こんにちは、アキです。
ここ数年でハロウィンがちょっとしたコスプレイベント的な盛り上がりを見せていますが、僕にとっては「そもそもハロウィンていつ?」というくらい無関心だったイベントなのに、2020年ついにハロウィンに関心を持ちました。
“ハロウィンの満月は46年ぶり”
今回のハロウィン満月がレアであるという情報をニュースで見かけて、これは富士山と一緒に撮影しておきたいと思い立ちました。
という経緯で出撃したパール富士撮影と、道中の登山記録です。
今年のハロウィン満月がレアな理由
ハロウィン(10月31日)が満月になるのは46年ぶりというだけでも充分レアな満月ですが、それ以外にもレアな条件が複数重なっていました。
- 46年ぶりのハロウィン満月
- 満月がひと月に2回巡るブルームーン
- 1年で1番小さなミニマムムーン
これは激レアでしょう。
知らんけど。
ハロウィン・ブルー・ミニマムムーンですよ。なんか以前にもこんな長いネーミングを見たことある気がしてブログ記事を遡ってみたらスーパー・ブラッド・ウルフムーンとか出てきた。天体系の知識がないので、もはや意味がわからない。
長者ヶ岳の登山記録(2020.10.31)
長者ヶ岳 / あきさんの長者ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
撮影場所は悩んだ結果、長者ヶ岳(標高1,336m)に決めました。
地上だと場所取りがシビアだし、撮影ポイント付近に駐車場所がなかったので断念した。路上駐車はしたくない。長者ヶ岳からはド真ん中パールじゃないからライバルは少なそうだし、登山口や田貫湖にはちゃんと駐車場があるのが決め手となった。
チラッと書いたけど、長者ヶ岳からはド真ん中じゃないし剣ヶ峰にも重ならないくらい微妙な位置から月が登りますが、イメージしていた撮影方法には悪くない条件でした。
後ほど紹介します。
15時頃、登山口前の駐車スペースへ到着すると先客は軽トラが1台のみで、この時間に山に入るハイカーは少ない様子。土曜日なので駐車スペースの心配をしていたが取り越し苦労でした。
準備をしている間に軽トラのハイカーさんが小さいワンコと一緒に下山してきた。犬種はよく分からないけど人懐っこくてかわいいワンコでした。一緒によく山に登るらしい、元気やなぁ。
この日の登山はワークマンから登場した「アクティブハイク」を履いてみました。1,900円で購入できるハイキングシューズで、お手軽な低山だったり展望台までのちょっとした山道を歩くのに丁度良さそうなので、車の中に常備しておこうと思います。
お手軽なハイキングコースでメイン登山靴を消耗するのは勿体無いかと思いまして。
日が沈む時間の山登りはあまりしないので新鮮だ。
チラホラと下山してくるハイカーとすれ違いました。
富士山の見えるポイント①
見事なピーカンだけどこの時期は雪が欲しいよね。幸いにも暗い時間のパール富士なので、富士山は逆光シルエットだけになるので関係なさそう。
富士山の見えるポイント②
田貫湖がチラッと見えてきましたが、すでに山の影に飲み込まれています。影は富士山に迫る。
この道なんか好き。
木が避けてる!(トトロ風に)
16時30分頃、長者ヶ岳の頂上に到着。
コースタイムは約60分で、17時30分過ぎの月の出に対して思っていたよりも早く着いてしまった。日が沈んでから到着する予定だったんだけどな、以前は90分くらいかかった山なのにおかしいな。
タイム短縮はアクティブハイクのおかげかもしれない。見栄なんて捨てればモンベルとワークマンだけで生きていけるからおすすめ。ゾウさんのやつとか高過ぎなんじゃ。
ローカットでの山歩きは初でしたが足への異常は感じられずサクサク歩けました。石がゴツゴツした場所ではソールの固さが少し頼りなかったので、なるべく整備されたハイキングコースでの使用がおすすめかな。
46年ぶりのハロウィンパール富士
早く着いたので富士山撮影を始めていくっ。
ほんのりと紅く染まる富士山。
ちなみに先客無し。下の田貫湖で月の出を待機するカメラマンもいたのだろうか。みんな翌朝のパール富士狙いなのだろうか。1人がいいとか言いながらも、他にカメラマンが居ないとそれはそれで不安になる現象。
マジで雪がない。
ピーカンで面白い展開もなかったので少し時間を飛ばして日没後の1枚です。
薄暗くなったことで田貫湖の湖畔にキャンパーが大勢いることに気がついた。そういえば土曜日だったんだ、週末キャンプのゴールデンタイムですね。ランタンや焚き火の光源がどういう影響をもたらすか。
ここでケンコー・トキナー「トゥインクル・スター」の登場。今回の満月をどう撮ろうか考えた結果、クロスフィルターでキラッキラに装飾するという答えになりました。
満月をドアップに撮ろうにも今回はタイミング悪く「1年で最も小さい満月」なので違う気がするし、翌朝のパール富士の方が撮影しやすそうだけど日を跨ぐとハロウィンナイトが明けてしまうし。
せっかくの「46年ぶりのハロウィン満月」を生かす方向で考えた結果です。
そして月の出に合わせて富士山がキラーン。
光源をキラッキラにしたり、ホワイトバランスをそれっぽく弄って“仮装”や“パリピ”というハロウィンイメージを表現しました。湖畔のキャンプの明かりが多かったのでキラキラ感が増したのは嬉しい誤算。
ハロウィン仕様の富士山写真とか邪道でしょ。
だがそれでいい。
十人十色の11色目でありたい。
フィルターを外すと物足りなく感じるでしょう、もはやクロスフィルター欲しいでしょう。
そんなあなたに朗報です!
ケンコー・トキナーより「トゥインクル・スター」の6本光条バージョンが11月13日より発売されます。レンズの絞り羽根の枚数に依存しなくても6本光条を自在に扱えるのは表現の幅が広がって便利そうですね。(今回使用したのは4本光条です。)
PRO1D R-トゥインクル・スター6X(W) 特集サイト | KenkoTokina
肉眼で見ていても小さいと感じるくらいにちゃんと小さなミニマムムーン。
撤収する頃には真っ暗なので気をつけて下山します。帰りは40分ほど。
お疲れ様でした。
ハロウィンの余談
次にハロウィン(10月31日)が満月になるのは38年後だそうです。
先すぎて忘れちゃいますね。
ハロウィンで思い出したけど、昔FF11というMMORPGにハマっていたことがあります。14年くらい前のアトルガン新規です。もう18年ほど続いているゲームなのに、2020年のハロウィンイベントに新BGMが実装されていたことを、有名女性声優さんのゲーム配信で知りました。なかなか上がる曲で良きです。
今でもブログやレタッチ中の作業用BGMにFF11のサントラを流していますよ。ウィンダスとサルタだけで無限に聴いていられるレベル。