一眼レフカメラのセンサー汚れやゴミを除去するクリーニング方法まとめ

こんにちは、アキです。

最近、一眼レフカメラのイメージセンサーの汚れを自分でクリーニングしてみました。意外にも簡単でしたが、まだ練習が必要かと思いました。

そんなセンサークリーニングの方法は、サービスセンターに持ち込んだり、自分で清掃したり様々な方法があるので少しまとめてみました。

メーカーのサービスセンターに持ち込む方法

メーカーごとのサービスセンターでプロの方にセンサー清掃をしてもらう方法が一番確実です。主要メーカーの清掃サービスを紹介します。

ニコンのセンサー清掃の場合

ニコンサービスセンターでのセンサー清掃の料金は税抜2,000円で、保証期間内であれば無料です。

サービスセンターに直接持ち込めば1時間ほどでセンサークリーニングは完了します。ニコンサービスセンターは銀座、新宿、名古屋、大阪の4店舗しかないので注意です。

サービスセンターへの送付する場合は、「自分で梱包して送付する方法」と「ニコンピックアップサービス」の二つの方法があります。

前者はインターネットで申し込んでから自分でカメラを梱包して送付する方法です。ニコンピックアップサービスは単純に「引き取りサービス」です。無料で引き取りできます。

僕が以前ニコンピックアップサービスを利用した時は、配送業者が家に尋ねてくるのでカメラと申込書を渡すだけで後は全て配送業者が手配してくれていました。地域によって違うかも。

プレミアム会員であれば10%割引でセンサー清掃が税抜1,800円になり、ピックアップサービスも無料なので急ぎではない方におすすめです。

センサー清掃の期間は見積もりでは2週間程と知らされますが、経験上では一週間もかからずに返って来ています。

キヤノンのセンサー清掃の場合

キャノンの持ち込み可能なサービスセンターは札幌、銀座、新宿、名古屋、大阪、福岡と6店舗あります。

調べてみたらキヤノンは2016年7月20日にセンサー清掃のサービスを終了しています。現在のキヤノンサービスセンターでセンサー清掃をして貰う方法は安心メンテ スタンダードを利用することです。

このサービスの料金は税込3,240円で8種のメンテナンスを行ってくれます。メンテナンス内容は、

① ボディ外観清掃
② ミラーボックス内清掃
③ 操作部点検
④ 通信部点検
⑤ 表示部点検
⑥ 簡易撮影
⑦ センサー清掃
⑧ ファームアップ

これだけ詰め込まれていれば、センサー清掃単体のサービスよりも安い気もします。

キヤノンにも「引き取りサービス」がありますが、利用料金が追加で税込1,620円かかります。

 

自分でセンサー清掃できる6つの方法

探してみると自分でセンサー清掃をすることのできるアイテムなどが販売されています。サービスセンターに頼らずに自分でセンサー清掃ができる方法をまとめました。

① カメラの「ダストクリーニング」の機能でホコリの除去

多くのカメラには機能として「ダストクリーニング」があると思います。

Nikon D610の場合

これはイメージセンサーを微振動させて付着したホコリを落とすという機能です。落ちやすいホコリであればダストクリーニング機能で落とせます。

撮影中ふとした時にダストクリーニング機能を使っておくと、付着したばかりのホコリは落ちているかもしれません。気休め程度かと思いますが。

②「ブロアー」でホコリを吹き飛ばす方法

ブロアーを使いセンサーに付着したゴミを飛ばす方法です。軽めのゴミであれば簡単に飛んで行くこともあります。これで飛ばせてしまえば一番助かります。

ブロアーのノズル先端がイメージセンサーに接触しないように気をつけてくださいね。

あとは普段からカメラ本体やレンズのホコリも飛ばして置くこと。とくにカメラとレンズの設置部分の周辺は、レンズ交換の前にホコリを飛ばしておけばホコリの混入が減ると思います。

③ 風でホコリを吸い上げる「風神」

こちらの「風神」はレンズの代わりに装着することができ、電動ファンにより空気を排出することでカメラ内部のホコリを吸い上げてくれます。吸い上げたホコリはフィルターでキャッチされます。

もちろんカメラに対応したマウントでなければ装着ができないので、購入の際はマウントに注意してください。

④ ホコリを粘着キャッチ「ペンタ棒」

通称「ペンタ棒」でお馴染みかと思います。これは手軽ながらかなりのホコリの除去能力を持っています。

棒の先端のオレンジ部分はグミのような粘着性があり、イメージセンサーをペタペタすることでホコリをキャッチします。風で吹き飛ばせないホコリでも粘着キャッチできてしまうので強力です。

キャッチしたグミ部分の汚れは、付属の粘着シートでペタペタすると綺麗に取り除けます。

ペンタ棒は手軽で強力なので愛用者も多いはずです。

僕もペンタ棒を愛用していたけど少しトラウマがあります。

ある日、僕はいつものようにペンタ棒を使ったところ…グミの粘着成分がイメージセンサーに「べちょっ」と残ってしまいました。あれは絶望でした。血の気が引いた。泣く泣くサービスセンターへ送りましたよ。

原因としては何だったんだろう。夏の暑さで粘着部分がとろけていたのかな。それ以来は怖くてペンタ棒は使えません。普段から見えていなくてもノリのような粘着成分がセンサーに付着しているかもしれないです。

僕のようなケースもあるのでペンタ棒を使用する方は注意してください。使い捨てのつもりで毎回買い替えて使用するとか。

⑤ プロも使う道具「Nikon クリーニングキット」

本格的なセンサー清掃ができるのがニコンのクリーニングキットです。

清掃方法はシルボン紙と無水エタノールを使ってセンサーを拭き上げる方法で、ニコンのサービススタッフの方もセンサー清掃に使っているクリーニングキットです。

必要な道具が全て揃っていて、清掃方法を収録したDVDまで付属しています。ニコンサービスセンターでもセンサー清掃の講習会まで行われています。

自分でセンサー清掃する場合、このクリーニングキットを使いこなすことが一番の方法だと思います。

エタノールは付属していないので別途購入してください。

⑥ センサークリーニング専用の「綿棒」

僕が今回、センサー清掃に使用したアイテムはVSGOさんのセンサースワブです。センサークリーニング専用の綿棒だと思ってください。

何が専用なのかというと綿棒の幅がセンサーサイズになっているのです。センサーに沿って横にスーッと拭くだけで簡単、そして拭き跡が残りにくいです。

フルサイズ用

フルサイズ用とAPS-C用とあるので、サイズを間違えないように購入しましょう。

こちらのセンサースワブを使用した記事もチェックしてみてください。

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まとめ:自分でセンサー清掃すると楽になる

プロにセンサークリーニングして貰うことが一番確実ではあるが、サービスセンターが遠かったり、送付するにしても手元にカメラがないと困る場合もある。

なので好きなタイミングに自分でセンサー清掃ができればそれが一番良いのです。センサー清掃できる手段があると捗ると思います。

保証期間内はサービスセンターで無料でセンサー清掃できますが。保証が切れたら自分でセンサー清掃を始めてみるのも手です。

自分でセンサー清掃に挑戦してみてはどうでしょうか。もし失敗したとしても、いつものようにサービスセンターに送り込めば元通りですよ。