輝くモフモフ、チカラシバとダイヤモンド富士を狙った結果

こんにちは、アキです。

朝霧に群生しているチカラシバとダイヤモンド富士の撮影記録です。タムロンの新レンズのデビュー戦でもありました。

富士山撮影記

まずは田貫湖

撮影に出掛けるとまず立ち寄るのが田貫湖です。目的のダイヤモンド富士が6時過ぎなのでそれまでぶらぶらします。

2時頃に田貫湖に着いて富士山の様子を見ようと撮影しようとすると足元に、

ザリガニや!

陸地に上がっていた。踏まれないようにな。

ザリガニをスルーして富士山を撮影してみます。

これが新レンズのデビュー作となった。なんの変哲もない写真だけど。

富士山は辛うじて見えていましたが半分は雲の中。

雲の波はどんどん押し寄せており、富士山は今にも雲に飲み込まれてしまいそうな状況でした。

そのまま富士山は姿を隠してしまったので、移動をするか仮眠をとるかで悩んだ。

うーん…

とりあえず本栖湖

ライブカメラをチェックして、雲が出ていなかった本栖湖へ移動することにしました。

本栖湖では先客カメラマンが2名すでにパシャパシャ撮影していた。

様子見で数枚を撮影してみたわけだけど、現像時に月暈が映っていることに気がついた。

撮影時にはまったく気が付かなかった。広角レンズで撮影していればもっと分かりやすく撮れたのにな。先客のカメラマンはこれをパシャパシャ撮っていたのか。

撮影の手を止めてぼけーっと本栖湖を眺めつつライブカメラをひたすらリロードする作業。

このまま雲があったらダイヤモンド富士も駄目だったけど、雲はどんどん晴れてきて田貫湖と朝霧では富士山がスッキリと姿を出していた。

そろそろ移動するか。

チカラシバ群生地

スカイ朝霧のランディング場(着陸場)の周辺一帯にチカラシバが群生しています。猪之頭の414号から入った辺りになる。

撮影ポイントに着くも20人位のカメラマンの姿を確認し、定番ポイントはスルーして別のポイントへ移動します。

誰もいないポイントで撮影開始。

と思ったらチカラシバに隠れておじさんが2人ひょこっと現れたので隣で撮影させてもらった。

ここは邪魔な笹なども入らずに良いポイントだと思う。

そして撮影開始からまもなく朝焼けタイムに入る。

綺麗に焼けたけどちょっと雲が少なくて寂しいね。でも朝靄とモフモフのチカラシバが良い感じにふんわり感を出している。

明るくなってきた辺りで、足元にレリーズの蓋が落ちていたので拾って隣のおじさん達に尋ねると「ずっと探してたけど諦めてたよー」とめちゃくちゃ喜ばれた。

ごめんなさい、踏んで気づきましたそれ(笑)

めちゃくちゃ感謝された。ハーフフィルター貸してくるし。急に手渡されても使いこなせないけど。

で、朝焼けが終わるとダイヤモンド待ちとなります。

新レンズはデビュー戦から活躍できて歓喜です。

いろんな構図にカメラを動かして撮影していました。

構図探しに熱中していて気がついたらダイヤモンド直前に。

急いでダイヤモンド用の構図にセットするわけだけど、焦ってしまいチカラシバにレンズが触れてしまいました。

それが何を意味するかというと、チカラシバに付着している水滴がカメラレンズに付いてしまうのです。

この時点でダイヤモンド1分前です。(体感では)

やば!

僕は急いで服の袖で拭き取りました。レンズペン等で綺麗に拭き上げる時間はありません。

レンズに装着していたのは少し贅沢をした「ケンコーZXプロテクター」です。撥水コーティングされているので表面の水分や跡など簡単に消し去れているだろう。

撮影に影響が出ないことを信じます。

 

 

 

おおっ!

なんかカッコいいエフェクトが出たぞ。これを見て真っ先に思い浮かんだのが、ゴンさんのジャジャン拳のエフェクト。キュイーンという効果音が聞こえた(気のせい)

しかし「これはアカン」と思い、急いでプロテクトフィルターを外しました。ばっちり拭き跡の影響が出ていた。

レンズに何かあったらプロテクトフィルターを外してしまえば良い。

これがプロテクトフィルターを使用する一番の意味ですね。急に汚れたり曇ったりしても外すだけで解決する。限られたシャッターチャンスを逃さない。

買って良かったケンコーZXプロテクター。

フィルターを取り外して無事にエフェクト無しのダイヤモンド富士もゲッツ!

チカラシバも逆光によりキラキラモフモフと光り輝いています。

雲が邪魔してくっきりと光芒は出なかったけど、朝靄が「息フィルター」的な役割になって綺麗に光冠が出てくれました。普段と違うダイヤモンド富士に仕上がりました。

これはこれでええやんけ。

オパール富士。

違うか。

光冠ダイヤモンド富士で。

帰り道で出会った光芒

帰りには本日のメインイベントであるテントの設営練習をしにふもとっぱらへと向かいました。

早くテントを立ててみたくてウズウズしていたのだ。

ふもとっぱらへと向かう途中の猪之頭の道中ですごい綺麗な光芒を見かけた。急いで車を引き返して光芒を撮影した。

これは今日一で興奮した。なんだろう。普段こういう光芒って狙うこともないし、他の風景写真でしか見たこと無くて新鮮だった。

けっこう綺麗でしょうこれ。

一応ね、富士山もコラボしています。

この光芒の写真がこの日一番のお気に入りになってしいましたとさ。

まとめ:新レンズが大活躍

新レンズのデビュー戦で面白い写真がたくさん撮れました。

またしても少し久しぶりな撮影になってしまいましたが、無事にダイヤモンド富士もゲットして良かった。

以上がチカラシバとダイヤモンド富士を狙った結果でした。