こんにちは、アキです。
ドクターイエローを狙えるぞと思ったら2017年ラストの運行(下り)でした。今年始めたばかりのドクターイエロー撮影でしたが、なかなかイメージ通りの写真が撮れていませんでした。
今回は天候にも恵まれて2017年ラストを締めくくるべくバッチリ撮影ができました。
最後に今年撮影したドクターイエローを全部振り返ります。
ドクターイエロー撮影記Part11
天候は素晴らしく快晴でなかなかの好条件でした。
河川敷からの定番構図でも撮ろうかと訪れたが、今までに経験のないレベルで混み合っていました。年末だからなのか、好条件だからなのか、冬休みに入ったからなのか、今年ラストだからなのか。
今回はこの構図で撮影します。
高架下すぐの定番構図を狙ってたけど、想像以上の混み具合だったので別の場所へと移動しちゃいました。入り込む勇気はなかった。
撮影方法は今までシャッタースピードを遅くしたり流し撮りしたりと「動感」を求めて試行錯誤していましたが、ドクターイエローをバシッと写すためにシャッタースピード1/1600秒で撮影しました。
その変わりにドクターイエロー全体を収める構図に決めた。
ドクターイエローは7両編成です。
普通の新幹線よりも短いので実物を見ないと長さがイマイチ分からないけど、新幹線の7両分を目安に構図決めをしました。参考までにどうぞ。
普通の新幹線を見ていて気がついたのは、ここ富士川だと新幹線7両分の長さがほぼ柱4本分の長さでした。この長さを目安にすればぶっつけ本番でもドクターイエロー全体を収めた構図をバシッと決められます。
そして本番。
なにか普段よりもドクターイエローが来るのが早く感じた。完全に油断していた。
まだ20分くらいかかるだろうと思っていたのに、後方から何やらワーワー声が上がったので「え?」と思い前を見るとドクターイエローが迫っていました。気がついてよかった。
少し焦りつつも狙い通りの場所でシャッターを切る。狙いの位置は一瞬なので一発撮りでしたが、トリミング無しでバシッと構図を決められました。
今まででに撮影した中で一番のドクターイエロー写真になりました。動感も流し撮りも要らんかったんや。
なによりも富士山が上機嫌です。前日の冠雪もあって静岡側からでもまずまずの白さ。すでに強風で飛ばされ始めていたけど。
そんな2017年ラストのドクターイエロー撮影記でした。
2017年ドクターイエロー撮影記の振り返り
今年撮影したドクターイエローのまとめです。今回のPart11を抜かしてPart1〜10になります。Part1では初めての鉄道写真に挑戦する様子を綴っています。
僕の撮影テクニックの成長の記録だったり心境の変化などが記録されています。
ドクターイエロー撮影記①
初めての鉄道写真という挑戦でしたが富士山は隠れていました。それでも富士山が見えていることをイメージして構図を決めて撮影してみました。
初めてドクターイエローを撮影をして現像時に思ったことが「動感が欲しい」でした。2回目以降の撮影では動感を求めて試行錯誤して悩み続けることを、この時の僕はまだ知ることはない。
ドクターイエロー撮影記②
チェック今度こそ富士山と一緒に!再びドクターイエローを狙った結果
2回目のドクターイエロー撮影も富士山が完全に見えずにロケハン状態。ドクターイエローが7両編成だとか詳細も知らない頃で、車両全体を撮影しようと広角で構えていたがあまりの短さに驚いた撮影でした。
ドクターイエロー撮影記③
チェック三度目のドクターイエローのち春の訪れ、時々カメラマンのエゴ
時期的にも菜の花を絡めて撮影しています。季節モノも絡めていこうという生意気なことを始めたのが3回目の撮影でした。そして三度目の正直にならず富士山は撃沈が続きます。
この頃からドクターイエローの動感を求めてシャッタースピードを意識し始めました。少し車体がブレるように撮影すると「ビュンッ!」とスピード感が出るのです。
ドクターイエロー撮影記④
お馴染みになりつつある田んぼ風景の撮影ポイント。菜の花の次には蓮華祭りも行われるため季節モノを絡めるには絶好の撮影ポイントです。相変わらず見えない富士山。
本当は軽トラが映り込んでしまったがPhotoshopレタッチを始めたことで、合成技術で消してしまいました。便利な世の中になりましたね。
ドクターイエロー撮影記⑤
チェックようやく撮れた富士山とドクターイエローと初心者の撮影テクニック5選
ようやく初めて富士山と一緒にドクターイエローを撮影できたのが5回目でした。快晴で好条件だと思ったが、この頃には富士山は春霞みが酷くなっていたので思いのほかスッキリした写真にならなかった。惜しいです。
シャッタースピードを少し伸ばすことで車体をブラして動感を表現をしていたが、そこでも納得がいかなかった。なにか違う。もっとスピード感が欲しいと。
ドクターイエロー撮影記⑥
チェック富士山ドクターイエロー撮影記 Part6!一期一会の出会いも写真撮影の醍醐味
このドクターイエロー撮影は失敗です。僕は基本的に連写に頼らずに、目視で好みの場所で一発撮りしていました。この撮影では花とドクターイエローの顔が被ってしまった訳です。
この頃は変に花を絡めたりと完全に迷走していた気もします。
ドクターイエロー撮影記⑦
チェック富士山ドクターイエロー撮影記Part7 「流し撮り」に目覚めた話
7回目の撮影では初めての「上り」のドクターイエローを撮影してみました。普段は時刻的に「下り」を狙うのですが、日が伸びてきた季節なので上りでも夕方の富士山と絡められるようになりました。肝心な富士山は隠れていますが。
この日の撮影で僕はついに「流し撮り」に目覚めました。求めていた動感がそこにありました。僕がカッコいいと思っていた鉄道写真の動感は流し撮りによるものだったのです。
ドクターイエロー撮影記⑧
チェック富士山ドクターイエロー撮影記Part8 辿り着いた動感の表現方法
ついに自分でイメージしていた動感を表現できたのが8回目の撮影です。流し撮りを駆使した富士山写真です。シチュエーションとしては水田にもリフレクションが映り込んでいるのが理想でしたが。
ただこれでまだゴールではありません。まだ流し撮りの技術も低いし構図的にも突き詰めることができるので、納得の行くまでは挑戦しようと感じました。
ドクターイエロー撮影記 番外編
幻のPart9です。ネタが無さすぎてフォトログを書いていなかったけど、ドクターイエロー撮影をしていた回がありました。
これは富士川の高架下の定番ポイントのすぐ近くですね。リフレクションを狙って水面を大きく構図に取り入れています。くっきりとしたリフレクションではないが、ドクターイエローの派手な車体が映り込んでいるのが確認できると思います。
ここでリフレクションを狙うにはかなりのローアングルになるので流し撮りはしていません。
この頃には富士山の冠雪もなくなってしまい、見えていても霞んでしまっていたりとドクターイエローと富士山を絡めるには条件的に難しく感じてきました。
ドクターイエロー撮影記⑨
チェックドクターイエロー撮影記Part9 富士五湖周辺の紫陽花は時期が遅い
9回目の撮影はたまたま七夕でした。そして安定して富士山は撃沈。
この日の撮影で一旦ドクターイエロー撮影を休止にしました。夏は条件的に難しく富士山が見えていたとしても冠雪がないためです。
ドクターイエロー撮影記⑩
チェック久しぶりのドクターイエロー撮影は相変わらずの撃沈率だった
12月に入りドクターイエロー撮影を再開しました。バシッと決まったドクターイエローと富士山の写真をSNSで見て思い出しました。その日は僕も撮影に出ていたのに惜しいことをしました。
僕が再開した日はやはり安定の撃沈。流し撮りの肩慣らしで終わった。
まとめ:まだ続けます
撃沈率高スギィ!
ドクターイエロー撮影とは言え、富士山と絡めて撮影する以上は富士山の機嫌に左右されますよね。思い通りにはいかない。まだ撮りたい構図はたくさんあるので2018年も狙えそうな日は引き続き挑戦していきます。
以上がドクターイエロー撮影記Part11と、2017年のドクターイエロー撮影記の振り返りでした。