幻日に魅せられた田貫湖の朝と、自粛前ラストの富士山撮影

この記事は活動自粛前ラストとなった3月26日の撮影記録です。

こんにちは、アキです。

緊急事態宣言やら外出自粛要請などで撮影や登山は自粛せざるを得ない状況でしたが、とくに意識したわけではないけどブログ更新も止まっていた。5月25日に全国の宣言解除によって自粛ムードが緩和されてきたので、ぼちぼち当ブログの更新を再開していこうと思います。

(撮影とか登山とかキャンプは6月以降の再開予定。)

そんなわけで2ヶ月前の撮影記録の更新です。当時すでに「そろそろ大人しくしていた方が良さそうかな」という状況でしたが、まさかこれが自粛前ラストとなる撮影だとは思わなかったなぁ。

朝焼けを期待して田貫湖でスタンバイ

GPVやライブカメラをチェックすると朝焼けの期待できそうな薄雲を確認。コロナが怖いなと思いながらも、それなりにカメラマンの集まりやすい田貫湖をチョイス。平日だし混み合うほどではないだろうと判断。

田貫湖からの富士山

4時半頃に撮影開始。焼けそうな雰囲気だ。

定番の湖畔沿いを歩いた際に確認できたカメラマンは僕を含めて3人だけ。これから人が増えたとしても知れている。密集することはないだろうと一安心。

 

田貫湖からの富士山

1焼けタイムだが、不発気味に終わる。カメラマンがちらほらと増え始めるも、隣とは十分な距離を保てるレベル。週末だったらこうもいかなかっただろうなぁ。平日最強すぎてたまに土日休みに当たると家を出たくない。コロナ以前からセルフ自粛していたことになる。

 

田貫湖からの富士山

焼けたらイイ感じな雲なんだけど、光の届かなそうな雰囲気。

 

田貫湖からの富士山

2焼けタイムは撃沈。目まぐるしく変化する雲が面白いだけに残念。

 

田貫湖からの富士山

雲の流れが速いときはスローシャッターが面白い。まだ帰るのは勿体ないのでND1000を使用して遊んで時間を潰します。

 

田貫湖からの富士山

スローシャッターで遊んでいると“幻日”の出現を確認。ラッキーな展開。何が起こるかわからないところが自然の面白いところ。田貫湖でサンピラーなら見たことあったけど幻日を見るのは初だ。

田貫湖で見た笠雲祭りと富士山

 

田貫湖からの富士山 田貫湖からの富士山

日が昇る頃には空いっぱいに“うろこ雲”が広がり、富士山の肩からは“幻日”が生えた。もちろん幻日のリフレクション付き。これは悪くない位置。よーく見ると右側の幻日も確認できる。

 

田貫湖からの富士山

日が昇るのに合わせて上昇していく幻日がだんだんと薄れていく。これは撤収の合図。

 

カメラ機材を片付けていると足元にアイピースキャップが落ちていた。こいつたぶん何回も踏んだと思うけど、落とす方が悪いと思うの。

アイピースキャップって紛失しやすいですよね。僕も経験がある。今のNikon D810はアイピースキャップが取れないタイプなので紛失することがなくてありがたい。

 

田貫湖からの富士山

帰り際にボート桟橋付近でパシャリ。この辺りの桜がまだ蕾だったが、満開となったのはちょうど外出自粛期間だったろうな。期間中は田貫湖も封鎖されていたようで誰にも撮影されることなく散っていったと思うと寂しいな。

 

帰りに朝霧から撮影したズーム富士。3月下旬にもなるとだんだんと霞が強くなってきていたので撮影は終わり。寄り道をしつつ帰路についた。

今年は田貫湖での桜やら4月のダイヤモンド富士などがひっそりと終わってしまって寂しい。県外人のあの密集具合を考えると夏のダイヤモンド富士もまだ避けたいところだな。

田貫湖の富士山撮影ポイント