こんにちは、アキです。
今年は初の中央アルプスや北アルプスへと挑戦する機会があったので登山用ヘルメットを購入したという話です。購入までの経緯をだらだら綴るだけなので先に紹介しておきますが、選んだのはブラックダイヤモンドの「ビジョン」です。
登山ヘルメット導入までの経緯
森林限界を超える山域での登山では岩場を歩くことが多く転倒、滑落、落石などの危険がともなう。もちろん命にも関わってくる問題です。
長野県では岩稜のある中央アルプスや北アルプスなどの一部で「ヘルメット推奨山域」としているので、登山にはヘルメットを携行する必要があります。ノーヘルメットでも罰せられることはないし、強制するものではないですが身の安全のために着用を心がけたいですね。
こちらは宝剣山荘で有料レンタルされているヘルメットです。
今夏登山した中央アルプス「木曽駒ヶ岳」の山域では「宝剣岳」だけヘルメットの着用が推奨されていました。そのため山頂前にある山小屋でレンタルをしてから頂上アタックをすることができ、わざわざヘルメットを購入したり携行しなくても済みました。
このようにアタック時だけ山小屋でレンタルできるケースもありますが問題がひとつあります。
ヘルメットに書かれた「レンタル」の文字が絶望的にダサい。
これを知った僕はマイヘルメットの購入を余儀なくされましたが、ネット注文するも出発前にヘルメットが届かなくて結局レンタルしたというオチ。
ブラックダイヤモンド ビジョンを購入
登山をする3日くらい前に好日山荘にヘルメットを見に行ったんだけど、まさかの展示品のみで唯一置いてあった「S/M」は小さいので1つ大きいサイズを試したかったのに。
急いでいたので仕方がなく欲しかった「M/L」サイズを試着無しでポチりました。
購入したのは「ブラックダイヤモンド ビジョン」です。登山用ヘルメットと言えばブラックダイヤモンドなイメージだったので決めるのは早かった。
カラーはアストラルブルーというよく分からない絶妙な色です。しかもAmazonの写真を見る限り「これってストームブルーじゃね?」って気がするんだけど。でも注文履歴はアストラルブルーなんだけどな。
防災訓練などで触る機会のある白ヘルメットに比べると遥かに軽いです。
2020年に登場したばかりのブラックダイヤモンドで最も堅牢なモデルで、EPPとEPS、2つのフォームにポリカーボネートシェルを組み合わせることで軽量と耐久性の両立をしているそうです。ようするに「すっごい軽くて強いヘルメット」です。
ベンチレーションポートという通気性を考慮された設計なのも高評価です。
北アルプス奥穂高岳で無事にヘルメットデビュー。
試着しないで購入したけどサイズはピッタリで、ヘルメットの下にキャップを着用していても違和感ない。いつもランニングで着用している速乾キャップを使用してみた。
ヘルメット単体でもいいけど、季節によっては汗が気持ち悪くなりそうなのでインナーキャップは用意しておきたい。(ワークマンのやつでいいと思う)
携行方法について
ヘルメットは登山中ずっと着用するわけではなく、必要な場面だけ使用するわけなので、普段はザックに収納しておくことになる。容量に余裕があればザック内に入れてもいいし、ベルトを利用してザックにぶら下げてもいい、携行方法は様々です。
僕は「ヘルメットホルダー」というザックの外側に固定できるアイテムを購入しました。
ザックには容量の余裕がないし、ぶら下げたらぶらんぶらん動くのが気になりそうだし、そこで専用ホルダーがあるのなら話が早いでしょ。
こいつはミレー製だけどZEROPOINTのザックでも問題なく使用可能でした。ミレー以外でも大抵のザックで使えるんじゃないかな。
ヘルメット以外にも何か荷物を固定できるので便利そうですね。自転車の荷台のネット的な感じ。
ヘルメットとセットでの購入をお勧めします。