こんにちは、アキです。
ようやく富士山の初冠雪が記録されましたね。今回は富士山が雪化粧するのに合わせて三ツ峠山からの紅葉と一緒に撮影をしてきたという記録です。
富士山撮影記
10月23日に富士山の初冠雪が観測されましたが、あまりの雪の少なさに「冠雪」として納得のいかない人も多かったと思います。
初残雪だとか呼ばれたりしていましたね。あと3日待てばたっぷりと冠雪したのに。
そんな訳で「初雪化粧」として観測された26日の撮影です。
三ツ峠山をナイトハイク
初雪化粧でもあったけど、紅葉も狙いつつ三ツ峠山を目指しました。台風後だったので紅葉が残っているか少し不安がありましたけど。
登山開始が深夜の2時23分でした。223…フジサンですね。
山頂までの自己ベストタイムは57分です。
今月は南アルプスも登ったりして脚は少し強化されているはずなのでタイムの短縮が期待できる。寄り道などしなければ。
山頂へ着いたのは3時23分でした。60分ジャストでタイム短縮ならず。
サクサク登れた気がしたけど、おかしいな。
三ツ峠山は1時間の登山で絶景が見れるお手頃な山です。
ちなみにボロボロのこのG-SHOCKはだいぶ前に仕事用に購入したもの。登山や撮影時などのアウトドア的な時も使っています。
登山でもG-SHOCKで事足りると思っていたけど、最近PROTREKが欲しくてしょうがないのです。トリプルセンサー搭載で標高とか気圧とか温度とか見れるやつ。
そのうち買おう。
あ、僕は電波ソーラー主義なのでSUUNTOは選択肢から外れます。
山頂でコンポジット
ちなみに登山中も山頂でも誰一人いませんでした。早かったからかな。
明るくなるまで時間があったのでカメラ内のインターバル機能を使ってコンポジット用の撮影をしました。
タイマー付きのレリーズも持っているんだけど、電源スイッチが無いので使いたい時に電池切れという悲しいレリーズです。
SS30秒×31枚です。15分バルブ相当の星の軌跡です。
この時点で富士山の初雪化粧も確認できました。たっぷりですねー。
本当は1時間くらいやろうと思ったけど、互換バッテリーの減りが尋常じゃなく早くて15分で止まってしまいました。互換バッテリー弱すぎぃ。
街明かりがあっても白飛びさせずに何時間もの星の軌跡写真を撮影できるのが比較明合成のメリット。久しぶりにやると面白いものです。
4時過ぎかな、少し明るくなる頃には下の撮影ポイントへと移動しました。
kaniフィルターデビュー
山頂よりも下にある撮影ポイントにはいつの間にかカメラマンが集まっていました。1人はTwitter繋がりの方でしたので隣で撮影を始めた。
空いていたのが狭い所だったので僕1人ですごいワチャワチャしていました(笑)なかなか構図も定まらず、狭い上につるつる滑ったり。
あ、そういえばkaniフィルター買ったんですよ。ハーフNDのガラス板と固定するホルダーとセットで。
こういうやつ。明暗差があって部分的にND効果が欲しい場面で役に立ちます。
今回導入したkaniフィルターの詳細や使用レビューなどは別記事にまとめようかと思います。
ハーフNDの有無の写真を見比べてみた感想。
暗所に露出を合わせつつ空の白飛びを抑えることが出来ましたが、撮って出しでは終わらないのがデジタルカメラ。
撮って出しできちんと撮影できていればレタッチに頼らない写真が撮れるのかと思います。フィルムカメラでは必需品ですね。
露出関連においては撮って出しデータのクオリティが上がりますが、ガラス板の取扱いの関係上でゴミの付着がハンパないです。僕はこれが嫌で角型フィルターを避けていました。
他にも、せっかくコーティングされたレンズだったとしてもガラス板を噛ますことで逆光時に乱反射(ゴーストフレア)が発生します。
紅葉はやはり青空が一番合う
撮りたかった下のポイントでは狭い中で頑張って撮りました。
陽が射すと紅葉が見事でした。
冠雪とは別に薄く「ぱっつん」のラインがあるんだけど、あれも雪なのかな。
明るくなってから再び山頂に登りつつ途中からのポイントでも撮影をすることに。
なんやかんや一番下のポイントが好きだな。分かりやすいポイントでスペースも狭いのですぐにいっぱいになってしまうのが難点か。
明け方も良いけど、やはり紅葉には青空が一番合いますよね。晴れてくれてよかった。
少しだけ雲海も出ています。朝は河口湖あたりではガスガスだったようですね。
一通り撮影を終えるも、雪化粧した富士山と青空が綺麗なのでしばらく眺めていました。
この日に見たカメラマンは僕を入れて7人だった。1人は山小屋前で撮影していたので宿泊者かな。
思ったよりも少なかった。
いいことだ。
お腹も空いてきたので下山を始めました。
何か持ってくればよかったと後悔。
下山中の林道で見つけた泥リフレクション。
雨上がりなので林道はかなりグチョグチョでした。ズボンも汚れたし、狭いところで撮影していたのでほぼ新品だったソフトシェルも泥だらけになってしまった。
なんと自転車を押して林道を登ってくる猛者もいましたよ。
一応、山小屋までジープが登れる林道なので自転車でも走れることになる。下山時にヒャッホーウ!って下るのか。面白そうだけど転ばないように走るの難しそう。
帰りに立ち寄った田貫湖です。
やはり静岡側は冠雪が少ないですね。
でも、こっちの少ない冠雪の方が秋っぽいです。
まとめ:冠雪したが秋っぽさが皆無だった
正直なところを言うと、冠雪はもっと少ないのが良かったな。
僕は秋の富士山写真がほぼ無いので「ぱっつん」な富士山写真が欲しかったのです。ぱっつんを狙っていたが想像以上に冠雪が多く、秋を通り越して冬の富士山となってしまった。
これだけたっぷりと冠雪した富士山と紅葉のコラボも良いものだけど、狙っていたのはもう少し短めのぱっつんです。
まだ化粧直しのタイミングでぱっつんが狙えます。とくに冠雪の少ない静岡側では短めのぱっつんはチャンスが多いかと思います。
楽しみだ。
「初雪化粧」のタイミングで三ツ峠山の紅葉と富士山を撮影してきたという記録でした。