音を消せるカワイイ熊鈴を買ってテンションの上がった話。子熊に金棒DX

子熊に金棒DX

こんにちは、アキです。

新しく熊鈴を買いました。「子熊に金棒DX」という熊鈴なんだけど、これがけっこう気に入ったので紹介しちゃおうという回です。

以前から持っていた熊鈴はあんまり使用せずにザックのベルト部のポケットに入れっぱなしにしていたためか、汗やら湿気やらで錆びてしまって使い物にならない状態でした。

5月に入り登山シーズンと同時に熊さんもお目覚めのシーズンなので、熊鈴を新調したという経緯です。

子熊に金棒DX

詳細と使い方

子熊に金棒DX
直径 32mm
全長
(使用時)
120mm
全長
(消音時)
150mm
重量 60g
素材 真鍮(本体)、亜鉛ダイカスト・牛革(フック部)

子熊に金棒DXを見てまず目が行くのがクマの顔。

可愛くないですか?「熊よけ」のための鈴なのに熊好きアピールが凄い(笑)

僕はこのデザインが気に入って選びました。

通常の「子熊に金棒」はフック部はキーチェーン式なのですが、「DX」になると牛革使用により少し豪華になります。作りもかなりしっかりとしていて頑丈。

職人が一つ一つ丹精込めて作り上げているそうです。

このシリーズには大サイズの「熊に金棒」と小サイズの「子熊に金棒」がありますが、僕は程よいサイズ感の小サイズを選んだ。大サイズになると重量95gとなって大きすぎるかなって。

子熊に金棒DX

この熊鈴は消音モードにできる構造になっている。

ねじ込み式になっている「クマの頭」はくるくる回すことで鈴からスポンと抜けます。すると振り子が引き上がり消音モードになります。

子熊に金棒DX
子熊に金棒DX

登山中において熊鈴の音を不快に思うハイカーもいるため、近辺にハイカーがいるなど必要のない場面では消音モードにしたいところです。

他にもバス電車などでの移動中にも消音モードが役立ちます。

子熊に金棒DX
子熊に金棒DX

振り子が引き上がるため消音モードの時は全長が少しだけ長くなります。ぶら下げている分には気にならないレベルです。

登山中は手の届くところに付けておくと切り替えがしやすいですね。

頻繁に付け外しをしたり、ザックへしまうのが面倒くさいのは分かりますが、必要のない場面でも熊鈴をリンリン鳴らしていると周囲のハイカーからひんしゅくを買います。

状況に応じて使用するのにおすすめな熊鈴です。

子熊に金棒DXを下げて歩いてみた

実際に子熊に金棒DXを付けてみたので、その時の動画をまとめました。iPhone撮影なので低質ですがどんな音なのかだいたい伝わると思います。参考までにどうぞ。

 

付ける場所が悪いのか音が止まってしまうこともあります。どこへ取り付けるのが正解なんでしょうね。ザックだと手が届かなくて不便だし。

熊鈴は2個目なのでなんとも言えませんが、僕が聞いた印象としてはけっこう高音の響く鈴だと思いました。小サイズだということも分からないくらい響きます。

ちなみに、鈴の音は高音と低音を同時に鳴らして不協和音にすると効果が高いそうです。

他の熊鈴とか

大サイズの「熊に金棒」は僕には大きすぎるかなと感じたので小にしましたが、サイズが大きくなり音も大きいと思うので心配性な方は大サイズが良いのではないでしょうか。

北海道とか本当に熊が恐ろしい地域では大サイズを選ぶのがいいと思います。

もっと可愛い熊鈴をお探しの方にはこちら。鈴自体がクマの顔で可愛いですよ。

僕は最初これも検討していましたが重量100g超えの大きめサイズなのでやめました。

鈴と同時にラジオも鳴らしておくと効果が高そうですね。最近では鈴の音に耐性のついた熊もいるようですので、人間の声が聞こえるラジオも熊よけに役立ちます。

仲間と登山していて話し相手のいるケースではラジオは必要ないと思います。

ただ、山小屋などで天気予報などの情報収集に使用できるので登山でラジオがあると便利です。

熊鈴が「耳障り」という風潮に思うこと

熊鈴を「うるさい」「耳障り」「効果ない」と険悪感を抱くハイカーも多いということを忘れてはいけない。自然の中で聞こえてくる木擦れの音や鳥の鳴き声を楽しむ人がいたりする。

そもそも「熊よけ」のためではあるが、それ以外の小動物も遠ざけてしまったりと自然観察を楽しむハイカーにとっては鬱陶しく感じるもの。

熊鈴やラジオを使用するのは「登山者の少ない山」に「単独」で入る時などに限定する必要があると思います。この辺りのモラルを頭の中に入れておきたいですね。

ただ僕は鈴の音はまったく不快には感じません。むしろ好きです。

 

 

思ったけど…

 

理解あるはずの人間ですら「うるさい」「耳障り」とげんなりさせてしまうということは、熊鈴の効果は十分に発揮できているんじゃないでしょうかね。そんな人間の何倍もの聴覚を持つ熊にしてみたら喧しくてたまったもんじゃないでしょう。

まとめ:ぼっちハイカーには必須

僕は1人で山に入ることが多いし、ナイトハイクをすることもあるし、下山するまで1人だけだったという登山もあります。そういったケースでは存分にリンリン奏でますよ。

もちろん使用する状況と、使用すべきではない状況も見極めていきます。

熊鈴の他にも、ラジオやホイッスル等も常備するのをおすすめします。ホイッスルに関しては緊急時にも役立ちますからね。

新しく買った熊鈴が可愛くて気に入ったという話でした。