登山での【ヤマメシ道具】の紹介と、今後揃えたい道具の話

ヤマメシ道具の紹介

こんにちは、アキです。

現在の僕のヤマメシ事情を紹介します。

ヤマメシも奥が深くてこれから挑戦してみたい料理がたくさんあります。そのために必要になる今後揃えたいヤマメシ道具なども紹介していきます。

ヤマメシ道具の紹介

現在使用しているバーナーやクッカー類の紹介です。

湯沸かし専用ガスストーブ

僕が登山での食事で一番お世話になるのがカップ麺やアルファ米といったインスタント系です。お湯だけで済ませられて楽ですよね。

ジェットボイルZIPでヤマメシ

そんな湯沸かし専用として愛用しているのはジェットボイルZIPです。なんやかんや一番使っています。

ジェットボイルは低火力ながら熱伝導が優れていて低燃費です。寒い場所でも活躍するのでおすすめです。お湯を沸かすだけなら最強だと思っています。

ちなみにプリムスのガスでも普通に使用できます。

ゴトクを使用して他クッカーを使用するには低火力が仇となり少し頼りないです。

軽量フライパン

カップ麺を卒業して本格的にヤマメシを始めるためにフライパンを買いました。「食材を焼く」という調理ができるようになりヤマメシの幅が広がりました。

モンベルアルパインフライパン16でヤマメシ

フライパンでの調理には100均で購入したトングも活躍しています。

フライパンはモンベル アルパインフライパン16です。1人で使うのなら直径16cmでも十分なサイズです。

僕のアルパインフライパンは型落ちモデルで、現行モデルはフライパン底のボコボコが無いようです。

このフライパンを初めて使用した際に油を忘れてしまいガッツリと焦がしてしまいました。焦げの落とし方は別記事にまとめています。

モンベルアルパインフライパン16でヤマメシ

まっくろけ。油を忘れただけでこのザマです。

そしてフライパンを焦がさずに使用するためにフライパン用ホイルを導入しました。普段、料理をしないのでこんな便利なアイテムの存在を知りませんでした。

モンベルアルパインフライパン16でヤマメシ

モンベルアルパインフライパン16でヤマメシ

このフライパン用ホイルがまた超便利なんですよ。

フライパンが焦げないどころか汚れもしません。そして油も要らないのです。山でフライパンを使用するならフライパン用ホイルは必須アイテムです。

荷物が気になるのなら使用する分のホイルを折りたたんで持って行けばかさばりません。

これは本当おすすめです。

プリムスのガスバーナー

低火力が特徴のジェットボイルにゴトクを乗せてフライパンを使用すると、力不足により満足に調理ができませんでした。

ジェットボイルでの調理はジェットボイル専用クッカーじゃないと熱伝導の良さという特徴が皆無なので注意してください。

プリムスP-153でヤマメシ

なので僕はヤマメシの時のガスバーナーはプリムス P-153を使用しています。ジェットボイルに燃費は負けますが、火力重視なのでヤマメシが捗ります。

ジェットボイルは、お湯で済ませられる登山での「湯沸かし専用機」として割り切っています。

富士山の山頂でも点くライター

ガスバーナーには点火装置が付いていますが、標高が高いと気圧の関係で点火できなくなります。点火できなくなるのは電子式のタイプの点火装置です。

富士山の山頂で点火できるフリント式のライター
富士山の山頂で点火できるフリント式

フリント式ライターがあれば富士山の山頂でも点火することができました。富士山で使えればどこの山でも使えます。(必ず点火するとは限らないのでご了承ください。)

登山の時は必ず1本は用意しておきたいライターです。

万が一に備えて、点火手段は複数用意しておくことをおすすめします。フリント式ライター以外にもファイアースターターやサバイバルマッチなどもあると安心かと思います。

ソフトボトルで水の調達

宿泊するテント場や山小屋などに水場があれば水を現地調達することができます。そのためにソフトボトル等の容器があると便利です。

南御室小屋の水場

水を現地調達することで登山時は荷物が軽くなります。

水場によっては煮沸しないと飲用できない場合もあるので、飲水として使用する際は注意して下さい。登る山の水場については下調べしておきましょう。

ソフトボトルは空の状態であれば荷物の邪魔になりません。

ちなみに、シリコンタイプは水にゴム臭が移るというレビューもあるので注意して下さい。臭いが気になる場合はプラ製のソフトボトルをおすすめします。

その他ヤマメシグッズ

ヤマメシを食べるための箸はモンベルのスタックイン野箸を使っています。割り箸だとゴミが増えるし、繰り返し使用するには不衛生なので箸やフォークスプーンは必須です。

箸は便利といえば便利だけど、僕の場合は米でも麺類でもほぼフォークで食べてしまいます。スプーンはあまり使わないかな。

ヤマメシカップ麺

重いものではないので揃えておいて損はないと思います。

最近、導入したばかりでまだ本番では使っていないけど折りたたみの軽量テーブルを購入しました。

折りたたみの軽量テーブルがあると調理や食事が捗りますよね。今までは地面や岩など不安定な場所を利用していました。

登山用のテーブルで候補に上がるのはSOTOとスノーピークの2種だと思いますが、僕はSOTOをおすすめします。

スノーピークの方が少し軽量ではあるけど組み立て式なのが面倒かと思います。SOTOのテーブルは開くだけで足も一発で広がるので楽ちんです。

アルファ米シリーズ

軽量なのにボリュームもあって手軽な食事がアルファ米シリーズです。調理はお湯を入れて待つだけですが、なんと水でも調理可能です。さすが非常食でも使用されるだけありますね。

アルファ米でヤマメシ

このアルファ米シリーズは種類も豊富で飽きません。僕はドライカレーが好きですね。

1人ならこれ一袋でお腹が膨れるボリュームなのです。みそ汁やスープでも付ければ一食分として十分で、先日の北岳テント泊ではアルファ米が主食でした。

みそ汁は初日に食べたカップ麺の容器をリサイクル使用して、増えるワカメで具をかさ増ししました。

全12種セットがおすすめです。一通り食べてみて好みの味を探してみてください。

アルコール類

北岳で初めてのテント泊をした時に、緊張により気持ちが高ぶってしまい寝つけませんでした。

そんな時にあると助かるのがアルコール類です。お酒ですね。

登山でお酒

山で寝つけない時にはアルコール摂取がとても有効です。高ぶっていた気持ちをリラックスさせて体が温まることで睡眠の補助になります。

登山時にお酒を飲む際は、テントや山小屋での宿泊時だけにしてください。飲酒状態での山歩きはとても危険です。

僕はスノーピークのチタン製スキットルにウイスキーを入れています。

スキットルは耐久力の高いチタン製がおすすめです。ステンレス製は安いですが金属臭がお酒に移ってしまうので注意してください。

スキットルに入れているお酒がウイスキーなのにも理由があります。

スキットルは「口が小さくて洗いにくい」という特徴があり不衛生になりがちですが、ウイスキーのようにアルコール度数が高いお酒であれば雑菌が繁殖しにくいのです。

スキットルにはなるべくウイスキー・ウォッカ等のアルコール度数の高いお酒だけを入れましょう。

薬師岳小屋でビール

アルコール類を販売している山小屋もあるので、その場合は持参しなくてもいいので助かりますね。

南アルプス薬師岳小屋ではビールと柿ピーで晩酌しました。

今後揃えたいヤマメシ道具

これから挑戦してみたいヤマメシのために揃えたい道具の紹介です。単純に僕の「欲しい物リスト」です。

メスティンとポケットストーブ

お弁当箱みたいな形状のクッカーがメスティンです。主に飯盒炊飯に使われます。

メスティンがあればヤマメシの幅がさらに広がります。アルファ米ではないちゃんとした米を食べられます。パスタなども調理しやすそうですよね。

クッカーのままでも食べやすそうです。

そして、飯盒炊飯するとなると少し時間がかかるのでガス缶だと燃費が悪いですよね。なのでメスティンとセットで欲しいのが固形燃料を使用するためのポケットストーブ。

使用方法も簡単で、固形燃料に火を付けるだけ。火が消えるとご飯が炊けているのだとか。

これは楽しそう。

ウッドストーブ

焚き火用のストーブです。軽量小型なタイプが欲しいです。

ガスや固形燃料も良いけど、やはり焚き火もやってみたい。

焚き火になるとすでに登山というよりバーベキューだな。

YouTubeの「八丈冒険団アウトドアをやろう!」の旭さんがウッドストーブで石焼きステーキやっていたのを見て欲しくなりました。

「石焼きステーキ食べるぞ」 in 八丈島 – YouTubeチェック

まとめ:ヤマメシ楽しい

山の上って何食べても美味しいよね。普段、料理をしない僕でもそれなりにヤマメシを作りたくなる。

ということで、僕が現在使用している道具類を紹介してきました。登山用の道具はとても豊富なので参考にでもしてください。

ぜひヤマメシに挑戦してみてはどうでしょうか。