こんにちは、アキです。
2019年5月3日に大渕笹場で行われた「第7回おおぶちお茶まつり」へと訪れたのでイベントでの様子を紹介をします。毎年GW時期に行われています。
僕として目玉はやはり茶娘の撮影会です。茶娘には地元の中学生や高校生がボランティアで参加しているということで、合法的にコスプレJC・JKを撮影できるという人気イベント。興味はあったけど僕はカメラマンでごった返すイベントは避けてしまうタイプ。ようやく今年は意を決して参戦したというわけです。
第7回おおぶちお茶まつり
お茶まつりの日は駐車場がいくつか用意されているので予めチェックしておくとスムーズかと思います。現地へ行けば案内の係員もいるので迷うことは無いです。有り難いことにPDFでマップも配布されています。
僕が駐車したのは駐車場②(新田工業)です。会場までは距離があるので5分〜10分くらいは歩きました。会場までの道中に近くを歩いていた人達がみんなカメラバッグを背負っていた。目的はみんな一緒なんだな。
会場近くまで来ると普段は車で入れる場所が通行止めになっていました。
会場近くの駐車場がいつの間にか綺麗に整備されていました。前回(2年前)訪れたときは未舗装の駐車場スペースがあるだけだったのに立派な駐車場に変貌したものだ。観光スポットとしてお金をかけていますね。
お祭り会場はすでに大賑わい。
天候に恵まれて富士山は見えているし新芽の映える茶畑も綺麗ですが、まず目に入るのが屋台の食べ物たち。「腹が減っては戦はできぬ」という訳ではないですが何か食べたい気分。
イベント的なところに来たらまず食べ物チェックですよ。
大渕お茶まつりで多く見られた「無料サービス」という太っ腹に驚いた。おさつスナックや山菜の天ぷらなどが無料で食べることができた。どうして無料にできるのだろう。
このおさつスナック…
どう見てもカリカリベーコン。
無料のカリカリベーコンを食べたところですぐ横の100円の焼き鳥を購入。
焼き鳥100円やっす!と思って買ったけど、よく考えるとスーパーでは1本90円くらいで買えるのですよね。お祭りマジックで100円が安く感じてしまった。しかしこの絶景を前に食べる焼き鳥はプライスレスである。
抹茶とお饅頭の贅沢セットにはさすがに「おいくらですか?」と聞いてしまったが、これも無料という太っ腹サービス。渋さと甘さの組み合わせが良きですね。
至れり尽くせりなお祭りですよほんと。
腹ごしらえをしたところで茶娘の撮影会イベントへと参戦です。
茶娘の撮影会イベントの様子
地元の中学生・高校生が茶娘に扮して茶摘みする様子を撮影できるというイベント。普段その辺にいる女子中学生なんて撮影しようものなら逮捕案件でしょ。それが合法的に撮影できるということで大勢のカメラマンでごった返すのです。
『茶娘にはポーズなどを要求しないこと。あくまでも風景の一部として自然のままを撮影して下さい。』
と係員からの注意説明が終わると茶娘たちが茶畑へと入っていきます。
大勢のカメラマンが茶娘の撮影に熱中していますが、注意説明したばかりなのに「こっち来てー」や「こっち向いてー」などの要求の声が飛び交う。しかし茶娘さん達は華麗にスルーしている様子で、毎年のことだろうから事前に対応方法など教えられていたんだろうね。
カメラマン全員がベストショットを撮れるように茶娘さん達も少しずつ移動しているので待っていれば撮影できるというシステム。焦らなくても大丈夫。
僕も激戦区へと飛び込んで合法的にJC・JKの撮影に熱中しつつも、自分の後に立つ人のためにしゃがんだりしたので腰が疲れた。暑そうな衣装に身を包んで立ちっぱなしの茶娘さん達はもっとしんどいだろう。
茶娘さんは10名で、5名ずつの2グループに分かれて奥側と手前側の2箇所で撮影会という感じ。10名全員を画角に入れることはなんとかできるが、富士山と合わせた構図は難しくて断念した。
10分くらいしたら茶娘さん達は休憩タイム。しばらくしたら2グループが場所を入れ替えて撮影会の再開という流れを3ターンくらい行われました。
こちらの手前側グループは大渕笹場での定番構図で撮影できました。新芽の黄緑色に染まる茶畑の中で衣装のレッドが差し色になっていますね。よく見ると後ろの方にもレッドの花が咲いています。ただの茶畑を撮影するよりも華やかで良き。
こちらの奥側グループはちょうど傾斜になった地形なので全員をバランスよく撮影できました。少しずつ移動しているのにフォーメーションが整っている。ある程度の練習もしているだろうし本当ご苦労さまです。
全員を構図に入れようと思うと小粒になってしまうので一人ずつ切り抜くのが僕の好みでした。
富士山だけの写真も忘れずにパシャリ。イベントの日に人が入らないように撮影するには望遠で切り抜くしか選択肢がない。
この茶娘さんの目線配り、表情、ポージングが一人だけ撮られ慣れている仕草でした。ある意味プロっぽさが逆に浮いていたくらい。被写体経験がなければこんなあざとさ出せないでしょ。事務所とか劇団的なところから一人だけ雇っていたんじゃないかと思ってるけど違うかな。
どことなく金八先生第6シリーズに出演していた上戸彩を彷彿させて胸アツでした。
初々しい茶娘さんからプロっぽさを感じる茶娘さんまでみなさんご苦労様でした。はじめての茶娘撮影会に参戦できて満足です。
大渕笹場の保全協力金について
この大渕笹場では景観の維持費を保全協力金として徴収しています。立派な茶畑と富士山の美しい組み合わせを撮影できるのも農家さんや関係者の協力あってのことだということを忘れないようにしたい。
会場で販売されているお茶の販売金(1袋500円)が保全金になるというシステムでした。紅茶・ほうじ茶の2種類があり店主に聞いてみたところ「紅茶の方が売れてるよー」とのことだったので紅茶を一袋購入。小腹が空いていたので唐揚げにも課金。
紅茶の購入後に気がついたけど、普通に保全金のみの徴収もしていたので支払っておいた。保全金と引き換えに「富士市おおぶちマップ」という観光マップを貰った。こういうの不要だから全額維持費に回せばいいのにと思ってしまう。富士登山の缶バッジとかも。
希望者には写真コンテストの応募用紙も配布していました。お茶まつり限定フォトコンが行われますが、僕はコンテストを意識した写真は撮影していなかったので応募しませんでした。
でね、僕が購入したのは確かに紅茶なんだけど「なんか紅茶感が薄いし色もそこまで赤くならない。ここの紅茶はこういうものなのか…それか僕の淹れ方が悪いのだろう。」
と物足りなさを感じながらも「こういうもの」だと自己解決。しかしこのお茶を翌日、父親に飲ませたところ衝撃の一言が…
「ほうじ茶みたいだな」
あ…(察し)
これほうじ茶やんけ。
これは完全にパッケージミスだ。
おそらく紅茶もほうじ茶も共通のパッケージで生産し、裏面のシールを貼り分ける過程で間違えてほうじ茶パッケージに紅茶シールを貼ってしまったものだろう。下手したら生産ロットごと間違えているかもしれないミスだよ。他にクレームとか来ていないだろうか。
これの何が怖いって自分の舌よ。
紅茶と思い込んで飲めばほうじ茶を紅茶として認識してしまう心理。
こわいこわい。
もとはどちらでもよかったので残りはほうじ茶として美味しくいただきました。
まとめ
第7回おおぶちお茶まつりへと参戦した様子でした。美味しいものがたくさんあるし、無料サービスが充実していてとても優良イベントです。撮影会以外でも楽しめると思います。
興味を持った方は来年のGWにお越し下さいね。