10年間愛用したG-SHOCKをNATO風バンドに交換した結果、純正バンドに戻した理由とは?

G-SHOCKバンド交換

こんにちは、アキです

かれこれ10年間使い続けているG-SHOCKのバンド交換をしたという記事です。

僕の好きなGショックはやはりスピードモデルでお馴染みの5000/5600系です。「原点を継ぐもの」というだけあってオーソドックスなデザインのGショック。映画「スピード」(1994年)にて主演キアヌ・リーブスが使用していたことから世界的に人気な“スピードモデル”となっています。

5000/5600系はモデルが豊富で、安くて5,000円台から手に入り、電波ソーラー対応のモデルもあって実用的です。

”スピードモデル”に代表されるG-SHOCK・5000/5600系 全機種 | カシオ公式通販

10年間使用したG-SHOCKの現状

G-SHOCKのベルト交換

僕の普段使いしているGショックはGW-M5610B-1JFというモデル。バンドやベゼル表面が少しテカテカした光沢素材で、ブラックがベースだけど文字盤やロゴがグリーンなところがお気に入りポイント。グリーン系のGショックが欲しかったけど、仕事用ということもあって派手すぎないモデルを探したらこちらのモデルに辿り着いた。

購入から10年も経つと見ての通り傷だらけです。仕事では機械設備内に手を突っ込んだり、時には登山用として、そして着けたままお風呂に入ったりもする。常に僕の左腕にいたのがこのGショック。

もちろんデザインだけでなく「電波ソーラー」なところが最重要ポイント。身につける腕時計には1秒単位で正確な時間を刻んでいて欲しい。そして10年間ずっと電池交換や充電の必要のなかったタフソーラーは本当にタフで、蛍光灯やLEDライトの明かりでも充電される。

 

G-SHOCKのベルト交換

とくに気になっていたのが光沢バンドの劣化。表面がテカテカ素材(エナメルっぽい感じ)なので、コーティングが剥がれて汚くなっていた。10年も酷使すれば当然だろうけど、登山や運動で汗まみれになったときは装着したままお風呂へ入ったり、石鹸の泡に漬けておいたりしたのも劣化の原因かもしれない。

 

G-SHOCKのベルト交換

傷だけならむしろカッコよくていい。ボロボロに使い込んでこそのGショック。でも表面のコーティングがぽろぽろと剥がれ落ちてくるのはちょっと駄目だ。このまま使い続けることに限界を感じた。しかしバンドが切れるような様子は一切ないところがさすがGショックだと思う。

 

G-SHOCKのベルト交換

本体には異常はなく、買い替えの必要はないため交換用バンドを購入。純正バンドと少し悩んだが選んだのはNATO風バンド。ナイロン素材で、純正(合成樹脂)やレザーなどにはない少しお洒落な雰囲気。手入れが必要になるが、汗を吸い込むことで肌荒れがしにくいのもメリット。

純正ではないけど5000/5600用のNATO風ベルトを見つけたので試してみたくなった。

 

 

NATO風ベルトに交換してみた

G-SHOCKのベルト交換

外さなくてもバンド交換はできるけど、作業しやすくなるので僕はベゼルを取り外しました。ついでにベゼル内側や隙間の汚れも掃除できるので一緒にやってしまおうという魂胆です。(ベゼルを外すには精密ドライバーが必要です。)

 

G-SHOCKのベルト交換

ベゼルを外すと時計本体が姿を現すが、これがまたチプカシそっくり。むしろチプカシにベゼルを被せたらGショックになるのではないかと思ってしまう。そんなチプカシも1,000円で手に入り、腕時計としても有能である。カシオの腕時計の安心感は異常。

チプカシと言えばビ◯ラディン(ア◯カイダ)の話が有名なところだけど、僕としてはプリズン・ブレイク(シーズン3)のソーナ刑務所でマイケルスコフィールドが使用していたのが好き。

 

G-SHOCKのベルト交換

バンドの接続の隙間にピンが見えています。こいつを外すだけです。ピンはバネで伸縮する構造なので、押さえて縮めた状態にすれば外れます。

 

G-SHOCKのベルト交換

G-SHOCKのベルト交換

バンド交換に必要な専用工具や新品のピンは付属していたので、とくに追加で準備するものはない。一見、精密ドライバーに見えるけど先端が二股になった専用工具。これが「ピン外し」です。新品のピンは計3本が付属。ピューンと飛んでいってしまう可能性を考慮しての予備が1本だろう。

このピン外しを使用して上手いことピンを取り外します。

 

G-SHOCKのベルト交換

バンドを取り外したGショックに、NATO風バンドを通すアタッチメントを取り付けます。取り付け方は外す方法の逆の手順。付くようにしか付かないので細かな説明はしません。ピンがピョーンと飛んでいかないように注意するくらい。

 

G-SHOCKのベルト交換

取り付け後はこんな感じで、あとはバンドを通すだけ。ですが僕の場合はここでベゼルを戻してしまいます。

 

G-SHOCKのベルト交換

まずバンドをこう通す(語彙力)

 

G-SHOCKのベルト交換

残った部分をこうやって通す(語彙力)

 

G-SHOCKのベルト交換

腕に着けて完成。控えめに言って格好良くなった気がする。(ただ新鮮なだけかも)バンドが少し長めなのでウェアの袖の上に付ける余裕もある。Gショックには登山向けの機能はないのでそういう付け方はしないと思うけど。

 

G-SHOCKのベルト交換

文字盤とロゴのグリーンと、カーキのバンドが見事にマッチしてミリタリー感が溢れ出ている。カラー選択は間違いなかった。ちなみに右側はNATO風バンドに交換したチプカシで、主に資格試験で机に置くための腕時計として使っています。

ベゼルをカーキに交換するのもアリだけど仕事用としては派手になってしまうので却下。

 

G-SHOCKのベルト交換

バンドの性質上、本体と腕との隙間に厚みが出てしまうことに気が付いた。そのせいで少しゴツくなってしまった。Gショックの中でも5000/5600系は小ぶりでスマートなのが特徴ですが、ゴツくなってしまうのはなんか違う。交換して早々に失敗した感が否めない。

見た感じだけなら格好良くていいんだけど、でもゴツくて実用性が落ちるんだよなぁ。見た目だけは本当気に入ったんだけど実に惜しい。

 

 

やっぱり純正ベルトに落ち着いた

G-SHOCKのベルト交換

やっぱり仕事用としてメインで使っているGショックなのでゴツくなるのは勘弁。結局のところ、NATO風バンドに交換した後は少しだけ眺めて一回も使用しなかった。カシオ純正の樹脂バンドを購入して交換しちゃいました。純正バンドが届くまでの期間はチプカシを仕事で使用。

本当、NATO風バンドは見た目だけは格好良かったです。見た目だけは。

ちなみに、ベゼルは光沢素材のままなのでマッドな純正ベルトとの境界がはっきりとして違和感がある。しっかり見ないと気が付かないし、これはこれでアクセントになって良いかも。

 

G-SHOCKのベルト交換

見た目だけならマジでカッコいいのでGショックをNATO風バンドに交換してみてはどうでしょうか。おすすめです。見た目だけはね(何度でも言うよ)

今回、Amazonでベルトを見ていて種類やカラーがけっこう豊富なことを知りました。劣化や破損時の交換だけじゃなくても、純粋に着せ替えとして楽しめそうですね。

 

ついでに登山用にトリプルセンサーを体験してみたくて腕時計を1つお試し購入。