエストポーチへ逃しています。
体の保護グッズ
4時間も走り続けていると体のトラブルを起こします。服や肌の摩擦によって炎症を起こしたり、足指や爪にトラブルが起きたりします。痛くて走れなくなる可能性があるので予めできるだけの保護はしておきます。
かかとの靴ずれ対策にキズパワーパッドも用意しているけど、まだ出番はありません。靴下やシューズが自分に合っているおかげでしょうか。
テーピング
足指の保護に「ニチバン バトルウィン カラーテーピングテープ 12mm」を使用しています。
レース時は足指1本ずつテーピングを巻いて保護して、その上で5本指ソックスを履いておくと摩擦を防いで爪剥がれ、足マメ等のトラブル防止になります。
ワセリン
摩擦による炎症防止のために「ヴァセリン ピュアスキンジェリー」を使用しています。
体の中で摩擦のある部位に塗っておくことで滑りが良くなります。機械的なもので例えるとグリース(潤滑油)みたいなもので、股や脇、服が擦れてしまう箇所におすすめ。
ニップレス
乳首の保護に「ケラッタ 男性用ニップレス」を使用しています。
ウェアとの摩擦により乳首から出血するというケースがあるためニップレスで保護をします。これも登山用に用意してあったものを使用しました。万が一、忘れてしまってもテーピングや絆創膏を貼ってやり過ごせます。
テーピングは剥がすときに痛いので注意(実体験済み)
携行補給食
よく「10kmでエナジージェル1つ必要」と見かけますが、それはタイムの速いランナーの基準なんだと実感しました。初心者は4時間以上をかけて完走するので時間が長い分、補給食も多めに必要になります。
ソフトフラスク
走りながらでもチビチビ水分補給できるように「SALOMON ソフトフラスク 150ml」へアクエリアスを入れて2本携行しました。
エイドでも水分補給はできるけど富士山マラソンでは脱水症状を経験したので、ソフトフラスク2本(300ml)を携行しているだけでも安心感が違います。手に持ちながらでも違和感のないサイズ感で、走りながらチビチビと飲めるのでおすすめ。
エナジージェルなど混ぜておけば、ゴミを出さず効率よくエネルギー補給も可能です。
エナジージェル
初参加したフルマラソンではエナジージェルは「WINZONE」を選びました。ドロドロのジェル状なので手に付きやすくベタベタして気になるので注意。袋の切れ端や、飲み終わったゴミから手に付くので微妙でした。
2回目以降は人気の「メダリスト」へ変更しました。こちらは固形のゼリー状なので、袋を開けてもギュッと押し出さないと出てきません。ゼリーに触れてしまえばベタベタしますが、手への付きやすさでいうとWINZONEよりはマシ。
私は7〜8km毎に摂取する計算でエナジージェル6個(1個は予備)を準備。エイドでは可能な限りバナナを食べるように心がけていますが、御守りに「スポーツようかん」も携行します。
レース終盤ではカフェイン入のメダリスト(コーヒー味)で追い込みをかけます。
アミノ酸
レース直前と中盤・終盤にはアミノ酸として「メダリスト アミノダイレクト5500」を摂取します。アミノ酸は筋力の持久力が上がるため登山界隈ではドーピングと呼ばれるほどで、私も登山では大変お世話になっています。
登山ではアミノバイタルシリーズを愛用していますが、フルマラソン用にはメダリストシリーズのアミノ酸を選んでみました。大会当日だけ飲むよりは普段の練習時から疲労回復などを意識してアミノ酸の摂取が推奨されています。
塩熱サプリメント
塩分・電解質の補給に「ミドリ安全 塩熱サプリ ソーダ味」を携行しています。
長時間を走り続けていると糖分やアミノ酸だけでなく塩分・電解質の補給も重要になります。不足してくると足攣りの症状が出るので、定期的な塩熱サプリの補給が必要です。私はまだ足攣りの経験はないので塩熱サプリの効果が出ている気がします。引き続き補給を心がけていきたいです。
ちなみのこの商品は5km毎に1粒ペースでの摂取が推奨されており、フルマラソンでは予備含めて10粒くらい小分けにして携行しておけば嵩張りません。
装備・持ち物リストまとめ
以上がサブ4目標レベルであるフルマラソン初心者の私の持ち物リストです。あくまでも参考程度にして自分に合うものを選んでくださいね。
ゼッケン等を事前郵送で用意している場合は、当日忘れないように気をつけましょうね!
最後に紹介した製品の公式サイトリンク集です。
公式製品ページリンク集です
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