こんにちは、アキです。
2020年1月箱根駅伝で話題になった”ピンク色の厚底シューズ”が記憶に新しい中、ワークマンからもコスパ抜群の厚底シューズ、「アスレシューズハイバウンス」が登場しました。
なんと1,900円というコスパの良さ。さすがワークマン。当然ながら人気商品となり品切れ続出のようでしたが運良く入手できました。
さっそく試しにランニング用に履いてみた感想です。
話題の厚底シューズの登場
ATHLE(アスレ) シューズシリーズ
ワークマン独自の高反発ソール「BounceTECH」(バウンステック)を搭載したスポーツモデル
- サイズ/24.5~28cm(0.5cmきざみ27.5cm除く)
- 分子レベルから開発したワークマンオリジナル「BounceTECH」(バウンステック)を搭載した高反発ソール
- 靴底に全面ラバーを使用し滑りにくい
素材/ポリエステル・ポリウレタン・EVA・合成ゴム
アスレシューズシリーズの上位モデルとして登場。(ハイバウンス以外にはライト、ウォッシャブル、NEOなどの計4種があります。)
僕はこれまで980円の「アスレシューズライト」を履いてランニングしていたけど、ランニングするには困ったことがないレベルだったので安くてもそれなりに信頼がある。
ハイバウンスの目玉はバウンステックの搭載。履いた段階で自重だけでグニャッと足が沈む、このワークマン独自の高反発ソールがランニングでどれほどの効果を発揮するのか。
そして1,900円だとは思わせないデザインで、通気性も優れている。
滑りにくいとされる全面ラバーの靴底。
雨の日のランニングに良さそう。(雨じゃ走らないけど)
履き口が平ゴムっぽい独特な感じになっていて、使用回数が増えるとゴムがヘタってきそうな印象もある。今のところフィット感は良い。
僕の欲しかった27.5cmがなかったので、試しに27cmを試着してみたら意外とジャストサイズでした。買おうと思っているサイズよりもワンサイズ下を選んだ方がいいかもしれない。それでもつま先が幅広になっていて余裕が残るくらいのサイズ感。
ここまでは「低価格なのにクオリティが高い」と好印象でしたが、やはり細部まで見てしまうとクオリティは落ちる。とくにソール部分の塗装がめちゃくちゃ雑である。イエローのカラーリングが遠目に見ると良いアクセントになっているが、よく見ると塗装が下手くそです。これなら塗らんくても良かったんじゃないかな。
そういう意味では、変に塗装されていないブラックを購入した方が良かった。
まあ1,900円なので文句は言えない。むしろ頑張っている方だと思います。
ハイバウンスで走ってみた感想
この投稿をInstagramで見る
ハイバウンスで走ってみて感じたのが“違和感”です。それも悪い方の違和感。
普段と同じ感覚で走っていただけなのに、ソールの硬さが変わるだけでこうもペースが乱れるかってくらいバテました。高反発ソールで足が沈み込むことで力の使い方が変わり疲れやすくなるのだと思う。変に力むというか。
慣れの問題もあるだろうけど、僕レベルじゃ変化に対応できずにペースを乱されてバテたという結果になってしまった。
アスレシューズライトの方が走りやすい
走りにくいと感じた原因は1つ。沈み込むクッション性が足に優しくていいけど、沈み込みが強いせいで推進力が殺されている気がする。沈み込みから次の一歩を踏み出すのに余計なエネルギーを使っている。反発力が弱いのかな。
履き慣れたアスレシューズライトは薄くて硬いソールだけど、沈み込みがなく次の一歩がハイバウンスよりも楽である。足裏で捉えた路面情報を直に感じることができるのもメリットかもしれない。ただ厚ければいいわけではない。
ハイバウンスは片足約240gと軽量と軽量であるが、アスレシューズライトは片足約150gと更に軽量です。まさにケタ違いの軽さ。軽いは正義です。
あくまでも「厚底クッション」なだけであって、スポーツメーカーの取り扱っているランニング用厚底シューズのような「推進力」がないので、ハイバウンスにはタイムの短縮などは期待しない方がいい。
ランニングにおいてはアスレシューズライトの方が走りやすいという感想でした。(10kmも走らないような僕の個人的な感想なので注意です。10km、20kmと長距離になってくればまた走り心地が違ってくるかもしれません。)
300km走ったアスレシューズライトです。コスパ抜群。
ちなみにアスレシューズライトも買ったままだと頼りない部分も多い。980円なのでクオリティには限界がある。ほどよい締め付けが欲しくて靴紐を「キャタピラン」に、ソールを「ソフソール エアープラス」に交換しています。実際には980円じゃないので悪しからず。これくらいのクッションで丁度いい。