こんにちは、アキです。
何ヶ月ぶりだろうか、久しぶりの登山をしてきましたよ。
富士山撮影もできてハイキングもそこそこ楽しみたい。でも週末に寝ずに行動するから手頃な低山がいいと考えたところ「長者ヶ岳」に決まりました。田貫湖のところの山域です。
ちょうど田貫湖のダイヤモンド富士シーズンだったので、長者ヶ岳の山頂からもダイヤモンド富士が見られるんですよ。登山ができて、富士山も見えて、ダイヤモンドまで見られる。まさに「三度美味しい」というプランでしたが、そう上手くは行きませんね。
結果から言うと大撃沈。
ただのハイキングで終わりましたが登山記録としてブログに残します。
今年はずっと趣味を封印して勉強漬けの毎日でしたが、とある国家試験を終えて一区切りついた週末に登山でもしてリフレッシュしようという目的でした。
年内いっぱいはまだ試験が詰め込まれているので趣味は控えめにしますが、タイミングを見計らって撮影なり登山なりして気分転換でもしないと頭がおかしくなりそう。
長者ヶ岳の登山記録
長者ヶ岳は標高1,335.8mの低山。
静岡県富士宮市にある田貫湖の北側キャンプ場近くの登山口からスタートしました。
登山口前に10台くらいの駐車スペースがあります。満車だったとしても田貫湖の駐車場が充実しているので駐車場所の心配はいらない登山スポットです。
今回は富士山が見えなかったので、長者ヶ岳からの富士山の見え方などが気になる方は過去記事を見てくださいね。登山道からも富士山の展望ポイントがいくつかあります。
富士山撮影が目的の方は要チェック。
田貫湖からの登山!長者ヶ岳と天子ヶ岳まで登って富士山を見てきた
ダイヤモンド富士を狙ってナイトハイク
ダイヤモンド富士の時刻は5時50分頃だったので、それまでに頂上へ到着していないといけない。僕のペースで90分ほどの登山コースなので逆算して3時半スタートとしました。
5時には長者ヶ岳の山頂へ到着している計画です。
ちょうど満月だったので明るい。
と言っても木々に囲まれた登山道は真っ暗ですけどね。
スタートから30分くらいで最初の展望ポイントへ到着。コンデジをテーブルに置いてシャッターを切り、富士山が見えるかどうかをチェックしてみた。
富士山はでかい雲に飲まれている様子。
天気予報は晴れ予報で、GPVは真っ黒な予報でしたが雲が多い展開です。これから晴れていくという期待をして登っていきます。
頂上へ着く前に夜が明けてきたところでやはり空には雲が多い。登りながらもライブカメラをチェックしていたが富士山が見えている場所がかなり限られていた。
さて頂上から富士山は見えるのかどうか。
雲行きが怪しくなってきたこの時点で今後の登山プランも考え直した。
- ダイヤモンド富士を満喫できたら天子ヶ岳方面への周回ルートで山歩きを楽しもう
- 撮影に撃沈したら長者ヶ岳のピストンで帰るか…
こんなプランを考えながら登っていた。「三度美味しい」が駄目なのなら、無駄なくさっさと帰って試験勉強を進めたいという気持ちもあった。
計画通り90分で長者ヶ岳の山頂へ到着。
天気予報やGPV予報とは真逆の展開でみるみる雲が増えていく。日の出に合わせて雲も晴れていくという期待もなくなりすでに撃沈ムードでした。
こりゃあかん。
ダイヤモンド富士の5時50分が近くなり、期待はしていないけど一応はカメラをセッティングをしておきました。
「撃沈と絶景は紙一重」と言うじゃないですか。こんな展開だからこそ不意に富士山が見えたときに対応できるようにカメラだけは準備しておきます。
でもね…
僕がカメラをセッティングした途端に…
雨が降り始めました。
なんでよ。
秒でカメラを撤収し、レジャーシートを駆使した雨宿り空間を作った。レインウェアを出すのが面倒なので雨宿りをしつつ富士山の様子をみることに。
ダイヤモンド富士の時刻が過ぎても雨は止まない。
一方、大雲海となっていた七面山のライブカメラ映像を見ながらカップ麺を食した。1,700mクラスでこの絶景だったようだ。
誰もいないね。
かれこれ2時間くらい山頂で待機したところで痺れを切らして下山することにした。ちょうど雨も弱まったタイミングでした。
無念の下山
下山する頃にはGPV予報もだいぶ色付いていました。2〜3時間前までは真っ黒だったのにな。天気予報はあくまでも予報なんだな。
ガスに包まれた山の中を下山します。
山のミストの香りがとても好きです。少し気分が沈んでいましたが山の香りでリフレッシュできました。僕の「世の中の好きな香りベスト5」くらいには入る香りです。
ちなみに1位はマックの「紙袋越しのポテトの香り」です。むしろ紙袋の香りがすでに美味しい。何を言っているのか自分でもよくわからない。
もう1枚、マイナスイオンを感じそうな写真を。
朝一スタートのハイカー達もぼちぼち登ってきて「上は晴れていますか?」なんて聞かれましたが、「真っ白けですよ」と残酷な現状を伝えてハイカーの希望を打ち砕いておいた。
途中の分岐から休暇村方面コースへと下山しました。
駐車場所へは少し遠回りになりますが、休暇村側の登山口の確認をしようという目的です。こちら側のコースを登ってくるハイカーも多かった。
休暇村側の登山口の方が駐車スペースが広いです。
登山道の状態もとくに違いは感じない。どちらのコースも整備が行き届いており歩きやすいという印象です。次はこちら側から登ってみよう。
ただし休暇村側の登山道までは未舗装路なので雨が降ったりすればドロドロになります。こういった道を走りたくない人は避けた方がいいかも。
素直に田貫湖駐車場から歩くか、北側の登山口から登るか。
暫く歩くと休暇村が見えてきます。
あとは田貫湖の遊歩道をぐるっと歩いて北側キャンプ場を目指します。
休暇村前の展望デッキには三脚がポツポツとありました。
天気のせいもありダイヤモンド富士シーズンにしては少ない。今朝は撃沈だったのでカメラマンの姿も少ない。「取材」という腕章を逆さまに付けた外国人カメラマンが1人いただけ。
遥々やってきたのにダイヤモンド富士が見れなくて残念ですね。
登山で一番つらいのは舗装路を歩くとき。
遊歩道を歩いて北側キャンプ場へ到着。
すでに葉桜ですがまだ花も多くて綺麗でした。今年は桜の撮影などしていないので少し寂しいです。優先するべきことがあるのでしょんないですが。
こうして「三度美味しいプラン」のはずだった長者ヶ岳の登山は撃沈に終わりました。山歩きでのリフレッシュと、撃沈のモヤモヤでプラマイゼロという感じかな。
まとめ
長者ヶ岳での撮影はリベンジしたいところ。いつかね。
息抜きしたいタイミングなどに登山や富士山撮影をするのでその都度ブログも更新します。とくに趣味を辞めたというわけではないのでご安心ください。
今年はもうずっとこんな感じです。
このブログを忘れずにいてくれたら嬉しいです。