南アルプス北岳でテント泊に挑戦!富士山撮影記1日目

南アルプス北岳でテント泊

こんにちは、アキです。

ついに念願だったテント泊登山をしてきました。初めてのテント泊に選んだのは南アルプス北岳。

2泊3日のテント泊の行程を1日ずつフォトログにまとめました。

北岳テント泊1日目

  • 芦安駐車場(5:10)→広河原(6:00)
  • 広河原(6:15)→大樺沢分岐(6:45)
  • 大樺沢分岐(6:50)→二俣分岐(8:38)
  • 二俣分岐(9:00)→八本歯のコル分岐(11:55)
  • 八本歯のコル分岐(12:00)→吊尾根分岐(13:10)
  • 吊尾根分岐(13:20)→北岳山荘(14:10)

記録写真の撮影時刻からのだいたいのコースタイムです。1日目は富士山撮影はしていないので完全に登山記録のみになっています。

芦安駐車場〜広河原

芦安駐車場から乗合タクシー(料金1,200円)を利用して広河原まで移動。乗合タクシーは平日でも運行しているけど休日よりも本数が少ないため運行状況は事前にチェックしておきましょう。

芦安駐車場からの登山タクシー | 芦安観光トラベルサービス

始発が5時半だったので5時前には駐車場に到着して早めに並ぼうとしたけど、すでに登山客が何人も乗り込んでいた。発車予定は5時半だが荷物の詰め込みや集金する作業があるので時間よりも早く乗り込むことができたということです。

時間ギリギリまで車で休憩していたりすると乗り損ねますよ。

芦安駐車場の乗合タクシー

5時にはお金を支払って乗車した。運良く助手席に座れて伸び伸びできた。

乗り場前で登山計画書を提出できるが、僕は山梨県のHPから出しておいた。

追記
平成29年10月20日から仕様が変更され、ネットからの登山届けの提出は『コンパス』が推奨されています。日本山岳ガイド協会が運営している全国共通の登山届け提出システムとなっています。

コンパス~山と自然ネットワーク~

乗客が揃って準備が整えば時間前でも出発するようです。今回の場合は5時10分には発車しました。登山のスタート時間も早くなるのでありがたいです。

50分ほど車に揺られていると広河原へと到着します。

テント泊装備を持って広河原へ

広河原では登山スタート前に軽く朝食を食べます。乗合タクシーの前に食べてしまうと50分の山道でリバースしちゃうかもしれないので。

広河原〜二俣分岐

腹ごしらえとトイレを済ませたらいよいよ出発。

広河原の登山道ゲート

スタートするとゲート横をすり抜けますが正規ルートです。

平日だが登山客は賑わっていた。一人ぼっちよりは安心感があって良い。

広河原の吊橋から北岳山頂

スタート直後の吊橋からは北岳の山頂付近が見えている。日が当たり始めていますね。

日が当たる前にどこまで登れるか。暑くなる前になるべく進みたい。

ここではまだ肌寒くソフトシェルを着ていた。

広河原山荘

広河原山荘前の分岐看板

吊橋を渡ると広河原山荘です。ほぼスタート地点ですが宿泊やテント場があります。遠出の方などがここで一泊してから朝一で登り始めるのかと思います。

北岳の登山道にある橋

見覚えのある橋が。大樺沢への分岐までは昨年も同じ道を歩いたな。懐かしい。

しばらく歩くと大樺沢ルートへと進む分岐があります。

北岳の大樺沢と白根御池小屋の分岐

これを右に行くと「白根御池小屋」ルートで、左が今回の「二俣(大樺沢)」ルートになります。

ここからは初めてのルート。少しドキドキする。

というかドキドキしすぎて一睡もできずに北岳を登っているという(笑)テント泊が楽しみすぎなのと緊張で変なテンションだ。

北岳の大樺沢ルート

大樺沢ルートは沢沿い的な登山道なのは知っていはいたけど、完全に沢を歩きました。これも正規ルートという。

北岳の大樺沢ルートの橋

北岳の大樺沢ルートにある橋

橋がやたら多い。頑丈に作られた橋もあれば木製の板の橋もありました。渡る際は気をつけましょう。濡れてるとツルッといくよ。

北岳の大樺沢ルート

広河原をスタートしてから1時間ちょいが過ぎたあたりで暑くてソフトシェルは脱ぎました。登りだと半袖で十分だ。

乗合タクシー第一陣で来たのに、後続組に次々と抜かれて行くよ。

慣れない約20kgのザックは流石に重い。しかし不思議なことに、重いんだけど背負ってしまうと意外と歩けるんだよこれが。

北岳の大樺沢ルート

看板がありました。「二俣・チップ式公衆トイレ」というのが目的の左俣ルートの分岐です。あと1時間だって。ふええ。

大樺沢から眺む北岳

ようやく眺めのいい場所に出ました。北岳を見渡しながらひたすら登っていきます。眺めがいいとリフレッシュされて体力が少し回復するよね。少しだけ。

日もだんだん降りてきていますね。さらに暑くなるのも時間の問題かな。

大樺沢から眺む北岳

実際にはそれほど暑くなかったが。

それにしても、なんという青空なんだろう。最高に登山日和です。

北岳のトリカブト

どこの山でも見かける猛毒トリカブト。

だからなんだと言われると、尺稼ぎですが。

北岳の大樺沢ルート

沢沿いの奥の方に見える白い部分わかりますか?あれ雪です。

雪原エリアがありますが、そこも通るのです。あそこまで登るのです。まだ遠いです。頑張りましょう。

北岳の二俣分岐

そうこうしていると二俣分岐へと到着しました。ここまで2時間ちょいで思いのほか早く感じた。

看板に書いてあった通り公衆トイレもあるわけですが、ここから約1分だと書かれています。

北岳の二俣分岐

 

おわかりいただけただろうか

 

看板のすぐ奥に見えているのが公衆トイレです。あそこまで約1分かかります。

すごい近くに見えるけど遠近法で実はバカデカいトイレだとかどうとか。

というわけではなく、普通に10秒くらいの距離です。近くまで運んだのかな。

二俣分岐〜八本歯のコル

二俣分岐で小休憩をとりました。キリの良い場所ってみんな休憩するよね。他の登山客もこの分岐で休憩している。

バンテリン膝サポーター

ここで秘密兵器の膝サポーター1号を導入しました。このバンテリンの膝サポーターは登り専用に使っています。

ついでにエアサロンパス的なスプレー的なやつで膝や脹脛もケア的なことをしておきました。

9時になり再スタート。広河原に着いてからすでに3時間が経過していました。

北岳の左俣ルートにある雪原

北岳の左俣ルートにある雪原

左俣ルートを進むとすぐに雪原エリアがある。この雪原を登っている写真とか見かけるけど、ここで合ってるのかな?

誰も雪原を歩かずに脇道を歩いていました。その脇道も正規ルートのようだったし。チェーンスパイク持ってきたけど使わなかったな。

北岳の左俣ルート

雪原エリアを物珍しく見ながら登り、その後はひたすら急登です。

左俣ルートから見る北岳

横を見ると北岳が見えます。

景色は素晴らしいです。岩肌が緑や黄色、所々に赤い部分もあり秋に染まりつつあるのがわかります。

北岳の左俣ルート

とにかくキツい。この沢沿いのルートはとにかく長い。景色は素晴らしいが、ずっと同じ景色である。少しずつは高くなっているけどさ。

少し集中力が切れて休憩が多めになりました。

二俣分岐から登り続けること2時間。長かった。

時間は11時頃だが、体感では夕方な気がした。

北岳の八本歯のコル手前の看板

看板には山頂まで約1時間40分の文字が!

ここまで5時間登ったことを思うともう少しな気がする。

北岳の八本歯のコル

看板の先にはついにハシゴエリアが待ち構えていました。尾根に出る少し前からハシゴが出てきます。

左俣で少しバテ気味だったのでかなりキツい。両手も使うからね。

北岳の八本歯のコル

これがもう階段よりもダルいの。

一歩一歩ゆっくりと登ります。

ここまで登っていると、同じくらいのペースで近くを登っていた人と仲良くなったりするわけですよ。「キツいですねーハハハ」なんて言いながら。

北岳の八本歯のコル

紅葉と言うか黄葉というか。凄い綺麗な秋色の木々の中を鬼のようなハシゴが続く。

仲良くなったハイカーさんが言うには北岳の紅葉はまだ少し早いとのことだった。

八本歯のコルから見る北岳

ハシゴはキツいが少し横に目をやるとこの絶景。ツンデレか。

北岳山頂まで続くバットレスがよく見える。この崖をよじ登る変態も世の中にはいるらしい。

と思っていると、崖からは「オーイ」という掛け声が定期的に響くの。

いる。

この崖のどこかに変態が張り付いているのだ。

落ちないように気をつけて下さいね。

北岳の八本歯のコル

そんな絶景をチラ見しつつもゆっくりとハシゴを登っていきます。

ハシゴエリアを登ること1時間。

北岳の八本歯のコル分岐

ついに八本歯のコルに辿り着きました。ここからも引き続きハシゴが続きますが(笑)

今登ってきたハシゴエリアもそうだけど、初めてのコースってキツくてもただただ楽しい。とにかく新鮮で気持ちがいい。

行動食のフルグラ

僕のロング登山での行動食の定番はフルグラ。これもすでに半分は減っていた。

これね、ナルゲンボトルに入れてカラビナでベルトに下げておくと楽ちんでオススメです。ザックを下ろすことなく歩きながらポリポリできるの。

この時点で12時。頂上までは1時間20分という目安。どうなることか。

八本歯のコル〜吊尾根分岐

初めての八本歯のコル、写真で見たことがあったけどすごい怖いルートなイメージがあったな。でもそれほどでもなかった。

バテ気味で八本歯のコルの写真をあんまり撮ってなかった。

八本歯のコルから北岳の尾根

パノラマ撮影で少し歪んでいるけど、八本歯のコルから見た位置関係です。

「吊尾根分岐」を目指して登ってから、山頂か北岳山荘に向かうことになります。

僕が目指すのは北岳山荘です。山頂は最終日の帰り道に立ち寄る予定です。

しかし吊尾根分岐がかなり高い位置にあり、登ってから北岳山荘まで下るのが勿体無いと思う。

北岳の八本歯のコル

振り返ると歩いてきた尾根には雲が迫っていました。この高さに雲が沸いていて富士山が見えません。本当ならすでに見えていると思うんんだけど。

八本歯のコルからのトラバースルート

吊尾根分岐よりだいぶ下には北岳山荘へ近道できるトラバースルートが存在しています。今は崩落中ということで通行禁止になっています。

ここ通れれば少し楽になるんだけどな。

八本歯のコルを70分ほどかけて登りきり吊尾根分岐へ到着です。

北岳の尾根分岐

この時点で7時間経過。

頂上はスルーして北岳山荘に下るだけです。

そう、

下るだけ…

尾根分岐から見た北岳山荘

遠いわ(笑)

近そうに見えたけどすっげー高いところまで登っている。せっかく登ったのにあそこまで下るんだよ。

いや、そんなことよりも稜線が美しすぎる。ほんと気持ちが良い。これはヤバい。

吊尾根分岐〜北岳山荘

北岳の尾根分岐看板

吊尾根分岐の看板には北岳山荘まで50分と書いてある。

“下るだけ” なのに50分もかかる。思ったよりも長いなぁ。でもこの美しい稜線を歩くかと思うと少し元気が出る。

北岳の稜線

下りでコースタイム通りということは、かなり遅いペースな気もする。

疲労が溜まり少し膝が心配でかなりスローペースで下っていました。下りで膝を壊すからね。

北岳山荘

コースタイム50分のところ60分かけて到着。途中でがっつり休みました。

この時点で14時10分。登山時間は8時間ですね。長かったなー。キツいんだけど楽しい思い出しかない。

北岳山荘でテント泊

北岳山荘(2,900m)に着いたらさっそくテント場の受付を済ませます。

南アルプスNET 山小屋情報 南アルプス市山梨県北岳山荘チェック

北岳山荘

テントの設営は一泊800円です。2泊する場合は翌日にまた一泊分を受付に来てくださいとのことでした。

事前に調べた情報だと「水1リットル100円」で購入できるというはずでしたが、なんと無料で利用可能とのことで驚きました。要するに飲用可能な水が汲み放題なのです。

有料かと思って購入する気で来たんだけど、とても有り難いですね。

北岳山荘の無料の飲水

予想だけど、人の多い夏シーズンの時は有料にして無駄遣いを減らして、それ以降の人の減るシーズンでは無料にしているのではないでしょうか。

大切に使わせて頂きます。

北岳山荘のテント場

よし、この辺にしよう。そうしよう。

北岳山荘のテント場から富士山

僕の寝床を完成させると、知らぬ間に富士山も顔を出していました。

富士山の位置関係を把握して、撮影時のイメージをしました。

明らかにテントの出入り口が逆だ。何も考えていなかった(笑)逆にしていればテントから顔出して富士山見えたのに。

直すの面倒くさいからこのままにした。

テント内ではさっそく防寒系のウェアに着替え、膝周りを中心にケアをした。一番心配なのは下山時だから、少しでも回復優先です。

エアサロンパスとバンテリン

あとさ、荷物を広げるとテント内は絶望的に狭かった。

モンベル ステラリッジテント1型だが、多少重くなっても2型にしとけばよかったと後悔する。

しかし住めば都、一泊もすると全然気にならなくなった。最軽量の1型で良かったと満足した。

北岳山荘の自販機のコーラ

北岳山荘には自販機がある。

コーラが一本500円だ。ビールも500円。500mlのポカリが600円だったかな。

たっかー!と思いつつもポチっている自分がいる。

北岳山荘のテント場

17時くらいかな、早めの晩御飯です。

昨夜は一睡もできずに8時間の登山に挑んだので、今晩はテントでガッツリ寝てやろうと早めの食事にした。

日が出てると暑いが、少しでも影ってしまうと冷える。やっぱり秋だな。

睡眠不足だったので19時には消灯して寝ようとするも中々寝つけずに悩んだ。

初めてのテント泊で気持ちが高ぶってしまって全く眠れない。前日から一睡もしていないのに、8時間の登山もしたのに全然寝つけなかった。

不眠症かよってレベル。

こうして1日目が終わりました。

2日目以降はどうなったのでしょうか…

続く。

南アルプス北岳でテント泊

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ABOUT MEこの記事を書いた人

富士山写真と登山をエンジョイする富士山フォトブロガー。 富士山写真のこと、撮影スポット情報、登山情報などブログで発信中。主に富士山撮影を目的にした登山を好み、低山から南アルプスまで幅広く挑戦中である。富士登山6回。

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