茶畑の表情の変化が楽しい!今宮と大淵笹場で新芽を狙った結果

こんにちは、アキです。

撮りたかった新芽の茶畑と富士山をバシッと撮影してきました。撮影ルールを記事にまとめた「大淵笹場」と「今宮の茶畑」です。

5月に入ると混みそうだからどうしても4月中に撮りたかったんだよ、新芽も少しフライング気味でもいいから。人多いの嫌いマジで。

「今宮の茶畑」で撮影した結果

最初に今宮に行ってそんなに長居する予定じゃなかったんだけど、思いのほかカメラマンも少なく長いこと同じ場所に居てしまった。てことで時間ごとの茶畑の表情を楽しめたのでまとめます。

AM4:00

前回のロケハンに来た時は富士山がほぼ見えていなかったが、今回はバッチリ見えていた。

まだ5時前に来てみると富士山のシルエットがハッキリとしていて、人もまだ居ない。車は数台あったけどね。明るくなるまで寝てるのだろう。

まだ日の出前にiPhoneで軽くライトアップさせてみた1枚。陽が差し込む前の茶畑もふんわりしていて良いよね。

ライトアップは他に人がいると迷惑になってできないから一人のうちにササッと済ませた。やっぱiPhoneのライト使いやすいっす。すごい広角で光量が程よく弱くて。

「5時前」とか言ったけど撮影時刻見たら4時だった。普通「4時」のことを「5時前」とは言わないけど間違ってはいないよね。

AM5:00

5時を回ると富士山にほんのり陽が当たり始めました。この時間はまだシャッターチャンスではないですね。茶畑に陽が差し込むのを待ちます。

それでもパシャパシャ暇つぶしにシャッターを切ります。

頑張って首を伸ばす三脚ちゃん。

5時を回ってからチラホラとカメラマンが集まり始めます。連休前だったからいいけど5月に入ったら三脚での場所取りとかもあるのだろうか。人混みを想像するだけで胃が痛む。

5時50分頃には茶畑に陽が差し込み始め、新芽が輝き出します。ここで撮影してみた感想としてはこの時間の陽の当たり具合が一番好きです。

グラデーションが綺麗だ。満足です。

茶畑にはピーカンが合うな。晴れてよかった。

AM6:00

6時頃の撮影。陽が差し込み始めたらしばらくシャッターチャンスです。この時間は眩い新芽がとても綺麗。キラッキラタイムだ。

「今宮の茶畑」には構図は “大きく分けて” 2パターンありました。画角違いで色んな写真は撮れるけど。

農道を挟んで『左側』と『右側』の2パターンになります。この1枚は『左側』です。多分『右側』の方が人気ある。帰り際についでに『左側』もちゃちゃっと撮る感じかな。

6時20分頃キラッキラタイムが終了。横からの陽の差し込みが綺麗な時間が落ち着いた。このタイミングで数人のカメラマンは帰っていったけど、多くのカメラマンはその場を動かず。

皆さん、さらに陽が高くなるのを待ちます。

待つのにはちゃんと理由がありました。

AM7:00

結局、先程のキラッキラタイムが落ち着いてから1時間ほど待ったな。この間、暇潰しにパシャパシャしてはいたけど、ほとんどボツ。

茶畑の中央部分の影が無くなって茶畑全体に陽が当たる写真も1枚欲しい。

1時間前の影の位置。

ここの影がだんだんと右へ移動するので、もっと陽が高くなるまで待つことになります。せっかくの撮影日和な青空なので、バシッとした茶畑の写真も撮っておこうという訳で僕も残りました。

1時間後の影の位置。

7時20分頃にようやく茶畑全体に陽が当たりバシッとした茶畑も撮影できた。そして数枚撮ったら撤収。

この全体に陽が差した写真だけが目的なら7時過ぎに来ても十分だ。撮影スペースさえ空いていればだけど。

あとさ、なんだろう僕だけダウン着てたな。みんな薄着なのおかしいだろ。こっちはダウン着ててもガクガク震えてたのにどういうことだ。

「大淵笹場」で撮影した結果

今宮での撮影の後は「大淵笹場」へも立ち寄ってみました。ここでは撮影車専用の駐車場がほぼ満車でしたが、運良く1台分が空いていたので滑り込んだ。

色々とグレーなカメラマン。

なんていうかグレーだよね。まず最初に目に入ったのが茶畑のある私有地へ入り込んで撮影をするカメラマンたち。

そもそも大淵笹場の “定番構図” としてよく見かける写真がこの茶畑内からの写真だったようだ。

茶畑への侵入方法。

僕も「定番構図」が欲しくて入っていこうかと思ったけど、撮影ルールがどうとかブログ記事にまとめてしまった身としてはマズいと判断して諦めた。

「おそらく撮影や展望用として整地されているスペース」もあるんだけど、そこには一人も居ないの(笑)右と左と茶畑のあちこちにカメラマンが潜んでいた。常連さんと農家の方達には暗黙の了解などあるのだろうか。

正直者が馬鹿を見るとはこのことか。撮りたかったお…

そして展望スペースから撮ろうとするもあることに気づく。

茶畑がハゲている!

新芽もあるっちゃあるんだけどハゲている!

これで数日後には「お茶まつり」とか「茶摘み」とかすんの?ってレベルのハゲ。

茶畑が微妙なので新緑な木をピックアップ。

コノーキナンノキキニナルキー(キニナルキー)

適当に路上からパシャパシャして帰ることにした。ここはいいやもう。ハゲてるし。

時間的にも穏やかな雰囲気だったけど、もう少し早い時間に来ていたら殺伐としていたのかな。祭りとかGWとか絶対に来たくない。

これからGWにかけて「大淵笹場」と「今宮の茶畑」はカメラマンが多く訪れると思うのでもう一度『撮影ルール』の確認をお願いします。

※追記:茶畑がハゲているのは「遅霜(おそじも)」の影響なんだそうな。普通はこれを防霜ファンなどで対応しています。茶畑でよく見かけるあの扇風機ですね。

しかし、この大淵笹場は「ファンや電線などが構図に入らない茶畑」というだけあって防霜ファンは見当たりません。なので大淵笹場では遅霜の影響を受けてしまったようです。

景観を保つために防霜ファンの設置はしないのだろうか。写真を撮る人間としてはありがたい。でもさすがにお茶優先で良い気もするな。

まとめ:茶畑のシンデレラ

4月のうちにバシッと撮影ができてよかった。新緑っていいよね。目に良いし。

桜でお馴染みのところの新緑。

この後もちょこっと新緑巡りしてたんだけど、それはまた別の記事にまとめます。桜スポットでは新緑が良い感じでした。

茶畑の時間ごとの表情をまとめてみました。良かったら参考にでもしてください。以上が、「大淵笹場」と「今宮の茶畑」で撮影してきた結果でした。