こんにちは、アキです。やっと富士登山へ行ってきました!
仕事も繁忙期が終わり暇になるはず。本当は7月中に登りたかったんだよなー
これから登るぞー
富士登山前にこの記事を書きたかったけど時間がなくて途中までだったので、“2016年” の富士登山記事の前に “2015年” の2回目の富士登山の記事です。
【2015年】2回目の富士登山の記録
前回(2014年)の初の富士登山の時に毎年登ろうと決意して1年。その決意も鈍ることなく富士登山は決行されました。
2015年7月の時点ではちょこちょこ富士山を意識して写真も撮り始めていた頃なんですよね。雲海で有名な場所で夜通し撮影したり、湖的なところへ行ったり。富士山の定番ポイントでの撮影が増えていました。
今回の富士登山では「影富士」とかいうの撮りたいなーなんて目標があったりと。
登山日和!快晴の中スタート
いやー最高な天気の中スタートできました。
もうね、ゲリラ豪雨ばりの雨の富士登山なんて正直こりごりですよね。ゴアテックスのレインウェアなんていざという時の “御守” であって使わないことに越したことはないんです。
水ヶ塚公園にてウキウキしながら一枚パシャリと。この年は一眼レフを持ってきましたが、フルサイズではなくD3200。便利ズーム付けて軽いしいいかなーって。
9合目を目指して
2014年は初めてだったこともあり無難に八合目の山小屋に宿泊したけど、八合目までは案外余裕があったので九合目にしておいた。
登山日和なのはいいけど、晴れは晴れで暑さがキツいよね。
あと今回の山小屋の対応も前回とは全然違う。消灯時間まで自由に動けたというか、前回の山小屋では到着した人は順番に寝床に案内されて「なるべく出歩くな」という感じでトイレ以外は布団の中という。雰囲気も良いし九合目にして正解だったな。
ちなみに前回の富士登山記録で登場した「肉棒のお姉さん」の居た山小屋です(笑)この年はあのお姉さんはいなかった。ちょっとガッカリ。
九合目での出会い
「影富士」とかいうのを撮りたい。で、だんだん寒くなってきた九合目の山小屋の外でずっとカメラをスタンバっていました。
この写真、おわかり頂けただろうか?
観察してるといろんな人が登ってきますよね。コンビニ袋持って半袖半ズボンでイヤホンしながら登ってくる外国人。マジでいるんか!ってレベルの典型的な “山舐めてる系” スタイルの人。革ジャンにジーンズの外国人とかも。基本的に日本人とは体の作りが違うんだろうな。全然へっちゃらそう。
そんな人間観察をしながらガンバレ~と心の中から応援してあげてました。
影富士のシャッターチャンスの日が沈む頃にはだいぶ冷え込んできました。
か…影富士なのか?
雲がなー。これじゃ影富士じゃないっすね。
雲海が暴れ始めちゃって影富士は撃沈。
と思っていたら…
その “類似影富士” に吊し雲が乗っかりました(笑)
影富士は朝にも見られるから次のチャンスに賭けるとします。
で、カメラ設置してそんなことを僕がやっていた最中、僕の後ろにもずっと人が居たようでした。同じようにコンデジを手に雲海を撮っていました。
女の子とおじさんが居ました。
後ろ姿の僕のことは最初お爺さんだと思っていたらしい(笑)
富士山を下山したら翌日に北岳に行くという山ガールの域を超えた女性です。たくましい。
そして女性と話をしていたおじさんは「こうやってナンパするんだよ」とドヤっていたな。僕、彼女、おじさん、三人ともソロで富士山を登ってきて九合目の山小屋で出会い仲良くなり、最終的には下山も一緒にすることに。
僕の提案で例の御殿場ルートの宝永山火口への下山ルートを行くことに。
一人がいいってソロで来たけど、こういう出会いも楽しいものだ。まさに一期一会。
御来光からの初めてのお鉢巡り
この日、雲は多かったけど御来光は拝めました。なんていうか雲海の中から “ちゃぷん” って出てくる感じで面白かったな。で、御来光のあとは雲に隠れちゃった。御来光の瞬間だけ出てくれてホント良かった。
御来光のあとは雲に隠れて、山頂もガスったりしてた。っていうか剣ヶ峰に来るのが初めてだった。富士山の頂上でも高いところと低いところの差が大きい。前回はわけもわからずに富士宮から登ってすぐの場所で見ていた。
いやー剣ヶ峰の手前の馬の背が最後の難関でした。頂上には着いたのに、剣ヶ峰に行くにはさらに急な坂を登るんですよ。
そして御来光待ちの剣ヶ峰にておじさんは徐ろにカップ麺を作り始めた。他の寒さに震える登山客の前でカップ麺を食べるのが毎年の楽しみらしい(笑)しかもわざとカレー味。イヤな人だ。
来年、真似しよ…
下は雲、上も雲、雲に挟まれた不思議な空間になりました。地球じゃないみたい。
なんていうか悟空が歩いた蛇の道の場所。
あの世に近い場所というのはあながち間違ってはいないな。
そして火口の反対側にいる登山客が切絵のように撮れた!
良い感じのシルエット。
そのあとはお鉢巡りをするんだけど、これもまた初めて。前回はしなかったからね。
太陽は隠れて、時々ガスったりする天候の中を例の三人で一周歩きました。ほんと楽しかった。
あと、一番大事な「影富士」はこの天候なので当然見れませんでしたー…
ただ、一緒に行動したおじさんがブロッケン現象について教えてくれました。ガスっててもそういう現象を狙えるんだと。
下山はもうずっとガスガスだったので写真は無し。
だいぶ端折ったけどそんな感じで一人で登って三人で下山しましたとさ。
まとめ:2016年は二人で登りました
これから記事にしますが2016年の富士登山は二人で登りました。過去二回はソロでしたが初めて誰かと一緒の富士登山。
相手の事を考えて登れるか、はたまた相方に迷惑かけずについて行けるのか…
例のおじさんとは連絡手段はありますが、とくに連絡を取り合ってはいません。また7月中に登ったのかな?
おじさんに奢って頂いた富士宮焼きそばが美味しかった。これから毎年、下山したら同じ富士宮焼きそばを食べるのが恒例になると思います。
①【富士登山2014】初登山が富士山!なぜか雨の中を単独で富士登山した話
②【富士登山2015】一人で登ったのに下山時は三人だった富士登山の話
③【富士登山2016】初の二人での富士登山と初の “影富士” の話
④【富士登山2017】富士山の頂上で食べるカップ麺は格別だった
⑤【富士登山2018】一番人気の吉田ルートではじめての弾丸ナイトハイクをしてきた
⑥【富士登山2018】須走ルートをナイトハイクしてパール富士を狙ってきた
⑦【富士登山2018】平成最後!富士宮ルートではじめてのシーズンオフ