あの構図がもう撮れなくなる!?芝川の滝の工事状況を見てきた

こんにちは、アキです。

「芝川の滝」はここ最近人気の出た撮影ポイント。この芝川の滝で築堤工事が始まったとの情報があったので自分でも確認しに行ってみました。通り道だったので立ち寄っただけなんだけど。

ここは一気に人気が出ましたよね。僕が初めて芝川の滝の写真を見たのは2年くらい前にFacebookで影響力の高いS氏が公開していた時だ。それから火が付いたのではないかな。あの方が撮ればそりゃあ広まるさ。

以前にも、危険そうな撮影ポイントなので危険箇所を記事で解説もしています。

工事状況の確認

今まで撮影されていた「定番構図」の中に現在は工事用の重機が入り込んでいるため、撮影しに来るカメラマンは減っているのかな。

工事状況

すでに大きく削られています。
ガンガン削っています。

耳にした話だと「川幅を広げるための工事」だそうです。今のままだと細いから増水時に溢れちゃうのかな。それはしょんないか、安全のためだし。

堤防とか作って整備して市がビューポイントにしようと考えているかもしれないな。富士市の茶畑パターン。それはないか。

僕が来たときもズガガガガッっと削っていました。GW中は工事を休止していて連休明けから再開したようですね。

カメラマンとしては川幅を広げるとなると「定番構図」への影響が気になります。

撮影への影響

工事前の2月に撮影した写真を見返してみたら左側の崖が入り込んでいるのが確認できた。僕は左側の崖も入れての構図が良いと思う。

2月撮影

これが有ると無いとでは印象が変わるよね。むしろ無くなった方がサッパリして写真として良くなる可能性もワンチャンある。

あーでも水の流れが変わっちゃうのかな。どうなるのだろうか。

とりあえず「工事後がどうなるのか」、「どこまで崖を削るのか」など気になることが多いですけど、今現在はまだ「定番構図」への影響は少なそうに思えます。邪魔になるのは重機だけですからね。

どこまで削られるのか。

手前左の崖が削られてしまったら景観が大分変わってしまいますね。スッキリして良くなる可能性もあるけど、整地されすぎて不自然になるかもしれないし。

工事のにーちゃんもご苦労様です。

周辺で別の構図を探してみた

この工事場所よりも上流へと歩いてみたら別の滝もあった。

別構図がいけそうか?

小ぶりな滝と手前に岩場があって「これ撮れないかなー」と眺めていたけど、まず向こう岸へ渡るのがすっごいダルいことが分かった。この場所から渡るのはけっこう危険。

とりあえず行けるところまで降りてみようとすると草むらに踏み跡があった。同じこと考えたカメラマンらしき人らが来たのだろう。

もう一つ滝を発見

奥の方に見えるのが上から眺めていた “小ぶりな滝” と “岩場” です。あそこまで行くと確実に富士山が見えなくなるな(笑)行くのやめた。

上からは見えなかったけど手前にさらに小ぶりな滝があった。

可愛らしい滝

富士山はギリ頭が見えるくらいだったよ。草がちょっと入り乱れてるけど僕はこういうの手を出したくない。そのうちどっかのカメラマンが取り除いてくれるだろう(他力本願)

一段降りた場所からの撮影について

工事の様子だけ見て帰ろうとしたら別のカメラマンが「定番構図」の方に来ていたので話しかけてみたところ、ロープを使って一段下がった場所へ降りて撮影するという。Y氏とします。

Y氏とは別にもう一人のおじさんが合流。この二人は先程までドクターイエローを撮っていたという。

そう、僕も同じ場所でドクターイエロー撮ってました(笑)その後にロケハンがてら芝川の滝に立ち寄りました。この日のフォトログはまた別にまとめます。

ロープが無いと危険です。

で、Y氏がロープを張ります。

なぜ一段下りるのかと言うと、一段下がった場所からだと重機だとか小屋などを構図に入れずに撮影できるという。ロープなどが無いと危険なのでこの構図の写真はあまり見ない。

カメラマン根性!

ここ本当に危険なのでロープがあっても一人では降りないようにして下さいね。というか一人だと機材を下ろすのとか面倒だと思う。誰かに手渡ししてもらうのが安全。

「降りてみるかー?」と言うY氏に甘えてロープを使わせてもらった。

お腹にロープを結びます。
さすがにモコモコのクロックスは暑い。

ロープは体に結んでしまえば安全に作業に集中できる。ここでビリージーンを踊っても落ちることはありません。

下りると言っても2メートルくらいだったかな。岩に足を置ける場所もあるのでロープさえ掴めば簡単に登り降りできたよ。

うーん、新鮮な構図。たまに見るけどね。

確かに重機も小屋も入らない。富士山が少し隠れてしまうけどこっちの方が好きだ。

それにしてもすごいなー。最初にここ降りようとした人クレイジーすぎだろ。

ロープに命預けるって発想がすごい。クライマーとか。

不安症な僕には勇気がいる。ジェットコースター乗るときも「もしも僕の番で設備寿命が来てコースターが飛んで行っちゃったらどうしよう…」なんて考えてしまう。100%安全なんて存在しないんだぜ。

ちなみに、車まで一眼レフを取りに行くのが面倒だったのでコンデジ(RICOH GR2)での手持ち撮影です。Y氏に関してはカメラバッグごと別の車に載せてあって忘れてきたって(笑)

まとめ:絶対に一人でやらないように

一人だと何かあった時に困るよ。上がれなくなったりしたらどうしようもなくなる。

そして夜間に訪れる方は本当に気をつけて下さいね。

落ちても知らないよマジで。

あとは工事の経過が気になりますね。

ここは人気ポイントと言えどそれほど混まないのが幸いだ。何回も通うようなポイントではないからだろう。僕も夏と冬の2パターンが欲しいなって思ったけど夏パターンがどうなるのだろうか…

以上が、GW明けの芝川の滝の工事状況でした。