2022年元日、七面山ナイトハイクで極寒の登り初めと初日の出

こんにちは、アキです。

2022年元日、初日の出を見るために七面山へ登ってきました。

初日の出と言えば竜ヶ岳でのダイヤモンド富士がお馴染みなんだけど、昨年元日に登ったときの混み具合を思うとちょっと今回は避けておきました。しかも今年は太陽とほぼ同じラインで月の出があったので、パール富士狙いのカメラマンなども訪れて昨年よりも混み合うと予想。

竜ヶ岳のダイヤモンド富士は比較的に空いている年末に登っておけばよかったんだけど、登り納めの記事でも綴っていたように登山欲が落ち込んでいで毎年恒例としていた竜ヶ岳ダイヤモンド富士はタイミングを見失ってしまった。

“富士山と初日の出を拝める山”としていくつか候補はあったんだけど、寒波到来中だったので安全そうな七面山に決めました。

それに七面山の途中には敬慎院があるので初詣ができちゃうんですよ。登り初め、富士山撮り始め、初日の出、初詣をいっぺんに済ませちゃいます。

これは元旦登山にもってこいの山ではないでしょうか。

 

七面山の登山記録(2022.1.1)

七面山ナイトハイク(初日の出) / あきさんの七面山(山梨県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

七面山(標高1,989m)を冬季に登るのは初。

寒波到来中ということで、極寒の中で撮影待機するのがキツそうだったのでワークマンのイージス(H700)をザックに無理やり詰め込みましたが、多少かさばっても持っていくだけの価値はありました。さすがイージス。

冬季の七面山は積雪しているのでチェーンスパイクや軽アイゼン等が必要。

 

ガラガラの駐車場

パッキングを済ませて車に乗り込んだらナビの時計がちょうど0時。

変なタイミングで年越しを迎えてしまいましたが気にせずに出発。

中部横断自動車道が全線開通したおかげて静岡市から身延町まではあっという間。あんまり覚えていないけど体感では50分くらい。

元旦なのでハイカーで賑わっていると予想して登山口前駐車場までは行かずに、少し離れた川沿いの無料駐車場を利用しました。イメージでは警備員が駐車案内してるくらい賑わってると思ってたけど、実際にはガラガラでした(笑)

思ってたんとぜんぜん違う。

七面山が混むのはダイヤモンド富士の春分の日・秋分の日だけのようだ。

 

 

積雪する七面山を黙々と登る

七面山登山口

2:15頃、気温−5℃のなか登山開始。

周りに他ハイカーや初詣客の姿はなく寂しいな。

 

例のごとくナイトハイクなので記録写真を撮影することなく黙々と登りましたが、2時間くらい登った辺りで積雪がチラホラと見られました。

標高は1,400mくらい。

こんな塩みたいな雪でもテンションが上がる静岡民。

 

基本的に登っていれば暑いはずなんだけど、だんだんと冷え込みが上回り始めたのでインサレーションウェアを着込む。(モンベル U.L.サーマラップジャケット

着用していたミレーの網シャツが汗冷え防止に優秀だったんだけど、半袖タイプだったので腕だけ冷えてシンドい。厳冬期用に長袖の網シャツ購入を決意。

温度計を確認すると−10℃という寒さ。

汗冷えすることを考慮すると、なるべく汗をかかないようなペース配分で登ることも意識しないといけないのかな。これから雪山もステップアップしていく予定なのでペース配分には気をつけたい。

 

テキスト

だんだんと積雪が増えてくるもチェーンスパイクは必要なく、雪山用ではない登山靴で今のところ問題はない。(後に後悔する…)

 

七面山敬慎院

4:42分頃、敬慎院の門に到着。

そろそろチェーンアイゼンが欲しいくらいの積雪だけどもう少し先まで進みます。

 

七面山敬慎院

4:51頃、敬慎院随身門へ到着。

七面山ライブカメラのある富士山展望地です。

コースタイムは2時間半くらい。

過去の七面山登山では敬慎院でいったん富士山撮影タイムに入り、日が昇ってから七面山を目指していたけど、本日はこのまま七面山方面へ進みます。

元旦の敬慎院は混んでいると思ったので、もともと先へ進む予定でした。

ここでゲイターやチェーンスパイクの装備。

10分程度とはいえ−15℃近い世界で素手で準備していたので指先が死にました。痺れてきたと思ったら感覚を失うという初めての経験にビビった。というか「雪山」だと思ってもいい環境だと気が付くも時すでに遅し。

雪山用ミトンを装備して登山再開。

動いていれば指先まで温まるだろう。

 

七面山の登山道

道中、トレースを辿っていたら人間のものでは無い気がしてきて引き返す場面も。これは鹿っぽいな。

登りが増えてきて体温が上がったら指先も復活。

ちなみにこの後の初日の出待機中に、今度は足の指先が汗冷えで死にました。雪山用の防寒登山靴じゃないし、メリノウールじゃない通常のソックスだし、インナーソックスも履いていない。

基本的に今回は装備をミスった。

−15℃の積雪した山はすでに「雪山」なんですよね。せっかく雪山装備を揃えたのに全然持ってきていませんでした。ホッカイロすら持っていない。

何をしているんだ私は…。

 

富士山と初日の出

5:44頃、目的の撮影場所へ到着。

登山口からのコースタイムは3時間半くらい。

さっそくワークマンイージスを着込んで撮影に入ります。

気温−15℃、風があるので体感温度は−20℃近かったかもしれない。しかしイージスを着込めば寒さを全く感じない。下手にペラペラな登山用ダウンを着るよりも全然いいので、ザックを圧迫してでもイージスを持って来てよかった。

あとは雪山用登山靴とメリノウールソックスさえあれば完全防備でした。

5:50頃の月を撮影。

こういうの地球照って言うんでしたっけ。(忘れた)

 

七面山から見た富士山と月の出

初日の出よりも先に月が登る。初月の出とでも呼ぶのでしょうか。

竜ヶ岳に登っていればパール富士を撮影できたけど今年は「人混みを避ける」という選択をしました。

それにしても富士市の夜景や駿河湾が近くに見えて驚いた。いつも七面山は雲海狙いで登る山だったので、夜景をちゃんと見たのは初めてかもしれない。

 

七面山ナナイタガレ越しの富士山

日の出まで富士山撮影タイム。

思っていたよりも積雪していて白いナナイタガレなど構図探しが楽しい。

積雪直後なら樹氷したりするのかな。

もっと真っ白な状態で撮影してみたいですねぇ。

 

2022年初日の出と富士山

6:50頃、2022年初日の出。

あけましておめでとうございます。

 

七面山ナナイタガレ越しの富士山

白いナナイタガレと、赤く染まる木々。

木の先っぽが👆に見えるやつ。

 

七面山の鹿

横でガサッと音がするので見てみると雄鹿がいて驚いた。

ビックリさせないでよ…。

近くで見るとデカくて迫力があります。

 

七面山の鹿

目が合いました。

あけおめ。

鹿ちゃんと2人で初日の出を拝んでいたようだ。

 

七面山の鹿と富士山

富士山と一緒に構図に収めようと忍び足で鹿ちゃんの周りをウロウロとしたけどこれが限界。「こっち、こっち」と呼ぶとカメラ目線になって可愛かった。

このまま歩いて行ってしまいました。

またね。

 

七面山頂上を踏んで下山開始

積雪した七面山登山道

8:00頃、荷物を撤収して七面山頂上を目指します。

ほぼ頂上付近で撮影していたのですぐだけどね。

この時間には頂上へ向かう他ハイカー2名を見かけましたが、敬慎院で宿泊していたのかナイトハイクしてきたのかは不明。

 

積雪した七面山頂上

8:10頃、七面山(標高1,989m)へ到着。

頂上は樹林帯なのでまだ日が当たらずに寒い。

 

気温は−12℃くらい。

撮影時に1番冷え込んだ−15℃から少しずつ気温が上がっています。

ほぼ「雪山」と呼べる環境だったので想定外の雪山訓練をできた気がする。この登山で防寒対策を見直すことができました。

学んだ教訓。

  • 下手に手袋を外してはいけない
  • 足先の汗冷えに要注意
  • iPhoneはタッチペンが必要
  • iPhoneが寒さ落ちしないように温める

 

積雪した七面山登山道

下山開始。

この山域を冬季に歩くのは始めてなので新鮮だ。

 

七面山ナナイタガレ越しの富士山

横に目をやるとナナイタガレ越しの富士山がチラッと。

 

七面山ナナイタガレ越しの富士山

雲ひとつなく富士山も抜けていて元旦に相応しい登山日和ですね。

気持ちが良い。

 

敬慎院で初詣

七面山敬慎院から見る富士山

8:40頃、敬慎院の展望地まで戻ってきました。

ここで不要な防寒ウェアやチェーンスパイクなどを脱ぎます。

 

今回の下山前の腹ごしらえはセブンの「タルタルソースのフィッシュバーガー」です。

年が明けて始めて口にする食事がこれ。

 

七面山敬慎院

随神門越しの富士山。

絵になりますねぇ。

 

七面山敬慎院

初詣をしようと敬慎院へ立ち寄るもすでに誰もいません。駐車場にはチラホラと車があったので、宿泊者もいたと思うけどまったく人っ気がない。

人混みも嫌なんだけど、誰も居ないのは元旦感がなくて寂しいという矛盾。

それにしても雪化粧した敬慎院が素敵だ。

ここに訪れた際は必ずライブカメラ利用料としてお賽銭を投げております。七面山ライブカメラはマジで重宝しております。ありがたや。

 

龍神様が住んでいるという「一の池」もスケートリンク状態。

 

七面山敬慎院

9:00頃、下山を再開します。

敬慎院前の坂が滑って怖いので、ここはまだチェーンスパイクを装備していても良かったかもしれない。面倒くさいので出さなかったけど。

 

七面山敬慎院

入り口の門。

雪景色が良きですね。

この後の下山は、敬慎院で宿泊していたと思われるハイカー達で賑わっていました。

10:30頃、下山完了。

 

七面山での登り初めの感想

結果的には、初日の出・初詣・登り初め・富士山撮り初め・雪山訓練など盛り沢山な内容でした。

昨年11月を最後に少し登山のブランクがあったので、七面山は良いトレーニングになりました。過去の七面山登山もほとんどは「リハビリ」と称して登っているんですよね。

ただ定期ランニングは継続しているので体力的に問題はなかったどころか、自己ベスト更新できそうなくらい調子は良かったです。

何かあったら七面山。

我々の七面山。

新年早々、綺麗な富士山にも出会えて幸先良さそうです。

今年もよろしくお願い致します。

 

使用した撮影機材

 

ABOUT US

アキ
インドア派だけど富士山写真と登山をエンジョイしている人。主に富士山撮影を目的とする登山が好き。撮影記録や登山日記、関連した情報を発信しています。誰かしらの参考にでも慣れば幸いです。

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