令和が魅せた大雲海と富士山!GWに七面山ナイトハイクをしてきました

七面山の大雲海と富士山

こんにちは、アキです。

GWに登ってきた七面山の登山記録と富士山撮影記です。この登山からあっという間に半月が経過したところで、ようやく写真の整理をしてブログを書いています。

5月1日から令和が始まりましたが、本当は令和元日の御来光を拝むという計画を考えていたけど生憎の天気だったので2日の朝の活動になりました。今回は読み通りの展開となったので、先日の大撃沈した長者ヶ岳ナイトハイクのリベンジができたと言えるでしょう。

 

七面山の登山記録(19.5.2)

七面山は標高1,989mであり、富士山の展望地として知られる敬慎院は標高1,700m付近にあります。(七面山ライブカメラは敬慎院に設置されているので標高1,700m付近になります。)

七面山は宗教の山なので敬慎院までは参道として整備されており、迷う要素もなく安心感のある登山道です。昼間なら随所に休憩所も設けられています。

僕はいつも羽衣白糸の滝のある登山口からスタートしています。

登山口横に10台そこらの駐車スペースとトイレがあり、少し手前の駐車スペースには100台くらい駐車可能で登山口まで5分くらい歩きます。駐車場は充実しているので満車になることはめったに無いと思います。

登山口が標高500m付近なので頂上までは標高差は約1,500mほどあります。高山ではありませんがそこそこのボリュームの登山ができるのでトレーニングも兼ねて富士山撮影を楽しめます。

ルート詳細はヤマレコへどうぞ。(休憩や撮影タイムに一時停止を使い忘れているのでコースタイムはあてにならないと思います。)

令和初登山の七面山でみた大雲海と富士山 – 2019年05月02日 [登山・山行記録] – ヤマレコ

 

雲海狙いの七面山ナイトハイク

5月1日の“令和初日の出”が雨で無理そうなので2日の天気を数日前からずっとチェックしていました。天気図などに疎い僕ですらGPV予報を見ただけで「大雲海やんけ」と分かるくらいハッキリとした展開が予想できました。

先日の大撃沈した長者ヶ岳では大雲海の七面山ライブカメラを指を咥えながら見ていたわけですが、それもあって今回は真っ先に七面山をチョイスしました(笑)

 

七面山ナイトハイク

静岡から登山口まで車で2時間かかり登山スタート時刻は1時30分頃。

この日の御来光の時刻は4時50分です。

僕のペースでは敬慎院までは2時間半〜3時間かかるので、この登山時間を考慮するともっと早めに家を出ればよかったと少し後悔しました。でも御来光までに到着できればいいかなって。

この時点で各地のライブカメラで富士山は確認できませんでした。しかし日の出時刻がだいぶ早い時期となったので登山をするにも早めの判断を求められますよね。考えたところで天候をどうこうできるわけではないのでお構い無しでスタート。

案の定、終始ガスの中でしたが雲海の上に出ることを信じて登ります。

 

七面山ナイトハイク

写真は4時頃に木々の間から見えた大雲海の様子です。

予想通りの大雲海にテンションが上がります。

ヤマレコの方にも綴っているけどスタート直後から、お喋りなハイカーさんに捕まってしまい下山までほぼ一緒に行動しています。このハイカーさんが喋りながらスイスイ登れる方なので会話を返すのが辛かった(笑)

ただでさえブランクのある登山だったので自分のペースが乱れてしんどかった。令和1発目から「登山中に相槌をした回数」の日本最多記録を叩き出してしまっただろう。

コミュ障は相槌1つでライフポイント1つ持っていかれます。

「あ、はい」(ハァハァ)×100回

「あ、そうっすね」(ゼェゼェ)×500回

「あ、はあ…」(オエ…)× ∞回

「あ、へぇ…」(ゲロ吐きそう…)

「あ、すごいっすね…」(休憩しよ…)

休憩するたびに「僕遅いので先に行っていいですよ」と言ったけれど「日の出まで時間があるから急いでも意味ない」と僕に合わせてくれるんですよ。話は面白いし悪い人ではないのですが少し察してほしかった。

しかし不思議なもので絶景を期待できると体力は回復します。アドレナリンが大量噴出するのでしょうね。夜が明け始めて写真のような大雲海が見えると疲れや吐き気がぶっ飛んで、お喋りハイカーさんを引っ張る形でペース回復できました。

絶景というのはまじでドーピングです。

 

七面山ナイトハイク

敬慎院に到着したのは4時半頃、タイムは3時間でした。

御来光の時刻も迫っており、けっこうなシャッターチャンスを逃しています。本当もっと早く家を出ていればよかったなと思うも時すでに遅し。

展望地へ行くと先客は2名、格好からして宿泊客だとわかった。

 

七面山から見る大雲海と富士山

目の前に広がる大雲海、今にも飲み込まれてしまいそうな富士山がそこにありました。この日は至る山の上から大雲海と富士山が見えていたことでしょうね。令和1発目ということで雲海ちゃんのテンションも荒ぶっています。

雲がだいぶ暴れ始めていたので富士山が隠れてしまう前に急いでカメラをセッティングして撮影開始。そうこうしていると他の宿泊客も出てきました。僕らを含めて10名くらいでしょうかね。

信者とは関係なく宿泊客は朝夕に勤行に参加します。そういった行事もあってこの展望地での朝の撮影は少し賑やかになります。

 

七面山からの大雲海と富士山

富士山の右上には月が見えています。30分早く着いていれば富士山と近くで撮影できていたので勿体無いことをした。計画の甘さです。

 

七面山から見る大雲海と富士山

そして案の定、富士山は雲に飲まれてしまいました。

富士山不在の中で御来光に合わせて勤行が始まるも御来光も雲に飲まれています。これはこれで圧巻の景色ですけどね。ちなみに僕はとくに信者ではないので自由行動をしていました。

 

七面山から見る大雲海と富士山

勤行が終わり展望地には僕とお喋りなハイカーさんだけとなりました。

富士山も見えていないので一旦ここでブレイクタイム。本日の撮影のお供は「赤だし なめこ汁」です。混ぜるスティック的なものを忘れてしまい薄かったり濃かったりと微妙な感じでした。

 

七面山から見る大雲海と富士山

おやつは柿ピーです。甘いものも欲しかったので中にドライフルーツのパインも混ぜてあります。ドライフルーツって苦手なものが多いけどパインだけは美味しいです。

 

七面山から見る大雲海と富士山

パインをくっちゃくっちゃ食べているといつの間にか富士山が顔を出していた。

霞んでいて富士山の雪模様は分かりませんが、逆光気味に映し出される富士山のシルエットと黄金に輝く大雲海だけで満足です。雲海の高さと近い位置にいるので迫力があります。「霧の海」と「雲の海」はやはり全然違うものだなと感じました。

ちなみに最近は光条を出さない太陽の撮り方が好みです。

 

七面山から見る大雲海と富士山

ふわもこホイップに浮かぶプリンに見えます。

さっぱりした色合いから低糖質なのが伺えますね。

今回の写真はだいぶパープル寄りにレタッチしていますが気にしないでください。なんかそういう気分なだけです。好みなんて本当にころころ変わります。

 

この展望地がちょうどライブカメラ映像の場所になっているので、自分の姿をスマホでチェックできるのも楽しみの1つ。(手を上げてるの僕です。)他のハイカー達もライブカメラに映る自分たちの姿を見て楽しんでいました。

七面山ライブカメラって少しパワーアップしましたよね。コマ数が増えてほぼ動画配信になっています。前はもう少し間隔が長かったような気がしますが。

と、ライブカメラで記念撮影をして七面山の山頂へと向かいました。

 

撮影後のピークハント

敬慎院はまだ七面山の頂上ではなく、さらに40分くらいコースを歩いたところが山頂になります。せっかくなので山頂を踏んでから下山します。

 

七面山ハイキング

標高1,700m付近の敬慎院までは参道として整備されている登山道ですが、敬慎院から先は普通に山道が始まります。分岐もなく迷う要素は少ないですが、樹林帯の中を歩くのでコース状況に注意して歩いてくださいね。

 

七面山ナナイタガレ

道中にある大崩壊地「ナナイタガレ」は七面山の見どころの1つです。

これが写真で伝えきれないくらい大迫力で玉ヒュンします。よく聞くとガラガラと音が聞こえていて、今現在も少しずつ崩れ続けているのが分かります。

 

七面山から見る大雲海と富士山

雲海キレイだなーと撮影したこの1枚、薄っすらと富士山が見えているじゃないですか。でもこれ肉眼では霞んでいて富士山が見えていなかったのです。記録写真を見返していたら「富士山映ってるやんけ」と気が付きました。

なかなか良いロケーションだったようです。

 

七面山山頂

七面山の山頂は樹林帯の中で景観はないので、記録写真を撮って看板にタッチしてそそくさと引き返しました。少し広々とした空間になっていてテント場に使われていそうな雰囲気を感じました。

ちなみに日陰部分にはまだ雪が残っていましたが、チェーンスパイクや軽アイゼンは全く必要ありませんでした。3日前のヤマレコではアイゼンを使用しているのが確認できたりと、雪が積もったり溶けたり激しい時期なので一応は準備しておいた方がいいでしょうね。

引き返し始めたところで先に出発していたお喋りハイカーさんに合流。別ハイカーと話し込んでいました。このあとは下山までご一緒しました。

 

七面山の鹿

敬慎院近くまで来ると鹿が登山道を50mくらい先導してくれました。お尻のハート模様がキュートで癒やされますね。人に慣れているのか全然逃げません。

 

七面山の鹿

七面山の鹿

別の通路にも鹿がいましたが横を通ってもお構いなしでした。何か虫でも見つけたのかペロリと満足そうな顔をしています。可愛いですね。

さすがに餌付けはされていないと思うけどなかなか人に慣れている様子です。

 

七面山の敬慎院へ参拝

敬慎院へ戻ってきたところでお喋りハイカーさんが「令和の御朱印」を購入したいとのことでお寺さんの中へと入っていきました。僕は「ごしゅいん?なにそれ美味しいの?」って感じで外でおやつを食べながら待機。

ほんと僕こういうの疎いです。お寺と神社の違いも分かりません。

ライブカメラの利用料としてお賽銭を投げておきました。

 

七面山の一の池

この回廊をくぐった先には七面大明神が竜の姿で現れたという「一の池」があります。この池が七面山信教の対象そのものなんだそうです。

池の対岸になにか祀られているのが見えている。まさに聖地っぽい雰囲気です。

ちなみに僕の地元の近所にある南沼上には「沼のばあさん」という伝説があります。龍になり悪い河童を退治した婆さんのお話ですが、小さい頃に見た絵本のせいでこの婆さんが恐怖の対象でしかなくてトラウマになりました。

まさかの七面山の地でそんな過去を思い出した。

 

七面山の一の池

一の池を近くで見ようと回廊をくぐると池だけが謎のオーラに包まれて何も見えなくなりました。不思議ですね。タイミングといい、他は晴れているのにガスにしては不自然です。

信者でもない僕のような不届き者はお断りなのでしょう。

 

七面山敬慎院

下山するべくガスに包まれた境内をしばらく歩き進めます。光芒も出ていてとても神秘的なものを感じる空間を、不届き者の二人はパシャパシャと撮影しながら歩きます。

 

七面山敬慎院

その先の門越しに撮影しようと振り返ると不思議なことにガスなど全くありません。

普通にガスでしかないんだけどタイミングがタイミングだけに信教的な何かがあるんでしょうかね。信じる人にしか感じられない何かが。

 

そして無事に下山。

登る際はペースを乱されて苦しかったけど、敬慎院に着いて以降は終始トークできる余裕もあってお喋りハイカーさんとご一緒できて楽しく感じられました。普段からぼっちハイカーなので、たまにはこういうワイワイした登山経験も良いのかもしれない。

このおじさんは「ぼっち救済」のために現れた七面山の妖精か何かだったのかも…

知らんけど。

 

まとめ

令和1発目の大雲海を見ることができてGWに良い息抜きができました。

これでしばらく試験勉強に集中できます。

 

天皇の退位と即位の話
ちなみに5月1日が雨だったのも意味があるようです。

5月1日の天皇の退位と即位には「三種の神器」という宝物が継承される儀式が行われました。三種の神器は「八咫鏡・草薙剣・八尺瓊勾玉」があり、この中の草薙剣が雨を降らせたと言われています。草薙剣は叢雲を呼ぶ剣「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」とも呼ばれていて儀式の日に雨を振らせたとかどうとか。

信じるか信じないかはあなた次第。

ABOUTこの記事を書いた人

富士山写真と登山をエンジョイしている人。フォトマスター準1級。撮影記録から関連情報までブログで発信。富士山撮影を目的とした登山を好み、低山から富士登山まで幅広く挑戦しています。

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