こんにちは、アキです。
2月23日「富士山の日」にダイヤモンド富士を狙って塔ノ岳へと登山してきました。
毎回狙っているわけではないですが、塔ノ岳近辺からのダイヤモンド富士は行ければ行くようにしています。
塔ノ岳の登山記録(2021.2.23)
塔ノ岳(富士山の日) / あきさんの堀山・丹沢山・塔ノ岳(神奈川県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
駐車場は毎度お馴染みの大倉駐車場24時間営業を利用しました。富士山の日は祝日で、ちょうど秦野戸川公園の河津桜が見頃だったので公園前で少し渋滞にハマりました。
公園の駐車場へ入れない車が24時間パーキングにも流れていたが、意外と入れ替わりが早かったのですんなり駐車できた。少しのタイムロスも惜しいのでヒヤヒヤでした。
午前10時前に仕事が終わり、静岡市からダッシュで塔ノ岳まで登るプラン。ダイヤモンド富士の17時頃に間に合わせるためには、余裕を持って13時には登山スタートしていたい。
ちなみに日帰りのつもりだったけど、理由あって尊仏山荘へと宿泊することにしました。
富士山の日とダイヤモンド富士
無事に12時55分に登山スタート。
3時間かけて登っても16時には頂上でスタンバイできるのでひと安心です。

余裕だと分かれば楽しみながら登れます。
まつぼっくりを拾っては「コンニチワ!」と脳内再生。完全にゆるキャンの影響です。

黙々と登り、あっという間に花立山荘。
ここに来て富士山を視認できました。
ここまで下山するハイカーとはすれ違うも、登っている人は僕以外に誰一人いなくて寂しい。

やや雲が多めで、夕焼けでも期待できそうな雰囲気です。

金冷し分岐、もう一息です。
ランニング効果なのか調子が良い。

15時25分頃、塔ノ岳へ到着。
コースタイム2時間半は自己ベストかもしれない。ダイヤモンド富士に間に合わせようと気持ちが焦っていたから、無意識にペースが上がったのかも。
階段とか急登でバテる方は、筋力よりも心肺機能を高めるといいと思う。有酸素運動おすすめ。

チェックインを済ませたら、まだ1時間前だけどダイヤモンド富士のスタンバイ。
チェックイン時、久しぶりにオーナーさんにお会いできました。2~3年ぶりかな。しかし電話予約の段階で僕のことを覚えていてくれたので嬉しかった。
オーナーさんも元気そうでなによりです。

ちらほらとカメラマンも来ていますが、2年前の富士山の日よりもだいぶ少ないです。このご時世なので仕方がないですね。
登って来ていそうな知り合いの姿もなく。

富士山は見えているが、ちょっと雲行きが怪しい。
文字通り黒く分厚い雲が太陽を遮り、富士山に迫ろうとしているではないか。このまま太陽が出てこなければダイヤモンド富士は撃沈となります。

そこへ彩雲の登場。
雲が多いと面白い現象が見られます。

彩雲へ突入する飛行機雲。
機材はNikon Z6IIとZ 24-200mmの組み合わせなので、広角から望遠までレンズ1本で対応できます。めっちゃ便利。

太陽が出てきませんが、光芒が美しいです。
ちなみに今回は初めてリバースGNDを使用していますが、ダイヤモンド富士のような太陽を直接入れた撮影ではかなり便利かもしれない。
安価な提供品だったけど十分に実用レベル。しかし品質を考慮したメーカー製のリバースGNDも揃えたくなりました。マグネット式の利便性の高いやつとか。

ダイヤモンド富士となる直前、分厚い雲を避けて太陽が現れて撃沈を免れました。
しかし太陽が薄雲に乱反射してしまい、まんまる太陽のシルエットを上手く撮影できずに手こずりました。

そして今年の富士山の日は見事なダイヤモンド富士となりました。
過去に塔ノ岳で撮影してきたダイヤモンド富士の中で一番バシッと決まった気がするよ。
リバースGND(ND16)を使用しつつ、かなり露出アンダーに落として撮影することで、ようやくまんまる太陽になったかな。おかげで全景の山々は真っ黒だったけど、シャドウをぶち上げて対応しました。Z6IIの暗部の持ち上げ耐性は高いと思う。
ハーフNDがもう1枚あっても良かったかもな。というか、Z6IIでのブラケット撮影の使い方を事前に練習しておけばよかったと後悔。(今はマイメニューに登録済み)

焼けは控えめです。
左半分の雲がドス黒いので期待はできないか。

富士山の頭周辺だけ焼けていたので望遠で切り抜き。24-200mm便利や。
そして本日の撮影は終了。
霧氷景色の翌朝
宿泊客も少なく、隣とは布団1つ空けて利用できました。山小屋内でのマスク着用など感染対策はしっかり実施されていました。
今回の宿泊コースは「夕食あり朝食なし」。尊仏山荘での朝ご飯はいつも苦しいのですよ。おでんは好きなんだけど、苦しくなる理由があります。

夕食のカレーライスがおかわり自由なのです。
僕は2杯食べたところでお腹ぱんぱん。
この後は寝るだけで朝を迎えるので、朝はまだ苦しいのです。うぷぷ。

翌朝は霧に包まれていたのでのんびり寝ていたが、窓から眺めていると晴れてきたのでカメラを持ってスタンバイ。
そして頂上は控えめな霧氷景色となりました。
雲が少し邪魔していたかと思えば、富士山はそのまま姿を隠してしまった。

7時45分頃、まだ下山はせずに霧氷景色を楽しみながら丹沢山へとお散歩です。

青空に霧氷が映えるが、富士山が見えなくて残念。
2月下旬だが、動いていれば半袖で心地の良い気温。風が吹くと肌寒いけど。

控えめな霧氷。

霧氷の広がる一帯。

8時30分頃、みやま山荘へ到着。
丹沢山の方がたっぷりと霧氷していた。
水曜日の賑わう尊仏山荘
9時30分頃、さくっと塔ノ岳まで帰還。
実は塔ノ岳で待ち合わせがあるので、今回は宿泊にしました。

富士山が見えているような気がする。

ここでようやく朝食。
シーフードヌードルと、小屋番さん手作りクッキー(ラズベリー入り)、おまけに手ぬぐいも購入。最近はバッチよりも手ぬぐいを集め始めてる。使ってないのに。

食後、やはり富士山が見えていたのでパシャリ。

のんびり過ごしていると相方が塔ノ岳へ到着。
山小屋で配るお菓子を荷上げしてきました。お菓子を運ぶために60Lザックで登ってんの。
常連さん達で賑わう尊仏山荘。
大好評の生チョコ(紅茶味)とロールケーキ。
お金とれるレベル。

今回、僕が宿泊にした理由。
相方が翌日に塔ノ岳へ登るということだったので、宿泊して頂上で合流するという計画だったのです。待ち合わせ場所が塔ノ岳という。

賑やかだった常連さん達が下山ムードとなり、我々も下山することに。
パーティーはお開き。

1時間50分ほどで下山。
下山後はYAMACAFEでクリームソーダでひと息。
賑やかで楽しい登山でした。
過去の「富士山の日」の登山記録