こんにちは、アキです。
2021年1月にアニメシーズン2の放送が決定した「ゆるキャン△」にどハマリ中の僕が作中に登場するロケ地へ実際に訪れてみました。いわゆる“聖地巡礼”というやつですね。意識的に聖地巡礼をするのは初めての経験です。
今回は富士山撮影のために富士宮市の田貫湖へ訪れ、静岡市への帰り道に「山梨県身延町」を経由するというコースでキャンプはしていません。作中に登場した店や施設などの聖地巡礼となっています。キャンプ場の聖地巡礼もそのうちやりたいですね。
もくじ
本栖湖(浩庵)
僕が田貫湖をスタートしてまず訪れたのは本栖湖。作中でも第1話で登場のスタートとなる場所ですね。ソロキャンをしていたリンちゃんがなでしこと出会う場所です。
第1話でリンちゃんが訪れていた「浩庵キャンプ場」のある本栖湖の展望ポイント。千円札に描かれている“逆さ富士”でお馴染みの場所です。自転車で息を切らしながら身延町から本栖湖までの険しい坂道を登りきるのは素直に凄い。(漫画だからツッコんだら負けかな…)
なでしこが居眠りをしていたトイレ前ベンチもあります。ここに来たらこれを撮影しちゃいますね。他の観光客もやっていました。(写真は別の日に撮影したもの)
受付はこちらの建物。店内には飲食スペースや売店スペースがあり、お土産やゆるキャン△グッズが充実しているのでキャンプをしなくても買い物や食事を楽しめます。
実写ドラマの作中ではリンちゃんがここで柴犬と戯れていましたね。
本栖高校(旧下部小学校・中学校跡)
本栖湖を後にして身延町へ向かって坂道を下ります。本栖湖という大きな湖よりもかなり標高を下げていくので不思議な気分です。
身延町へ入って最初に訪れたのが「金龍山常幸院」ですが、おや?っと思いましたよね。作中で見覚えのないスポットですが、ここへ訪れることには理由があります。
ここはゆるキャン△の登場人物の生徒たちが通う「本栖高校」のモデル地となっている「旧身延町立下部小学校・中学校」のある場所です。ここの跡地周辺が作中の通学風景などで描かれています。(※本栖高校は実在しません。)
本栖高校へとロケ地巡りに訪れたファンのために「金龍山常幸院」さんが駐車スペースやトイレを開放してくれています。学校には駐車スペースはなく路上駐車が避けられない状況なので非常にありがたいことです。迷惑をかけないよう、マナーを守って利用しましょう。
駐車スペースから本栖高校までは聖地巡礼用の可愛らしい案内看板が点々としています。看板には作中のシーンが載っているので実際の風景と比較しやすいです。
キャラクター達が登下校していた見覚えのある坂道。
坂道を登りきった先にはファン向けに「本栖高校前」という案内看板があり実在するような感覚に陥ります。こういう心意気が好きです。
校舎内まで入っていけるようなネット情報は見かけたけど、その情報が定かではないので校門から先へは入りませんでした。万が一、セコムが来たら笑えないので。
過去には校内が開放されるイベントなどがあり、実写ドラマの撮影に利用されたロケセットが再現されたそうです。あの狭苦しい「野クルの部室」を体感してみたかったな。
校門から中の様子を覗くと、校舎内に主要キャラクター5名の等身大パネルを確認できました。実写ドラマ出演者のインスタなど、どこかしらで見覚えのある等身大パネルです。
もちろんグラウンドもあります。ちょうど地元民らしき親子連れがグラウンドへ入っていき遊び始めていたので、普通に出入りしてもいいのだと分かった。実写ドラマで見かけたグラウンドもここなのかな。
本栖高校は実在はしないけどモデルとなった学校が存在しています。ファンならチェックしておきたいロケ地ですね。
常幸院(ラッキードリンクショップ)
ロケ地というわけではないけど、駐車スペースを設けてくれている「金龍山常幸院」さんの紹介もしておきたい。本栖高校とセットで観光するといいです。
常幸院さんの駐車場にはゆるキャン△仕様の「ラッキードリンクショップ」があります。山梨県内には「ハッピードリンクショップ」と呼ばれる自販機ドライブインが実在し、ゆるキャン△の作中では「ラッキードリンクショップ」として登場します。
500mlペットボトルでも最安で100円だったので駐車料金を兼ねてバナナオレを購入。
せっかくなので境内を参拝しました。
常幸院さんの敷地内にはゆるキャン△仕様の展示物を楽しめます。
見覚えのある三輪スクーターの実物が展示してあります。ヤマハとのコラボエピソード「サウナとごはんと三輪バイク」に登場するトリシティ125というスクーターです。何よりもショートヘアのリンちゃんが新鮮なエピソードでした。
ゆるキャン△ SPECIAL EPISODE サウナとごはんと三輪バイク | サウナとバイクでととのう漫画 | ヤマハ発動機株式会社
扉の少し開いた建物内には、またしても見覚えのあるスクーターがチラッと見えていました。こちらはリンちゃんの愛車であるヤマハのビーノですね。実物をしっかり拝見したい方はぜひ訪れてみて下さい。
掲示板ぽいところにはゆるキャン△の観光情報などがまとめられています。作中で犬山さんが「うそやで〜」とホラを吹いていた「蕎麦鵜丼」を実際に食べることができるという。実に興味深い。美味しそうやで。
個人的に犬山さんの「うそやで〜」がかなり好きです。原作やアニメには「うそやで〜」にスポットを当てたエピソードもあるほどですが、実写ドラマでは「うそやで〜」要素が少なくて少し残念でした。
境内にはニッコニコのわんこがいた。犬種はなんだろうな。耳が少しピロンと折れ曲がっていて鼻が赤いです。柴犬ではない感じがする。そういう犬種なのかミックスなのかは不明だけど可愛かった。
「遊ぼうぜ人間!これ引っ張ってくれ!」って自分のマットを咥えて持ってきて、引っ張ってあげるとそれをぶん取り、最後は一人でぶるんぶるん振り回していた。かわいい。
ゼブラ(セルバみのぶ店)
次に立ち寄ったのは作中では「ゼブラ」でお馴染みのスーパーです。こちらは実在する「セルバみのぶ店」というスーパーがモデルになっていて、実写ドラマのロケ地でもあります。
リンちゃんとなでしこが「四尾連湖」への二人キャンプ前に立ち寄ったスーパー。運転手のなでしこ姉が「コーヒー買ってきて」と言っていたが、漫画・アニメ・実写ドラマのいずれもコーヒーを買っている描写がなくて気になってしまう。
店内の一角にはゆるキャン△コーナーが設けられていて、浩庵キャンプ場よりもグッズの品揃えが豊富です。ちなみに作中の買い物シーンで当スーパーでアルバイト中の犬山さんが登場しますよね。なので犬山さんだけ優遇されてパネルが設置されている。
サインも展示されている。声優さんかな?って見てみると実写ドラマの出演者さんのサインでした。ここでロケしているので当然か。なでしこ役の大原優乃さんとリンちゃん役の福原遥さんの2名は確認できたけど、犬山さんが見当たらない。よく探せばあったのかもしれない。
ゆるキャン△グッズが本当に豊富でした。キャラクター単体グッズから、実際に使用できるキャンプ用品、Tシャツやパーカー、作中に登場するカレー麺や、なでしこ作煮込みカレーを再現した製品まで販売している。
ここで買い物タイムにして、カゴに適当にポイポイ入れていきます。「しまりんだんご」だけ冷凍コーナーに置いてありました。志摩リンTシャツや、大垣キーホールダーも購入。個人的には大垣千明推しです。(部長の眼鏡の子)作中でのあだ名が「あきちゃん」なので、僕も同じアキとして推さざるを得ないのです。
スーパーで1万円を超える買い物は初めてかもしれない。レジがオバちゃんだったから良かったけど、こういう買い物は店員を選んじゃいますね…。
七面山を下山したらセルバみのぶ店でしまりんもなかアイス。予想以上にデカかった。#ゆるキャン△ pic.twitter.com/pgAJKKOQPp
— あき (@akisutairu) August 7, 2020
後日発売された「しまりんもなかアイス」も食べてきました。カードステッカー付きです。
身延駅前しょうにん通り(みのぶまんじゅう)
最後に立ち寄ったのが「身延駅前しょうにん通り」です。こちらは原作やアニメで登場しますが、実写ドラマには登場しなかったスポットです。
ちらっと登場した身延駅です。同じ構図で撮影したくなりますね。
「身延駅前しょうにん通り」という商店街の中には、第1〜第4までの無料駐車場が設けられています。目的の店の前に路駐する車も多く見られたけど、けっこう危険なので注意して下さい。
作中でチラッと登場する自販機。
みのぶまんじゅう製造販売でお馴染みの「栄昇堂」です。作中ではキャラクター達がキャンプ用品の買い出しの帰りに立ち寄っていましたね。ここも実在するお店です。
栄昇堂からすぐのところには富士川沿いの例のベンチもある。ここで大垣・犬山さん・なでしこの3人が焼きたてのみのぶまんじゅうを食べていました。実写ドラマでも登場してほしかったですね。
時期的に満開だった桜がイイ感じになでしこカラーとなっていた。
みのぶまんじゅうを2個購入して例のベンチに座って食べました。それなりのサイズなのに1つ60円という安さ。中身は“こしあん”だ。こしあん派の僕にはどストライクです。なでしこのようにさすがに10個は食べられないが、お土産で追加購入しておいた。
絶え間なく路上駐車で溢れていて、栄昇堂の人気を伺えますね。もとから売れていたとは思うけど、ゆるキャン△効果で売上も増えたのではないでしょうか。また買いに行きます。
ちなみに第3駐車場内に「ラッキードリンクショップ」を発見。
そして身延駅を最後に帰路につきました。本栖湖からスタートして静岡へ向かって南下していくようなコースでの巡回でした。今回スルーした場所もあるのでまた訪れます。
ゆるキャン△聖地巡礼ガイド本
今回訪れた場所以外にもまだ多くのロケ地があります。
ゆるキャン△聖地巡礼ガイドブックが発売されているので、一読して効率良く回れるコースを計画してみてはどうでしょうか。
浩庵キャンプ場(建物前)や、トイレ前、展望ポイント付近に無料駐車場があります。