こんにちは、アキです。
6月と言えば紫陽花。
梅雨に見頃を迎える紫陽花は、晴れよりも雨や曇りの日に映える彩り綺麗な花です。そんな紫陽花の「枯れ始め」の魅力に気がついて過去の撮影記録をフォトブログにまとめました。
今回はすべてRICOH GRIIでの撮影です。
枯れ始めた紫陽花の魅力的レタッチ
下田あじさい祭り
下田公園の紫陽花は6月中旬に見頃となる。
会場では6月1日〜30日の期間中「あじさい祭り」としてイベントを開催。飲食の出店や、豊富な種類の紫陽花の販売も行っているので紫陽花をお土産に連れ帰ることもできます。
私は毎年のように訪れています。
関連圧巻の300万輪の紫陽花！下田あじさい祭り2017に行ってきた
魅力的レタッチ方法
今回紹介する「枯れ始めの紫陽花」を魅力的にするレタッチ方法をまとめました。レタッチに至っては各々の好みに調整すればいいものなので、紹介するのは正解とかではありません。あくまでも私個人の好みの表現です。
レタッチで意識したのは上記4点で「ダークな雰囲気」をイメージ。雨や曇りのような薄暗いシチュエーションの似合う花なので、枯れ始めの紫陽花の毒々しさとマッチします。
参考までにどうぞ。
枯れ始めの紫陽花の魅力（19枚）
しっとり曇った日に訪れた下田公園。
ぱっと見ただけでも見頃を過ぎていることが分かる色合いだ。
枯れ始めの紫陽花は毒々しい模様が浮き出るのが特徴で、鮮やかだった色合いは深くダークな雰囲気に。
斑点模様の浮き出た姿は毒々しさが増す。ちなみに赤い紫陽花は土俵がアルカリ性です。
下田はペリー来航の地。開国記念碑や当時のアメリカ大統領ジミーカーターの来日記念碑などがあります。もちろん紫陽花に囲まれている。
ガクアジサイも毒々しい模様が浮き出る。この筋模様にアートを感じる。
単色ではなくグラデーションになった紫陽花の枯れ始めは禍々しさすら感じます。
寒色系の方がダークな雰囲気に合う気がします。青い紫陽花は土俵が酸性です。
見頃時は薄ピンクで可愛かったであろう紫陽花も、枯れ始めになると模様が浮き出る。土俵が中性〜アルカリ性だとピンク色になります。
色が抜けて白味が出ているのか妖霧な色合いです。紫の紫陽花は土俵が酸性〜中性です。
樹林区画に入ると辺りはいっそう薄暗くなる。それを露出アンダーでダークな雰囲気に増し増ししする。
しばらく枯れ始めの紫陽花ロードを歩きます。
色とりどりの紫陽花も枯れ始め特有の毒々しさを放つ。
下田公園の紫陽花は300万輪と、国内では屈指の紫陽花スポットです。その下田公園で1番の圧巻ポイントへ差し掛かる。
赤い斑点模様が「毒に侵された紫陽花」に見える。
人物も背景に入れる。
暗く湿ったエリアがよく似合う。
見所エリアを抜けて振り返る。
紫陽花は色の付いている期間が長いので枯れ始めていても（毒々しさで）圧巻です。このダークな雰囲気に魅力を感じる方であれば紫陽花の楽しみ方が増えます。
まとめ
過去に訪れていた「下田あじさい祭り2021」の旅行写真を振り返っていたら、PCで寝かせおくのが勿体ないと思うくらいには魅力的だったのでフォトブログに掲載しました。
観光や撮影に訪れたけど見頃を過ぎていたなんてことあるかと思いますが、がっかりせずに「枯れ始めの紫陽花」を満喫してみてはどうでしょう。
ダークな雰囲気が好きな方におすすめです。
参考までにどうぞ。
