“山と高原地図” アプリ解説、スマホをGPSマップにして登山しよう!

山と高原地図iPhoneアプリ

こんにちは、アキです。

愛用している “山と高原地図” のアプリの紹介と使い方などを解説します。

これほんと便利なんですよ。電波が圏外でもGPSは繋がるので機内モードにしながらでもGPSナビとして山の中で使えます。圏外エリアを登山中でも自分の位置が確認できておすすめです。

似たようなGPSマップアプリは他にも割りとあります。ただ使い慣れた “山と高原地図” がそのままGPSマップになるのが良いんですよね。

お馴染みの登山マップ、MAPPLE “山と高原地図”

ドライブから観光までガイドマップでお馴染みのMAPPLEさんから発売されている “山と高原地図” 。登山する人ならこの地図を使用している人は多いはず。僕もいくつかの地図を購入しています。とても見やすく、ルートの標準タイムや、水場、山小屋、鎖場などの詳細まで記載されています。とても便利です。

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山と高原地図アプリ – 登山・ハイキング向けGPSマップ

そんなハイカーに親しみのあるMAPPLEさんの “山と高原地図” がスマホアプリでもリリースされています。これがさらに便利なんです。

全59点が圏外でも使える!

圏外でも使用するためにはまず「地図」そのものを予め登山前にダウンロード購入する必要があります。有料なんです。すでに紙の地図を購入していてもダウンロードデータは別途購入が必要なので気をつけて下さい。(公式では紙の地図との兼用を推奨しています。バッテリーの関係ですね。)

紙の地図の「山と高原地図」全59点がアプリ化されていて全国1,500の名山に対応しています。

サンプルとして『高尾山』の地図データが無料でダウンロードできますよ。

歩いたルートの記録ができる

これは僕は使用していませんが、自分の歩いたルートを記録することもできます。細かく登山記録を管理したい人に向いているかと。

あとは記録したルートを「ヤマレコ」に投稿することもできるようです。

“山と高原地図” アプリの使い方解説

地図をダウンロード購入しよう!

アプリをダウンロード後の地図データ購入の流れです。

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↑アプリを起動したらこの画面になるので、まずは「地図を選ぶ」を選択します。購入した地図を見るのも、購入画面へ進むものここからです。

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「地図を選ぶ」を選択したらこの画面になります。表示された地図はすでに購入済みの地図データですね。そして下の方にある「地図の購入・ダウンロード」から購入画面へ進みます。

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↑購入画面です。全59点の地図データが表示されて、一番上に無料でダウンロードできる『高尾山』の地図データがあります。欲しい地図を探して購入しましょう。

“山と高原地図” アプリを使ってみた

先日の富士登山にてふと思い出してブログ用にスクショを撮りました。

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↑地図を開いてその範囲内に自分がいると地図上に自分の現在位置が表示されます。便利ですよね。コースを外れていないか確認もできます。

こうやってスクショを撮っておくと、何時にどの辺りに居たという記録にもなりますね。16時48分に七合目で休憩しています。

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↑18時21分には九合目にて休憩中。この時点で機内モードにしているけど問題なくGPSは使えています。バッテリー節約のためにも機内モードはおすすめ。

有料マップなので公開はここまでにしておきます。ご了承を。

使って感じたデメリット

非常に便利なんだけど、良くない点もあったりします。

  • 自分の現在位置が分かるために何度もスマホ画面を見てしまうこと。登山中に限らず「歩きスマホ」が危険なのはご存知かと。そしてバテ始めると「あとどの位だろう?」「もう半分は来たかな?」なんて何度も現在位置を確認してしまうかもしれません。
  • バッテリーの消耗問題。バッテリーが切れたら現在位置どころか地図自体も見れません。公式の推奨通り紙の “山と高原地図” も常備しておきましょう。
  • 対応していないコースも多い。当然ですが “山と高原地図” に無いコースでは使えません。マイナーだけど地味に人気な山とかありますよね。僕も地元でトレーニングに使える山が対象外です。ご注意を。

まとめ:初めての山では心強い

初めて登るコースだと非常に心強いです。コースを外れていないかとか、分岐を間違えていないか等がすぐに分かります。

見慣れた “山と高原地図” 上に表示されるのも安心感が強い。

もしスマホを持て余している方は使ってみてはどうでしょう?登山がより安全になります。

なによりも圏外の山でもiPhone便利すぎ(笑)GPSマップを始め、簡易ライト、コンパス、予め保存してあれば動画・音楽・読書などの暇つぶし用アプリ。

ということで、最低でも紙の地図を持って登山しましょうね。っていう話です。