こんにちは、アキです。
10月末の話ですが、山梨県の『西沢渓谷』へ紅葉ハイキングしてきました。
最後に訪れた2017年以来、4年ぶりの西沢渓谷でした。前回は訪れたのが少し遅かったようで、紅葉の見頃が過ぎていて残念だった思い出があります。
果たしてリベンジとなったのでしょうか。
2017年と同じ2人でハイキングです。
西沢渓谷を紅葉ハイキング
西沢渓谷 / あきさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
久しぶりの西沢渓谷を計画しようと山梨市観光協会を確認すると、令和3年6月の大雨の影響によって歩道の一部が崩壊していたことを知りました。
西沢渓谷通行規制のお知らせ(令和3年10月22日更新)|山梨市観光協会
「七ツ釜五段の滝付近にある滝見橋仮設歩道」が崩壊したそうで西沢渓谷歩道の一部が通行止めとなり、一番の見所である七ツ釜五段の滝まで行けないという状況でした。しかし七ツ釜五段付近にて迂回歩道が設置されたことにより10月23日から通行止めが一部解除となりました。
僕らが西沢渓谷へ訪れる28日は運良く通行止めが解除されている。
ということで西沢渓谷ハイキングを決行。
利用客駐車場について
西沢渓谷入口から最寄りの市営駐車場を利用。
平日の朝10時過ぎでほぼ満車でしたが、ギリギリ2台空いていたのですべり込みセーフ。ここが満車でも付近には無料駐車場が充実しているので安心。
道の駅みとみ北側駐車場が200台のスペースがあるそうです。
気持ちのいい沢沿いハイキング
10:47頃、七ツ釜五段の滝へ向けて出発。
分かってはいたけど今回は紅葉の見頃より少し早いです。見頃を過ぎて散ってしまっているよりは、まだ黄緑くらいでもいいから落葉前に訪れる方がマシだと思う。
スタート直後から見える木々はまだ緑が多いですね。
けっこう序盤の二俣吊橋。
この辺りで紅葉を感じられるようになってきました。
歩道全体を歩いてみた限りで、この二俣吊橋周辺の紅葉が一番綺麗でした。
川沿い歩きは涼しげで気持ちが良いです。
普通に登山道のようなコースや川沿いの滑りやすい場所を歩くので、登山靴やハイキングシューズ等の準備が必要なので注意。
無駄に一本橋が設置されていたけど、歩きにくいので下を歩いても問題なかった。
この一本橋は川の水位が増したときに役に立つのかな?
黄緑の木々も綺麗です。
標高差の少ないハイキングコースだけど、岩は濡れていたり苔で滑るし、鎖を掴むような狭い箇所もあるので足元には注意。
登山ではないコースなので一般観光客も多く訪れますが、明らかに登山経験のなさそうな老夫婦を見かけると心配になってしまいます。
ちょうど紅葉部分に光が差し込んで綺麗だったので切り抜きました。
渓谷なので太陽の光が差し込む時間はかなり限られます。朝は早すぎても駄目だし、午後は遅すぎても駄目だということです。絶妙ですね。
水溜りに反射した黄葉が綺麗だったので撮影。
これどういう状況か分かります?
言わなきゃどういう状況の写真なのか分からなそう。
七ツ釜五段の滝まであと20m…
道中にも見応えのある滝がたくさんあるけど、今回は折り返し地点にある『七ツ釜五段の滝』が目的だったので、途中の滝を横目に足早に歩き進めました。
前回は滝のたびに立ち止まっていたので時間がかかり過ぎてしまったため、今回はスムーズに周回しようという計画でした。(この考えが裏目に出てしまう…)
そして滝見橋を渡って「七ツ釜五段の滝までもう少し!」というところで通行止め。
いや、もうすぐやん。
一度訪れているので知っています。
あと20mも先には七ツ釜五段の滝が見下ろせる展望ポイントがあることを…
「目前」とは正にこのこと。
なぜここで通行止めなんだ!
正規の折り返し地点までは行けないのは知っていましたよ。でもマップを見る限りでは「七ツ釜五段の滝を見てから迂回歩道で折り返す」というコースだと思うじゃないですか。
木々の隙間から七ツ釜五段の滝が見えているんですよ。
本当に滝はすぐそこなのに通行止め。
「展望ポイントを折り返し地点にしたらいいのに…」と思うんだけど、展望ポイント近辺の歩道が崩落しているということになるので、安全ため仕方のないことなんですよね。そもそも歩道が無事なら通行止めにしていないですよね。
呆然としながらその場でサイトを再確認すると、
現在、七ツ釜五段の滝付近にある滝見橋は改修のため通行できません。
このため、滝見橋手前から迂回して頂くこととなり、「七ツ釜五段の滝」を近くでご覧いただくことはできませんので何卒ご了承ください。
公式サイトにちゃんと書いてありました。
文句を言ってすみませんでした。
気を取り直して迂回歩道を進んで周回してしまいましょう。
迂回歩道を進めば本来の折り返し地点であるトイレポイントまで行くことが可能です。そこまで行って僕らは休憩することにします。
迂回歩道を“登りきった”ところの看板。
この「設置された迂回歩道」というのがめちゃくちゃ急登でビビった。通行止め箇所から一気に山を駆け上がる傾斜はもはやガチ登山コースでした。
切り開いたばかりの登山道は、まだ踏み固められておらず地面がフカフカで不安定。登山経験のある僕でも木を掴みながら登ってしまうくらいの急登なんですよね。
この急登さえ登りきればトイレ休憩ポイントまで行くことができるし、復路は歩きやすい安全なコースです。しかし通行止め箇所ですでに体力的に限界の方は、迂回歩道(もはや登山道)を進まずに来た道を戻った方が安全かもしれませんね。
休憩後は復路をサクッと歩いてゴール。
復路にはとくに見どころはないのであっという間ですね。
ゴール後は道の駅みとみへ立ち寄ってソフトクリームを食べましょう。ハイキングや登山後のソフトクリームは義務です。僕のやつ(左)はたしか巨峰とバニラのミックスだったかな。
道の駅みとみの売店にて国師ヶ岳バッジを発見したので購入。登ったことのある山の登山バッジを見つけたらなるべく購入するようにしています。乾徳山バッジも売っていたと思うけど未登頂なのでまたの機会にしました。
富士山と雲海、頂上スペースの岩がゴツゴツ感が描かれていて良いですね。
西沢渓谷の感想
今回は「七ツ釜五段の滝までサクッと進もう」という計画。
道中にある様々な滝をスルー気味に歩いたことが裏目と出てしまいました。七ツ釜五段の滝は見られないと知っていれば道中にある見所をもっと満喫していたのにな。
道中にも良さげなロケーションはあるので、西沢渓谷での紅葉ハイキングは撮影込みで満喫できますよ。西沢渓谷でのハイキングは気持ちが良かったです。
だからと言って通行止め箇所から来た道を戻りながら滝を撮影する気力はありませんでした。
本当に様々な滝があるので、七ツ釜五段の滝が見られなくても西沢渓谷は良いハイキングコースだと思います。迂回歩道が「急登」であることだけ要注意ですけどね。
とりあえず今回は紅葉が早かったこともあるし、2017年の「遅すぎた紅葉ハイキング」のリベンジならず。西沢渓谷に再訪する理由ができました。
いつか真っ赤な紅葉と七ツ釜五段の滝を撮影してみたいですね。
使用した撮影機材