金時山から明神ヶ岳まで新緑ハイキング!低山ながらボリューム満点

こんにちは、アキです。

一年ぶりに神奈川県南足柄市の「金時山」へとハイキングしてきました。金時山だけだとボリュームが足りないので昨年と同じルートで「明神ヶ岳」まで縦走しました。

この時期は新緑に囲まれて気持ちよく山歩きができますね。楽しかった。

という訳で今回の山歩きを登山ログとしてまとめます。

金時山〜明神ヶ岳、縦走ハイキング

ルートは一年前のフォトログと同じルートでしたが、一年ぶりなので新鮮な山歩きでした。

金時神社(スタート)〜金時山山頂

前回と同じルートで「金時神社」をスタートすることにします。神社にある駐車場が利用できます。トイレ完備です。

この駐車場が満車のときは近辺に登山者用に有料駐車場(500円)が開放されています。土日祝日は神社の駐車場は満車になるレベルで人気な山かと思います。

7時30分スタート。金時山山頂まで75分らしい。

登山道には看板で “目安タイム” が書いてあるんだけど、このタイムはまず無理(笑)トレラン勢のタイムじゃないのかなってレベルで。

序盤から新緑が素晴らしく綺麗だ。目が癒やされる。

ちゃんと案内看板が定期的にあり、登山道も分かりやすく整備されているのでまず迷うことはないはず。

ナイトハイクでも安心かな。

名物なのかな?「金時宿り石」です。このデカい岩は真ん中で割れていて、アゴ狙い「パッカーン系」の金太郎が割ったとされています。

そもそも金時山ってのは金太郎伝説の発祥の地なんです。

結構な迫力のある岩です。

ただただ新緑が綺麗です。この風景を見ながらの山歩きは疲れなんて忘れます。

ここの分岐で左へ行くと金時山、右へ行くと明神ヶ岳方面になります。金時山へ用のない人は右へ行けば明神ヶ岳への縦走路に入ります。

金時山へ行き、明神ヶ岳へ行くときはこの分岐まで引き返すことになります。

そんな訳で金時山山頂へ到着。週末なんかは大勢のハイカーで賑わう場所です。

9時に到着したので山頂までのタイムは90分でした。もうちょい頑張れば目安タイム75分も可能なのか。そんな無理できないなー。

茶屋が2軒あります。アイス売ってます。ソーダとあずき。他にもちょっとした軽食やお土産が販売しています。

相方が金太郎グッズのお土産を購入したところ、おばちゃんが金太郎飴をサービスでくれた。ありがとうございます!美味しいもんでバリボリ噛んじゃった。

トイレは100円で綺麗に整備されています。ありがたい。

分かっていたけどガスガスで富士山は見えず。この日は雲海だったようだ。標高1212mだと雲海の中でした。

金時茶屋には有名な「金時娘(84歳)」がいます。ナメコ汁がおすすめのようです。ぜひ立ち寄ってみて下さい。

ということで30分程の休憩をして明神ヶ岳へ出発。9時30分かな。

金時山山頂〜明神ヶ岳山頂

明神ヶ岳へ向かうために先程の分岐まで戻ります。そして明神ヶ岳方面へと。

しばらく下ってしまいます。下るということは下った分を登り返す必要がありますよね、当然。

これから歩く登山道が見えて楽しくなる。「今からあそこ歩くんだー」って。右下にちょこっと見えてるのがうぐいす茶屋だけど。この日は休みでした。平日は開いてないのかな。

うぐいす茶屋を過ぎた辺りで振り返ってみると、金時山は雲の中。本当なら富士山の頭も少し見えているんだけどね。残念。

富士山は見えないし歩くことに集中できると言えばそうなる。

縦走路もちょくちょく雰囲気が変わるもんで中々面白く飽きない。背の高い笹に囲まれたエリア、新緑の綺麗なエリアと進み、多少のアップダウンはあるがとにかく楽しい。

3分の2くらいの所で明神ヶ岳方面の景色が開けた。明神ヶ岳は雲の中かな。合ってるかな。

金時山からここまで2時間ほど。もうひと頑張り。

長時間の山歩きは久しぶりなので、やはり脚に異変が。

痛いというかは「熱い」、脛と周辺が妙に「熱い」感じの違和感で集中できなくなったので秘密アイテムを使用した。エアサロンパスを吹きかけるとあら不思議、スースーして脚の違和感は無くなった。

これがマジでチートレベル。

脚の調子を取り戻し歩き続けた辺りで振り返ると、金時山からの尾根が続いているのが見える。自分が歩いてきたところが見えるの。超楽しい。

明神ヶ岳を目前とすると景色が広がるため、これがまた気持ちの良い。1,000mちょいの低山で気持ちの良い縦走登山ができるなんて良い山だ。晴れていれば最高なんだけど。

これは山頂から20〜30メートル手前くらいかな。写真撮るならこの辺りが丁度いいと思う。金時山から明神ヶ岳まで続く尾根がすべて見渡せる。

本当なら富士山も見えてるんだよ。
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【2016年の写真】

去年、同じ場所から撮影した時は富士山は見えていました。だいぶ霞んでるけどね。朝一で明神に登れば綺麗な写真が撮れそう。

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12時30分頃に頂上へ到着。金時山を出発してちょうど3時間だった。

意外に余裕あったし、運動不足じゃなければもっと速そうだ。

12時30分でちょうどご飯時。

ここで「第二回ヤマメシ大会」だ。第一回はね、フライパン焦がしちゃってイマイチだったので今回はちゃんと作りたい。

ヤマメシと言っても料理のできない僕が山で作れるものなんて限られる。料理と呼べるのかも分からない。

男は黙って焼くだけだ。

お肉!

椎茸ステーキ!バター焼き!

相方に「軸切っておいて」って頼んだらゴミ袋に捨てられた。

椎茸は軸まで美味しく食べられるんだよ。捨ててる人は勿体無いよ。

またお肉!

他にも野菜などあったけど基本的に焼くだけ。

男の料理だ。バーベキューと言えばそうなる。

この写真を整理してるだけでお腹空いてくる。

明神ヶ岳でヤマメシを楽しむこと1時間半。かなり長いこと山頂にいたな。

山頂では僕ら以外には全部で5人ほどしか人に会わなかった。平日だったし、GW終わった直後だったし人は少なめ。

明神ヶ岳山頂〜宮城野(ゴール)

2時頃、宮城野に向かって下山開始。

「宮城野」まで下山したらスタート地点の「金時神社」まではバスで移動できるのでこのルートがおすすめ。

下山でも分岐はいくつかあるんだけど、ひたすら「宮城野」へ向かっていけば大丈夫。

ちょっと土が剥き出しになっている道もあるので “つるっ” と滑らないように注意。雨上がりとか特にね。滑るとズボンめっちゃ汚れるからね。

明神ヶ岳から宮城野までは1時間半もあれば下山できた。ちょろいもんだぜ。去年より楽に感じたな。曇ってたおかげて暑さによる体力消耗がなかったからだろう。

舗装路に出ても看板があるので従っていればバス停はすぐに分かる。

バス停前にはセブンもあるしバッチリ休憩もとれるよ。

[su_note note_color=”#fffbf4″ radius=”10″] 今回のルートを僕のタイムでまとめておくと、

金時神社 → 金時山 90分
(休憩 30分)
金時山 → 明神ヶ岳 180分
(休憩 90分)
明神ヶ岳 → 宮城野 90分
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宮城野〜金時神社までバス移動

バスに関してだけど、下山した場所の「宮城野営業所前」からスタート地点の「金時神社」まで行くには1時間に1本のバスに乗ることになる。

バス停に案内所もあるから聞けばすぐ分かると思うよ。

僕らも案内所で聞いた所「すぐに来る『御殿場行き』へ乗れば金時神社まで行けるよ」と言われて急いで外で待機。

1、2分もしないうちに『御殿場行き』が来たので乗車。ナイスタイミング過ぎだろ。今回の登山は無駄が無さ過ぎる。

『御殿場行き』じゃなくても金時神社まで帰れるバスはあるんだけど、途中で乗り換える必要があったりするので注意。昨年は乗り換えないで途中から歩いたな。

スタート地点まで全部歩くのは結構キツいのでバスはよくチェックした方がいいよ。

普段からバス電車には乗らない人間だからバス停の時刻表みたいの見たってチンプンカンプンよ。

まとめ:ヤマメシ大成功

金時山から明神ヶ岳の縦走は、運動不足解消に程よいボリュームだった。茶屋も充実していて楽しい山なので、興味があったら今回のルートぜひ歩いてみて下さい。富士山も見えるので写真撮る人にもおすすめ。

あとは、初めてのヤマメシではフライパンを焦がしてしまったけど、今回は僕もちゃんと学習してフライパンを焦がすこと無くヤマメシを楽しめた。

フライパン用アルミホイルマジでおすすめ。使い終わったら丸めてゴミ袋に入れるだけだし。油は要らないし最高かよ。焼肉が捗るよ。

次は何を焼こうかな。

使用した地図