ホタルと富士山。僕の撮影方法とか比較明合成の裏側をネタバレ

こんにちは、アキです。

6月に入ったのでさっそく季節モノのホタルを富士山と絡めて撮影してきました。ホタル的にはいまいちな条件でしたが、富士山が見事にくっきりだったのでここぞとばかりに出撃。

今回はホタル撮影についてと、比較明合成したホタル写真のネタバレをします。裏側です。

ちなみにブログを開設してちょうど一年経ちます。記念すべき一発目のネタにホタルの記事を書いています。初期の記事なのですっげぇ見辛いし適当なこと書いていますが、だいたいのニュアンスは伝わるかと思いますので、良かったら覗いていって下さい。

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ホタルの生態について

この時期だと種類的にはゲンジボタルです。6月上旬〜7月頃に見られます。同じような光り方をする種類はヘイケボタルで時期は7月上旬〜8月。

ホタルの活動時間は20時頃をピークに発光します。ピークを過ぎると発光が落ち着いてゆき21時頃にはほぼ発光はしなくなります。休憩タイムですね。それ以降だと、0時頃、2時頃をピークに再び発光しますが、一番活発なのは20時前後のようです。

草などにとまって動かずに発光しているのがメス、メスを探し飛びながら発光するのがオスです。発光はホタルの求愛活動です。

天候条件としては雨上がりなどの湿度の高い日が活発です。晴れよりは曇り、風は無い方がホタルは活発になります。

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風景とホタルの撮影

僕の撮影方法を書いておきますが、撮影方法は人それぞれだと思います。とくに正解はないので臨機応変に対応すると良いと思います。

明るい時間に「背景用」の1枚を撮影しておく

富士山と一緒にホタルを入れたかったので「背景用」の写真を撮影しておきました。どうせ比較明合成するなら「背景用」として1枚撮影しておくといろいろと捗ります。

今回の場合は構図に空が入っているので、暗くなってからの写真だと飛行機の光とか不揃いな星の光跡でグチャグチャになります。

早めの時間帯に撮影したこの1枚を「背景用」に使用します。ただ、これをやるとホタルの活動時間までずっと三脚やカメラは動かせないので注意を。この後の写真も同じ構図じゃないといけないので。

もし明るい時間に撮影できなかったら、ISO感度を上げたりF値を絞ったりしてホタル写真とは別に「背景用」を撮影すればいいです。

あとはホタルの活動時間まで待ちます。

ホタルの光を撮影する

僕はシャッタースピードは短めで、20〜30秒にしてコマ数を増やしています。

理由としては、車のライトや散歩の人のライトなどが映り込んだ場合にコマ数が多ければ簡単に取り除けるからです。要らない1枚を合成から除外するだけです。

もし数分間のバルブ撮影をしていた場合、ホタルの光が綺麗に撮れている写真から無駄なライトの明かりを消すのって大変かと思います。フォトショ勢なら簡単なのかもしれませんが。

設定はF2.8 シャッタースピード20秒。ISO感度は状況に応じてって感じでした。ホタルの光さえ映っていればいいので全体的に暗くていいです。

シャッタースピード20秒

撮って出しの1枚です。これが現実です。この時は、ホタルの同時発光は多くても2〜3匹でした。

一回の撮影だとチョロっとしかホタルが映りませんが、これを繰り返し撮影してから重ねることでホタル写真が仕上がります。

時期や場所によっては一発撮りでも沢山のホタルが撮影できますが、そういった写真はほぼ「ホタルの幼虫放流」がされているような場所じゃなきゃ無理かと思います。

この場所も天候条件が良ければもっと飛んでくれるはずです。

撮影した写真を比較明合成する

僕はフォトショは持っていません。フリーソフト「StarStax」を使用してJPEGを重ねます。

まずはたくさん撮影した写真を選別します。ホタルの居ない写真、邪魔なライトの明かりや、見えちゃいけないやつが映り込んでいたら合成から除外します。場合によってはお祓いしましょう。

構図に空が入っていて、飛行機の光が映り込んでくるとグチャグチャになってしまうので空は段階フィルターで潰しました。ホタルの光さえ残ってればどうにでもなります。

全部で33枚と背景用の1枚を比較明合成するとこうなりました。邪魔に映り込んだ車のライトや散歩している人のライト、飛行機のライトも全て除外できました。

ついでに街明かりが邪魔だと思ったので潰してみました。

「背景用」に撮影した1枚をベースにホタルの光だけを合成できました。

フォトショが無くてもこれくらいはできましたが、フリーソフトの比較明合成はJPEGに書き出してから行うため画質的にはやはりフォトショを使うのが一番良いのですけどね。月額制ってのがなんか苦手で手が出ないです。

撮影マナーについて

一年ぶりにホタルを撮影しに行って “うっかり” していたことがありました。

カメラの光に注意

撮影場所では少しの明かりも出さないように心がける必要があります。フラッシュは当然、懐中電灯やカメラのディスプレイの明かりなども自重したいところ。

ホタルは明かりには敏感です。他のカメラマンの撮影の邪魔にもなります。

僕はカメラ本体の「シャッター切るたびに光る部分」を隠し忘れていました。保存処理しているときに光っているやつ。1枚シャッター切る度にピカッって光るから邪魔してたかも。すみませんでした。

カメラの光る部分はテープ等で隠すことをオススメします。ゲンジボタルやヘイケボタルならそこまでって感じかもしれないけど、最低限のマナーとして。

撮影経験はないけど、ヒメボタルの撮影ではシビアなようですね。

こわいこわい。

ホタルが嫌がること

ホタルのいる場所は川沿いなど草むらだったりするので人によっては虫除けスプレーを使用したくなるかもしれませんが、ホタルも虫ですので絶対に使用しないように。

あとは撮影場所でタバコはありえないと思います。ホタル云々ではなくて僕が嫌がります。注意しましょう。

居ないとは思うけど守らないとホタルの活動に影響が出ます。ホタルが発光しなければ自分の撮影にも影響が出てしまうので誰も得をしません。

まとめ:ホタル写真の闇

「ホタル乱舞!」って言われる写真も下手したら “ホタル一匹だった” という可能性もワンチャンあります。ワンチャンね。

本当に乱舞しているスポットもちゃんとあります。今年も天城ほたる祭りが楽しみです。

なんていうか比較明合成(コンポジット)って “写真” と言うより “グラフィックアート” 。

あと、ホタルの数え方って「1匹」じゃなくて「1頭」なんだって。知っていましたか?

以上が、今回撮影したホタル写真の撮影方法などのまとめでした。













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