こんにちは、アキです。
2月23日「富士山の日」と言えば僕の中では塔ノ岳からのダイヤモンド富士を狙う日です。当然、今年もダイヤモンド富士をゲットするべく挑戦してきました。
今回は狙い始めて早3年目。過去2回は撃沈に終わっていますが今年はどうだったのでしょうか。
Instagramを見てくれている方にはすでにお分かりの結果です。
富士山撮影記(2018年2月23日)
撃沈を覚悟しての登山
静岡を出発したのが10時頃で大倉に到着したのが12時前で、軽くご飯を食べたりして出発は12時頃でした。いつものバカ尾根ルートです。
相方は予定が合わなかったので本日は1人登山。
この時点ですでにライブカメラでも富士山は見えず。
ちょうど1ヶ月前ですね、1月24日にも塔ノ岳まで登山しています。その日は積雪直後だったのでこの馬鹿尾根ルートも雪がいっぱいでした。
前回チェーンスパイクを装着した場所には雪は全く見当たりませんでした。
装着無しで登頂できるかなー。
堀山の家の少し前から雪が出てきましたが、カチカチの雪でした。この程度ならチェーンスパイクは要らずです。
それでも何も無いよりはテンション上がるのが静岡民です。やっぱり雪って良いですよね。
登っているとチラホラと雪が増え始めました。
それよりも完全に曇りな空が気になります。天気予報ではずっと晴れ予報だったし、GPVでもダイヤモンドの時間まで全然ピーカンな雰囲気だったのにな。
どうしちゃったんだよう。雲の動きは全く読めない。
おいィ?ガスってきたんだが?
でも僕はまだ期待はしていました。
2016年秋のダイヤモンド富士の時も同じような状況だったからです。ガスの中を登山して、雲に飲まれていた富士山はダイヤモンドの直前に顔を出すという展開でした。
今回もまさにその展開を少し期待をしていました。
と、思ったけどこれは無理やろー…雪が舞ってきた。
頂上を目前としてこの天候ですよ。ちょっと諦めムードが漂ってきました。
ちなみに尊仏山荘はダイヤモンド富士の日はかなり混み合います。
それでいて土日に入るので小屋番さんも3人体制になるようで、登ってくる途中のオーナーさんを追い抜いてきました。会ったのは去年の8月以来かな。
尊仏山荘に到着する頃にはこの雪。アイゼンは要らなかったけど。
今回のコースタイムは3時間を少し切った。ブログ用の写真撮影を控えめにして、登ることに集中したらタイムを短縮できた。いつもは3時間半くらいなんですけどね。
山小屋には先客のカメラマンさん達が大勢いました。宿泊客は30人くらい居たんじゃないかな。
知り合いの富士山カメラマングループともお会いできました。
他にも塔ノ岳ダイヤの日には毎回お会いするご夫婦も。
初めてお会いする方もいました。アキと言ってもピンと来ないけどブログの名前を出すと「見たことある」という反応をされました。嬉しいです。
ダイヤモンド富士を狙った結果
外で様子見しながら、初めてお会いした方と富士山トークを楽しみました。
その間も富士山カメラマングループの方も外が気になるようで山小屋の窓から顔を出していました。笑顔でこちらに手を振っていた。
それでも「もしかしたら…」と僅かな希望に賭けてカメラマン達がぞろぞろと外に集まります。
富士山トークで盛り上がっているうちにだんだんと晴れ間も見えていた。ダイヤモンドまで10分も切った頃かな、少し希望が見えてきました。
あとは富士山を飲み込む高い雲が無くなれば…という状況。
あと5分を切ったくらいには僕もカメラをセッティングして、ここでようやく本日1枚目のシャッターを切りました(笑)
雲が多いなー。
なんか光芒出とるーきれいー。
ん…
おや…
富士山の頭みえとる!
いやー、富士山の頭さえ見えていればダイヤモンド富士として認識はできますよね。撃沈より100倍もマシな状況だと思います。
同じようなことを以前の塔ノ岳ダイヤの撮影記録にも書いたな。デジャヴか。
なんやかんやあってダイヤが沈んでいきます。
「なんやかんや」ってのはあれです、ちょうど良いタイミングに前雲が邪魔していたんですね。なので割愛します。
日が沈みきる直前に再び広角に戻しての撮影。広角の方が富士山の姿が分かりやすくて良かったかなって思うも時すでにおすし。
撃沈ムードからの大逆転という展開だったから感動が大きかった。僕としても3年目の挑戦だった。それらが相まって「すごい感動的なシチュエーションだった」という思い出補正がかかってしまう。
写真では表現しきれないドラマがありました。
現地でこの光景を目に焼き付けた人だけが味わえた感動があります。
ただその感動を少しでも見ている人に共感してもらえるように、ブログというツールを通じて事細かく状況をお伝えしています。
という写真の腕の無さの言い訳です。
早起きしての朝活
ご一緒したカメラマンさん達との間では「直前まで何が起こるか分からないねー」と結論付けされた。
消灯前の反省会が楽しかったです。
翌日は僕は朝まで寝ている予定でした。その変わりに少し早起きして夜明け前の星を撮ろうかなって。
しかし酷く霞んでいたので星はまともに撮影できませんでした。
上手くいきませんねー。
夜が明けるとカメラマン達も増えてきた。
人の多い塔ノ岳がスゴい新鮮に感じる。
他に混みそうな日っていつだろう。元旦とかも混みそうだ。
ふんわりと染まる紅富士。
少し盛っている気もしますが僕のイメージではだいたいこんな色です。
朝は雲もなくスッキリとした展開でしたが、如何せん霞んでしまっていてパッとしません。
雲の演出があって御来光も綺麗でした。
紅富士のあとは霞みが酷くてほぼ撮影はせず。日中も期待できないので今日は縦走などはしないで真っ直ぐ下山することにした。
朝なのにこの霞み具合ですよ。
しかしダイヤモンド富士をゲットできた僕はホクホク顔で下山できました。
まとめ:見事な逆転劇を決めた
あの展開からよく富士山が姿を出したなーって思います。本当に直前まで何が起こるか分かりませんね。
あとこれは恒例行事なので、これからも塔ノ岳のダイヤモンド富士は可能な限り狙いに来ますよ。
以上が、富士山の日に塔ノ岳からのダイヤモンド富士を狙った結果でした。
過去の塔ノ岳の撮影記録、登山記録もあるので良かったら覗いていってください。昨年の2月のダイヤモンド富士なんてカメラを持たずにヤマメシを楽しんでいますからね(笑)
- (2016年10月)ダイヤモンド富士を狙って塔ノ岳を登山した結果(2016年10月)
- (2017年2月)富士山の日!ほとんどヤマメシ目的で塔ノ岳を登った結果
- (2017年8月)登頂スタンプラリー途中経過!塔ノ岳、鍋割山、丹沢山を歩いてきた
- (2018年1月)丹沢を雪山ハイキング!塔ノ岳から富士山とシュカブラを狙ってきた