こんにちは、アキです。
そのうち挑戦したいと考えている“雪山登山デビュー”のために揃えたピッケルの紹介です。
どの雪山へ登るとかまだ具体的なことはノープランだが、まずは装備を揃えておかないことには計画も立てられない。今のところ雪山デビューは北横岳で日帰りハイクかなぁ。
↓2本目を購入しました。(2022年2月追記)
ピッケルの長さと選び方について
ピッケルには種類がありますが、今回は一般縦走用と呼ばれるストレートシャフトです。
選び方を調べてみると用途別に長さを使い分けるようで、中でも意見の多かった「短めのピッケル」が主流だということが分かりました。よく聞く基準として「手に持ったピッケルの先端がくるぶし位の長さが丁度いい」というもの。
ただ、調べれば調べるほど選ぶ長さはケースバイケースだということも理解した。
トレンドの「短め」は別途でストックと使い分ける必要があったり、ストック的な使い方を兼ねて「長め」を使うこともあったり、傾斜がキツければ短い方が使いやすいし、傾斜が緩ければ長めの方が使いやすいし、などと使用スタイルは様々。
ようするに「複数の長さを揃えて登る山に合わせて使い分けろ」という話だ。
そもそも僕はストックは使わない派なので、雪山用にストックも導入したいところだな。いつ頃だろうか、ストックで両手が塞がることが「逆に怖い」ということでストックは持たなくなっていました。
ストック選びも追々進めておこうと思います。
GRIVEL G ZERO 58cm
今回は短めタイプを購入しました。
これから雪山を少しずつ経験してみて、必要に応じて長めタイプもいずれ揃えるかもしれません。
購入したのは「GRIVEL G ZERO」で、シャフトがアルミ製です。
僕のイメージでピッケルと言えばグリベルかブラックダイヤモンドだったので、その二択からグリベルを選ぶことになった。同メーカーの別売りベルトも購入しました。
この製品で最も短いサイズの58cmを選びましたが、「短めピッケル」として考慮するともっと短くても良かったと思う。54cmくらいが理想だったけど無いものは無いのでしょんない。
GRIVEL G ZEROを選ぶ決め手となったのはヘッドプロテクターが付いていたこと。(ヘッドを覆っている黄色いやつ)その上からかぶせるヘッドカバーも付属しています。
これは凍りついたヘッドに手袋や素手が張り付かないようにするプロテクターで、不要であれば取り外しも可能です。気の利いた付属品が付いていたのでお得感を感じました。
スパイク(石突き)にもキャップが付属。
ピッケルをザックに取り付けておく際などにブレード、ピック、スパイクなどの鋭利な部分が剥き出しになっていると危険なので、キャップやカバーが付属しているのはありがたい。
ちなみにGRIVEL G ZEROは人気製品だからなのか新色が3色追加されました。どれもビビットなカラーリングでお洒落ですが、僕には少し派手すぎるので無難なブラックにしました。
スプリングリーシュベルト取り付け
肩掛け式のリーシュベルトを別途購入しました。
カメラで言うところのストラップと同じように落下防止、紛失防止のためにピッケルに装着します。もしも滑落中にピッケルを手放してしまったらアウトだし、登山中に紛失してしまったら滑落の危険などから身動きが取れなくなります。
命を守るという意味でリーシュベルトが必須。
カメラで例えると、付属していたベルトはハンドストラップというレベルでしたが、別途購入した肩掛け式のリーシュベルトは身体に斜め掛けしてがっつり固定します。ラバー入りで伸縮自在なので左右の手で持ち替えたり、登山中の取り回しには支障はない。
ストラップ的な付け方で簡単。
黄色いフープを身体に斜め掛けすれば、もしもピッケルを手放してしまっても身体から離れることはないですね。
ピックやスパイクのキャップも付属しています。
ピッケル本体に付属してきたヘッドカバーの方が確実なので、こちらを使用する予定です。
ザックへの固定方法
ピッケルの携行方法はザックの中へ入れるか、ザックの外側へ括り付けるかのどちらかですが、ピッケルが必要になったときにすぐに準備できるように基本的にはザック外側へ括り付けるものだと思います。
そのために、ほとんどのザックにはピッケルホルダーが常備されています。
僕の手持ちザック3種類にも当然ピッケルホルダーが付いています。
参考動画「モンベル:ピッケルホルダーの使い方」
試しに「OSPREY ケストレル48」へ装着したところ問題はなし。
ただし、リーシュベルトがくちゃくちゃしていて見栄えはイマイチかもしれない。ピッケル単体で括り付けている方がスマートだが、リーシュベルトは必需品なので我慢するしかないな。