富士山と茶畑の絶景スポット『天間の茶畑』はどんなところ?

こんにちは、アキです。

日本特有の茶畑のある風景。静岡県富士市内には富士山の見える茶畑スポットが多々ありますが、その中でも正式に“撮影スポット”として一般開放されている茶畑は多くありません。

そのほとんどは農家さんには無断で撮影することになるので、農地へは侵入せず、農家さんや近隣住民へ迷惑をかけず、農作物などに悪影響のないように細心の注意を払って撮影をすることになります。

その中でも近頃では『天間の茶畑』が人気撮影スポットになっているそうで、調べてみると「美しい」「映える」といった情報発信がされているわりには、

1番重要な情報がまったく共有されていない様子。

今回はその辺りを補足しようと思います。

この記事は2年前のロケハン情報とただの個人の感想です。なにか現状と異なる点があるようでしたらご連絡いただけると幸いです。

 

天間の茶畑とは?

天間の茶畑と富士山

『天間の茶畑』は静岡県富士市天間の西富士道路沿いにある茶畑で、下り線を走行していると車中から目に留まる位置にあります。「富士のお茶」という看板が目印となり、西富士道路を利用したことのある方なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

そして雄大な富士山が茶畑越しに構えています。

この天間の茶畑が撮影スポットとして拡散されている中で、調べても共有されていない重要な情報をまとめます。

  1. 駐車場はありません
  2. トイレはありません
  3. ゴミ箱はありません
  4. 地元団体などによる保全活動は行っていません
  5. 農地へは侵入禁止です
「すごい絶景の撮影スポット」という情報だけが独り歩きしている現状なので、これらも一緒に共有するべき情報だと思います。

地元団体や農家さんの保全活動で観光スポットとして成り立っている『大淵笹場』とは違って、『天間の茶畑』はそもそも撮影スポットとして開放されているわけではない様子なので、駐車場やトイレは準備されていません。見た限りでは撮影マナーや駐車に関する注意喚起の看板等のない無法地帯なので、カメラマン一人一人のモラルが問われます。

とくにどうしろとは言いませんが農家さんや周辺住民へ配慮した行動をしていただけると、撮影スポットとしての延命に繋がると思います。

 

実際に訪れてみた感想(2019年5月)

撮影スポットには駐車場はないので、最寄り駐車場から徒歩で移動しました。

いつ頃からだろうか「路上駐車をしない」が僕の撮影モットーです。駐車スペースとして設けられた場所がなかったり満車だった場合は、最寄りの無料駐車場や有料パーキングを探すようにしています。

実際には何年も路上駐車で成り立っている撮影スポットなので乗り付けてしまっても問題はないのだろうけど、僅かなストレスが蓄積されていつの日か撮影禁止という事態を招きかねないと思います。

最寄り駐車場からのアクセス

有料パーキングは最寄りでも富士宮駅周辺にしかありませんでしたが、富士西公園の無料駐車場から徒歩で15分程度なので利用させていただきました。

 

ちなみに2019年「第7回おおぶちお茶まつり」のあとに訪れました。

富士西公園からはずっと緩やかな上り坂になっています。

 

途中で西富士道路の上を超える橋を渡ります。

GW真っ只中なので上り線が渋滞しているのを観察できます。緊急事態宣言のない活気あるGWが再び戻ってくるよう願っています。渋滞にハマるのは御免ですけど。

 

坂を上りきると病院へたどり着き、曲がり角を入っていけば目的の茶畑へ到着します。

当然ですが、病院の駐車場に停めようなんて考えないようお願いします。

 

「富士のお茶」看板の裏側に来たところで、西富士道路が見えてきました。

渋滞してますねぇ。

 

上から眺める天間の茶畑。

あの道路を走っているときに見える茶畑、こちら側から道路を見るのが新鮮です。

 

絶景写真の裏側

この日は「おおぶちお茶まつり」に人が集まっているのか、昼頃で撮影需要がないからなのか、先客カメラマンは1人だけ。その1人がすでに農地へと入り込んで撮影しています。

そこも立派な農地です。

 

確かに段差のある農地へ入り込めば、目線を少し高くできるので撮影しやすくなる。長時間の占拠とかなければ脚立でサクッと撮影したらいいんじゃないかな。

 

天間の茶畑と富士山

しかし目線は低くても良い感じの構図で撮影できます。

 

「お茶の国」静岡県について

最後に余談になります。

最近のニュースで2019年のお茶の産出額が発表されて話題になっていました。

「お茶の国」として有名な静岡県ですが、お茶の産出額1位という50年続いた記録が塗り替えられ2位へと陥落。1位は鹿児島県となりました。ペットボトル需要の高まりにより、まとまった大きな土地で生産できる鹿児島県が有利なんだそうです。

急須で煎れるタイプのお茶の需要低迷や若者のお茶離れ、2019年は春先の冷え込みによる不作で静岡県のお茶の生産量が落ち込んだそうです。

そうでなくても昨年からは感染症拡大の影響もあって、耕作放棄地となってしまった茶畑が増加。お茶の生産が止まり、撮影スポットとしても映えないという悪い流れ。

静岡県がお茶の国1位に返り咲くためにも、カメラマンとして農地の保全を最優先とした撮影マナーを心がけていきたい。

でもすみません。

ペットボトルのお茶しか飲んでいないので、鹿児島に貢献しているのかもしれないな…