南アルプスでのテント泊体験レビュー|初心者向けウェアおすすめガイド

こんにちは、アキです。

秋の南アルプス北岳にで2泊3日のテント泊登山をしてみて、使用したウェアやこれから揃えたいと思ったウェア類の紹介をします。

南アルプスのテント泊で活躍したウェア類

僕の普段使用しているウェア類を紹介します。

登山中の行動着

行動着はすでに各々で好みのウェアを揃えていると思うので省きますが、機能性タイツだけは必須なアイテムだと思うので紹介しておきます。

僕は登山用ズボンの下にワコールのCW-Xという機能性タイツを履いています。

機能性タイツの効果は、履くことによる着圧で血液循環が改善されるというものです。血液循環が良くなると筋肉の動きがサポートされ「冷え」や「むくみ」の対策にもなります。

膝や腰など負担の多い部位のサポート効果もあります。

僕は一度だけ膝を壊した経験があり、膝への負担がとくに怖いのです。下山時の足への負担を軽減したり、筋肉のサポートとして機能性タイツは重宝しています。

もちろん速乾性も高いためベタつかずに快適です。

ウィンドシェル

行動中や休憩中など、風で汗が冷てしまうのが気になる時にウィンドシェルを着用しています。僕が使用しているのはモンベルのウィンドブラストパーカです。

普段は付属のポーチへ収納しておけば非常にコンパクトになるので、ザックの取り出しやすい場所に収納しておくと便利です。

「ソフトシェルやフリースを着るまでも無い、でも風で汗が冷えるな」って時に着るのが目的です。細かく体温調整ができると快適に登山ができます。多少の撥水効果もあります。

ソフトシェル

寒い季節にしか使用しないですが、今回の秋の南アルプスのためにソフトシェルを導入しました。選んだのはモンベルのノマドパーカです。

ソフトシェルは「なんで今まで持っていなかったのだろう」と思う調整のしやすい上着です。

休憩後の冷えた状態からの登山スタート時などソフトシェルがあると助かります。春秋の行動着としても重宝するのでソフトシェルはおすすめです。

レインウェア

登山において必需品であるゴアテックスのレインウェア。僕が使用しているのはモンベルのレインダンサーです。

僕にとって「初めての登山」であり「初めての富士登山」であった2014年の夏に揃えたレインウェアです。ゴアテックスは優秀でとてもお世話になりましたよ。

当初は「カッパに3万も4万も出すのかぁ…」なんて思ったけど、ゴアテックスの重要さを知れば納得できます。登山においてレインウェアは妥協できないアイテムです。

登山前などは撥水スプレーを吹きかけるなどの手入れをして効果を長持ちさせたいところです。

レインウェアは妥協せずにそれなりの物を選ぶことをおすすめします。

雨の中で登山することもあります。手を凍えさせないためにレイングローブも用意しておくと安心です。普通の手袋を濡らしたくは無いですよね。

キャップ・ハット類

行動中のキャップはコットン100%でなければ好みで良いと思います。頭も汗をかくのでなるべく化学繊維系の素材で探すことをおすすめします。

行動中とは別に、宿泊時の夜間や撮影時などの防寒用にニットキャップも用意しています。明け方の撮影時はとくに冷え込むので必須です。

雨天時でも対応できるゴアテックスのレインキャップなどもあります。

フリース

フリースはフェニックスのフリースか、モンベルのクリマプラスをその時の気分で使い分けています。

まだ知識のない頃にお店で手頃な価格だったので「フリースはこれでいいや」と適当に選んだ物です。フェニックスのフリースは外側がジャージのような素材になっていてそもそも山用なのかどうかも不明です。

しかし防寒着として使用していて不満を感じたことはありません。サイズ感はタイトめなので上に重ね着がしやすいです。

冬用に保温性の高いタイプのフリースも欲しいところです。

テントシューズ

冷え込む季節であれば登山靴を脱いでテント内で過ごすには足がどうしても冷えてしまいます。足の冷え対策に選んだのはモンベルのベーシックダウンフットウォーマーです。

足が冷えて寝付けなくなったら困るので用意しましたが、今回のテント泊では足が冷えることはなく出番がありませんでした。

しかしポーチに収納した状態のダウンシューズはとして活躍しました。

ダウン製なのでもちろん軽量、コンパクトに収納できてかさ張りません。

テントシューズの裏側には「滑り止め」があるのでテント内で不便なく動けるし、リバーシブル仕様なのでひっくり返して履けばシュラフに入る際に「滑り止め」が引っかかることもありません。

足の冷えが気になる人なら用意しておいて損はないアイテムです。

ホッカイロ

山の上は冷え込んでいても撮影時はどうしても指を出さないとカメラ操作が不便です。手が悴んでしまわないようにホッカイロがあると助かります。

睡眠時の足の冷えが気になる時に足裏にホッカイロを貼り付ければテントシューズの替わりにもなるかと思います。

高山は予想以上に冷え込む可能性もあるので備えあれば憂いなし。冷え込みに対応できるようにホッカイロの用意をおすすめします。

これから揃えたいウェア類

秋の南アルプスでの初めてのテント泊を終えて、これは揃えておきたいと感じたウェア類を紹介します。

ダウンウェア類

防寒具としてダウンウェア上下を揃えています。上はユニクロのウルトラライトダウンジャケット、下はよく分からない中華ブランドのダウンパンツでした。

今回モンベルのダウンシュラフを使用して登山メーカーのダウンの品質の良さを知りました。

モンベルのダウンシュラフは質感は薄く、とても軽く感じるのに物凄く暖まるのです。これはダウンウェアもしっかりとした登山メーカーの製品で揃えたいと感じました。

ダウンとしての質が良く、多少の軽量化にもなる。少しの軽量化でも「塵も積もれば山となる」と言う通り、積み重ねで総合的に大きな軽量化に繋げられるかと思います。

メリノウール系のアンダーウェア

テント泊となると山の上にいながら運動していない時間も多いです。防寒重視なアンダーウェアに着替えられると非常に快適にテント泊や写真撮影を楽しめると感じました。

荷物は増えますが快適にテント泊を楽しむためには用意していても良いと感じました。

まとめ:快適に登山を楽しむために

一通りウェア類は揃えていたつもりでしたが、品質の良いウェアだと登山が快適になるのでちゃんとした登山メーカーで揃えたいと思います。

以上が僕の使用している登山ウェアの紹介でした。参考にでもなれば幸いです。

ABOUT US
アキ
インドア派だけど富士山写真と登山とカメラが好きな人。主に富士山撮影を目的とする登山が好きで撮影ポリシーを厳守して活動中。体力作りで始めたランニングをきっかけにフルマラソンに挑戦しサブ4達成。撮影記録や登山記録をフォトブログにまとめ、関連した役立ち情報の発信をしています。誰かの参考になれたら幸いです。