こんにちは、アキです。
先日、トレーニングを兼ねて七面山(標高1,989m)を登山して富士山撮影をしてきました。目的地は山頂ではなく標高1,700m付近にある敬慎院でしたが、それでもボリュームがあり良いトレーニングになります。
最後に登山をしてから2ヶ月も空いてしまっていたので体が訛りきっていたんですが、ぼちぼち春山ハイキングのために体を動かしておきたかったんです。
トレーニングがてら七面山を登山
鈍った体を動かすのにちょうど良さそうな山を考慮しつつ、雨上がりにより雲海をワンチャン狙えそうな山ということで「七面山」を選びました。ダイヤモンド富士も有名ですが、ここからの雲海を撮ってみたかったなーって。
目的地である敬慎院までは「信者さんも登る参道」でもあるため基本的に登りやすく整備されていて、ナイトハイクでも安心して歩けます。
歩きやすい登山道ですが、敬慎院までのコースタイムは3時間45分(山と高原地図)というボリュームです。
登山口は標高505mだそうで、敬慎院までは標高差約1,200mになります。
ちなみに七面山の地図は「安倍奥」マップに含まれている。
敬慎院までのナイトハイク
いつもながら家を出るまでがダラダラしがちで、七面山登山口に到着したのが深夜1時くらい。
目的地までのコースタイムは3時間45分なので、その通りで登ると到着するのが日の出と同じ5時頃になってしまうな。できたら日の出の1時間前くらい(4時くらい)にはスタンバっていたかったけど。
ある程度はタイムを短縮するだろうと深夜1時13分、登山スタート。
今回は時間が押していたのでブログ用写真も撮らずに黙々と登りました。
週一でジョギングしているので心肺機能的にはペース維持が余裕だった。「登り」に関しては筋力よりも肺活量の方が大事な気がします。ほとんど有酸素運動ですよ。
登山中において「バテる少し前くらい」にアミノ酸を摂取すると一気に回復しますよ。仙豆的なアイテムです。(個人差はありますが。)
バテていなくてもラストスパートのために摂取しました。箱買いしたやつがたくさん残っているので。体脂肪も燃焼するらしい。(そっちの方が目的。)
そんな感じで、体は鈍っていたはずでしたが思っていたよりもサクサク登れました。
3時57分、目的地の敬慎院に到着。
タイムは2時間45分とコースタイムを1時間短縮できました。整備されて登りやすい登山道なのでタイム短縮がしやすいのだと思います。
健脚な人なら2時間とかで登れそうだ。
塔ノ岳バカ尾根の方がキツいです。
富士山撮影の話
到着するも周囲はガスに包まれていました。休憩しつつ待機。
ガスが晴れてきたので撮影開始。
この時点で、雲の流れ的には富士山まで晴れてくれそうな気がしました。もし撃沈だとしてもトレーニングのつもりで来ていたので「まあいいや」くらいで済む。
あとこの写真「たたらば」みたいじゃないですか?もののけ姫に出てくるあれ。
日の出前に富士山の頭が確認できた。邪魔な前雲がどんどん流されていく。
そして大雲海だった盆地からも雲が流れ込んできていたので、雲海も狙えそうで期待が膨らみます。
あ、ちなみに信者さん達の勤行はやっていませんでした。宿泊客がいない日はやらないのかな、遠くから鐘のゴーンという音は聞こえたけど。
のびのびと撮影ができた。
朝焼けです。
富士山もどんどん姿を現してきました。
御来光です。
1ヶ月ちょっと前にはダイヤモンド富士だったと思いますが、そのことはすっかり忘れていました。
まだ雲海と呼ぶには雲が少ないですが、流れ的にはもっと増えそうな予感がしたので様子見です。
この日の撮影は全部サンピラー風のこんな光芒が出てしまったのだけど、原因はなんでしょうかね?レンズ博士の方ぜひ教えて下さい。
同じレンズでも出るときと出ない時があるな。
サンピラーっぽくてこれはこれでカッコいいと思っちゃいますが。
これモノクロ映えしませんかね。
神社とかお寺ってモノクロ素材の宝庫だと思います。
ベストショットは光の入り具合が1番だったこの1枚。
雲海はこれ以上は広がりませんでした。
写真だとモコモコの大雲海にも見えますが、実は雲海はスカスカで下界が見えています。雲が光っていて下界が上手く影になりモコモコの大雲海にも見える1枚に仕上がったという。
もっと一面をモッコモコに覆い尽くした大雲海も狙いたいですね。また挑戦します。
ちなみにこれはライブカメラ風のお飾り。
もうライブカメラ映像は配信しないのですかね。七面山のライブカメラ映像は需要が高いと思うんだけどな。何か事情があるだろうな。
ダイヤモンドコッペパン。
セブンのコッペパン美味しい。
下山の話
七面山の山頂までは行かずに引き返します。
敬慎院ピストンです。
新緑の木漏れ日の中を歩くのは気持ちがいいですよね。良い季節です。
下山中も木々の隙間から富士山が見えていました。
「登り」よりも脚への負荷が大きいのが「下山」です。登りでは(荷物含めた)自重を持ち上げるだけですが、下山時は自重以上の負荷が膝を襲いますからね。
脚が鈍っていたので怪我のないようにのんびり下山しました。
七面山の登山道には1箇所だけ見晴らし台があります。
富士山は見えないけどね。
新緑の山々が綺麗です。
下山タイムは2時間ほど。
登山者は5人位とすれ違った。平日だったから少なかったのかな。
七面山登山口の前にある橋の先には「白糸の滝」があります。
七面山は信仰の山なので、白糸の滝で滝行をする人もいるそうです。
新緑が超きれい。
登山中もこの滝の音がずっと聞こえてきます。
久しぶりの七面山でしたが、とても良い運動になりました。これからもっと春山ハイキングをして体を動かさねば。
まとめ:登りやすいですよ
整備されている登山道って有り難いですよね。ナイトハイクでも迷うこと無く安心感があるし、段差も少なくてサクサク登れるし。
トレーニングに登ってみてはどうでしょうか。
七面山をナイトハイクして富士山と雲海を撮影してきたという記録でした。
- 【登山】七面山を登ってダイヤモンド富士を狙おう!
- 金時山から明神ヶ岳まで新緑ハイキング!低山ながらボリューム満点
- “山と高原地図” アプリ解説、スマホをGPSマップにして登山しよう!