こんにちは、アキです。
モンベルマスクこと「ウィックロン ポケマスク」がようやく届きました。登山でお馴染みのアウトドアメーカーの開発した速乾素材の布マスク。5月上旬に抽選販売が行われて9万枚が販売され、1人2枚までの購入が可能でしたが、今のところ再販の発表はありません。
5月7日の応募締め切りから5月12日に当選メールが随時届き、そこからマスクが到着したのは6月19日だったので1ヶ月以上も待たされたことになる。ちなみにアベノマスクも同日に届いた。うちの地域はマスクが届くの遅すぎでしょう。
まだ緊急事態宣言の最中、使い捨てマスクの在庫は少なく高価だったのでモンベルマスクは入手しておきたいと思った。しかし届くまでの間に、水着素材の「ミズノマスク」や、エアリズム素材の「ユニクロマスク」などの登場によって興味がそちらへ向いてしまった感は否めない。
モンベルマスクもう少し早く欲しかった。
モンベル「ウイックロン ポケマスク」
抽選販売なので当選しなくては購入できない。販売枚数9万枚(1人2枚まで)という購入条件でしたが、2枚購入する人がほとんどだとして約5万人くらいの人が当選したことになる。
サイズはS・Mの2サイズから選択が可能。Mサイズは使い捨て不織布マスクくらいのサイズ感なので、顔の小さめな女性や、子供用にはSサイズが合うだろう。
僕は予備も兼ねてMサイズを2枚購入しました。
- 鼻にフィットする芯材と立体構造で呼吸しやすい
- 吸水速乾性に優れた素材で、洗ってもすぐに乾く
- 熱がこもらない生地とソフトな耳ひもで、爽やかな装着感
- お持ちのガーゼなどを挿入できるポケット付き
ポリエステル素材なのでドライ系のシャツなどと同じで、汗を吸いやすかったり洗濯後などの速乾性が高い。折り目のついた立体構造を布マスクで再現。表裏が分かりやすいのが特徴で、モンベルロゴの入った面を外側にして装着すればいい。
ポケットに何も入れずに装着してみた感想は、思っていた以上に柔らかい素材で肌に優しい感じはあるし顔にもよくフィットする。そして布越しにスーハーしてみて「運動時には向いていない」とすぐに判断した。モンベルマスクの速乾性の高さは“通気性”とは別の話になる。
ちゃんとしたアウトドアメーカーの開発した1枚1,200円もする布マスクなので、細部のクオリティがちゃんと高い。素材、縫い付け、ロゴなど何回も洗濯しても耐えられるようになっているはず。モンベルロゴがイイ感じ。
本体をペロンとめくるとポケットへアクセスできる。ここに不織布やガーゼを仕込んではじめて3枚構造マスクとなります。何も入れずにマスク単体で使う分にはフィルター機能がありませんが、ノーマスクよりは意味があると思います。
公式動画の「ウイックロン®ポケマスクの製品説明」では不織布やガーゼ以外にも、代替品としてコーヒーフィルターの使用を紹介しています。
使い捨て不織布マスクとのサイズ比較。モンベルマスクの縦の長さの方が短く見えるが、装着したときのサイズ感には違いはありません。アゴが出てしまうこともない。
開けるつもりもないア○ノマスクとの比較。ア○ノマスクの方は折り目のないタイプでこのサイズ感なので、巷で「小さい」と話題なのも頷けるマスクだ。女性や子供用として寄付するしか使い道がない。
通気性は低いので運動時には注意
運動時や登山時におけるマスク着用は、熱中症や脱水症状の恐れなどがあり「人との距離を確保できればマスクは不要」とまで緩和されているマスク事情。夏季においてはフィルター性能が落ちてもいいから“通気性”を最優先にマスクを選んだ方がいい。
僕がおすすめするのはポリウレタン素材の「ピッタマスク」です。6月に入った今でもランニング時には使用していますが、通気性が高いためかなり呼吸がしやすい。(少し暑さに限界を感じてきているので7〜8月のランニングはピッタマスクでもしんどいかも。)
やはりフィルター性能がだいぶ落ちてしまうが、人との距離を確保できるランニングや登山時にはピッタマスクで十分だと思う。ノーマスクよりは飛沫防止の意味があるし「あの人マスクしてる」という視覚的モラルも保たれる。
登山には冷感ネックゲイターがいいかも
登山時にはワークマンの「冷感ネックゲイター」がいいかもしれない。ランニング用に購入したけどピッタマスクの方が優秀だったので使用していないやつです。
普段は“日焼け防止・虫刺され防止”を兼ねた冷感ネックゲイターとして首に巻き、人とのすれ違いや山小屋などに立ち寄る際だけ口元を覆う使い方でも違うと思う。冷感素材なので首に巻いておけば快適かもしれない。これは梅雨明けの登山時に検証したいと思います。(ちょっとワクワクしてる。)