こんにちは、アキです。
K&F Concept様より『軽量トラベル三脚 B210』を提供していただきましたので、スペック詳細や使用感などを紹介します。こちらの三脚は携行に便利な小型軽量のカーボン三脚なので、実際に登山に携行してみました。
もくじ
軽量トラベル三脚 B210について
「軽量トラベル三脚 B210」は軽量コンパクトで旅行や登山で携行しやすく、カーボンの優れた剛性により実用性も兼ね備えたトラベル三脚です。
下記は主要スペック。
全伸高(EVあり) | 120cm(155cm) |
最低高 | 50cm |
パイプ径 | 22/19/16/13/10mm(全5段) |
自重 | 1.1kg |
最大耐荷重 | 5kg |
収納時の長さ | 36cm |
素材 | カーボン |
雲台 | KF-25(ボール径25mm) |
その他機能 | 一脚に変形可能、ナットロック式 |
付属品 | 専用ケース、ショルダーベルト、六角レンチ |
カーボン三脚が約一万円で入手できる
まずカーボン三脚が約一万円で入手できるのが一番のポイント。このクラスのカーボントラベル三脚としては驚きの安さですよ。(※公式サイトでクーポン使用)
三脚だけでなくショルダーベルト付きの専用ケース、ボール径25mmの自由雲台、クイックシューも付属したセット内容。登山や旅行の準備に追われていても、これ1つ購入しておけばすぐにでも三脚撮影の環境が整います。
“軽量コンパクト”と言ってもスマホやコンデジなら上出来なクラスの三脚で、フルサイズ一眼では昨今の主流であるミラーレスであれば実用できる三脚です。
1.1kgの小型軽量でも高さはアイレベル
実際に脚やセンターポールを最大まで伸ばすと155cmという十分なアイレベルになります。僕の愛用している登山用トラベラー三脚(写真右:GITZO GT2545T)とほぼ同等の高さ。
脚の細さから振動や風によるブレが不安要素となるが、カーボンの剛性を考慮すると三脚としてのポテンシャルは高い。スマホ・コンデジ等の軽量カメラや、屋内での撮影などでは実用的だと思います。
ボール径25mmの自由雲台が付属
付属雲台の『KF-25』は重量205g、ボール径25mmの自由雲台はクイックシューが付属しており、もちろんアルカスイス互換なので運用しやすい。
僕も登山時の小型軽量な雲台をいくつか使ってきましたが、フルサイズミラーレスを使用する上でボール径30mmでも十分な固定力を得られることが分かっているので、25mmサイズの自由雲台でもかなり実用性があります。
不安であればワンサイズ大きめの雲台に交換するのもアリです。
脚を取り外して一脚として使用可能
脚を1本取り外して一脚として使用可能。これはK&F Concept製の三脚によく見られる機能ですね。以前、提供していただいたアルミ三脚でもできました。
脚を外した上で、センターポールも接続すれば長さを拡張できます。
一脚形態では最大159cmとなり高身長な方でも実用的な高さではないでしょうか。身長171cmの僕が持った限りではアイレベルを超えました。
一脚としての使用であれば脚の細さは然程気にならないかと思います。
実際に使用してみた感想
実際に「軽量トラベル三脚 B210」を携行して登山をしてきました。
滝のスローシャッター撮影
登山中に見つけた滝にてスローシャッターに挑戦。
スローシャッター時は脚の細さが不安だったので2段目までしか使用していません。使用カメラの重量、撮影状況によって臨機応変に使い分けましょう。
センターポールにはエンドフックが付いているので、同じくK&F Concept製『磁気レンズフィルター ND1000+CPL+MCUVセット』のポーチをぶら下げています。
長秒露光に便利なセットです。
三脚がないと撮影できない世界。
使用カメラは、
昼間であれば三脚は不要かと思いがちだけど、水流を綺麗に撮影したい場合は三脚が必需品となるので、軽量コンパクトな三脚があるだけで撮影の幅が広がります。
長秒露光は3段までが安定する
脚パイプ径を測ってみると上から22/19/16/13/10mmでした。
5段目は10mmという細さで、カーボン三脚と言えど力を加えれば簡単にしなる。
スマホやコンデジなどの軽量カメラであれば5段目まで出しての使用でも安定するかもしれないけど、一眼クラスや大きめなレンズを使用する際は振動しやすくなります。もちろん風でも振動しやすくなるので注意。
よほど高さが欲しい場面でなければ、基本的には3段目くらいまでにしておけば安定します。軽量コンパクトな三脚でも工夫して使いこなせば万能三脚になりますよ。
サブ三脚にも丁度いい
フルサイズ一眼を使用する僕としては22mm径の三脚は選択肢に入らないクラスの三脚。
しかしコンパクトなのでザックに収納できるし、荷物が多ければ外側に固定することも容易なので、登山での“サブ三脚”として重宝しそうです。フルサイズ一眼2台体制、コンデジでタイムラプス撮影など捗りそう。
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