圧巻の300万輪の紫陽花!下田あじさい祭り2017に行ってきた

こんにちは、アキです。

伊豆旅行へと行った際、静岡県下田市にある下田公園にて行われている下田あじさい祭りへ行ってきました。ちょうど見頃でした。

僕は紫陽花が好きです。花の中で一番好きです。ふわっふわ感がカワイイですよね。

「下田あじさい祭り」について

静岡県下田市にある下田公園で行われている「下田あじさい祭り」は、6月1日〜6月30日までの期間中に開催している。下田公園の敷地内を埋め尽くす紫陽花はおよそ15万株(約300万輪)あるという。

園内にお店も出ているんだけど、僕が訪れたのは夕方だったのでもう閉まっていました。

期間中は日曜日にイベントが開催されています。翌年に訪れる際に公式HPなどでチェックしておくと良いですね。

公園手前に駐車場が開放されていて、あじさい祭りの期間中は料金500円で利用できます。駐車場は17時までですが、17時までに駐車してしまえば何時までいても出ることができます。

下田公園は入園料は無料です。駐車料金の500円だけですね。

下田あじさい祭り2017へ行ってきた

下田公園の紫陽花の見頃は6月中旬だそうです。

ナイスタイミングに訪れることが出来ました。天候的に見頃なのは、雨天時や雨上がりが紫陽花が元気です。あとは、昼間よりも朝や夕方が綺麗に見えるかと思います。

入園するといきなりたくさんの紫陽花が目に入ります。園内はずっとこんな感じで、どこを歩いていても紫陽花に囲まれています。

僕が訪れたのは晴れの日の夕方で、陽のあたる場所の紫陽花は少し元気のない様子でした。

お、ペリーか?と思ったけど違いました。違ったのでよく見なかった。

下田と言えばペリー。黒船のあの人。鎖国後、最初に開港したのが下田港ですよね。公園のすぐ近くには、幕末にペリーが歩いたとされる「ペリーロード」なんてスポットまであります。

ペリー来航の記念碑は少し別の場所にあったようでした。

バニラ味
ソーダ味
ソーダフロート味

紫陽花の色って素敵ですよね。僕は水色っぽい薄い青の紫陽花が一番好きかな。真っ青になる少し手前のやつ。ソーダフロート的な感じがいい。

白色のはバニラ味、紫色のはグレープ味、たまに赤色っぽいのもあるけどベリー味かな。

園内は広く、入り口もたくさんあるため道には分岐もたくさんあります。「あっちの道にも紫陽花がある!」って見つけるんだけど回りきれないです。

下田公園は小高い山になっているので、昇り降りがあります。訪れる際は歩きやすい靴を履いてくることをおすすめします。

普通に旅行だったので一眼レフは置いて来ました。この日の撮影はすべてコンデジのRICOH GR2です。パシャパシャとスナップ撮影が捗る。

色んな紫陽花があって楽しいです。逆光の紫陽花がお気に入りです。

広角で全体を撮ってもいいし、気に入った紫陽花をピックアップしてもいいし。

小高い山で街の景色も見渡せます。良い場所です。

相方も一生懸命マクロ撮影してるんだけど、「紫陽花がブレる」とボヤいていた。風もなくて紫陽花は揺れてはいないのになーっと見ていると、近づき過ぎてカメラのレンズが紫陽花に当たっていて自分で動かしてるだけだったっていう。

そりゃブレるわ(笑)

園内で一番紫陽花のたくさんあるポイントらしき場所まで来ました。

まさに圧巻です。紫陽花に埋もれてしまいます。

紫陽花は斜面に広がっていて見やすく、とても綺麗。すべての色も揃っているのも見どころです。

紫陽花に埋もれるのもいいけど、上から見下ろすのもまた綺麗な景色です。

割合的にはサイダー味の紫陽花が優勢かな。

ここの紫陽花は基本的に背が高い。軽く身長を超えているので紫陽花しか見えない。地元で見かける紫陽花の背はそんなに高くないんだけどな。なんでだろう。

紫陽花の花びらの話

僕がそうだったんですが、多くの人が最初は勘違いしているものだと思います。

紫陽花の “花びら” だと思いがちな部分は実は「装飾花」で真ん中の小さいぽつんとした部分が本当の花である「真花」となっています。装飾花というのはガクが花のように発達したものです。

なのでこの写真だと真中の小さなぽつんはまだ “つぼみ” だと言うことが分かりますね。紫陽花の「開花」というのはこの小さなぽつんが開くことです。

よく見ないと分かりませんよね。

この景色を見て「わー紫陽花きれいー!」って思っていたけど、これはまだ “つぼみ” だったんです。開花していませんでした。これだけ綺麗でも “花” としてはまだ見頃とは呼べないのです。

紫陽花は “花” として楽しむというよりも、紅葉のように “色づき” を楽しむものだということです。

僕もよく知りませんでした。深いですね。

ガクアジサイ(ヤマアジサイ)だと分かりやすい。ガクよりも真花の部分が多いです。

合わせて行きたいペリーロード

公園のすぐ横にあります。かつて幕末にペリーが歩いたと言われる場所が「ペリーロード」として観光スポットになっています。

この辺りだろうなって歩いてきたんだけど、イマイチ分からず。それっぽい場所を一往復してきて「あれ?ペリーロードどこだ」ってなりました。

案内看板を見たら今歩いて来た道がペリーロードだったようです。本当にただの道でした。気づかなかったので写真も撮らずに終わった(笑)

ペリーロードは平滑川沿いの700m程で、道は石畳になっています。ちゃんと予備知識があれば気づけたかもな。

そしてペリーよりもニャンコロードじゃないのかというくらい猫ちゃんがゴロゴロしていました。

まとめ:紫陽花好きにおすすめ

とにかく圧巻です。15万株300万輪という膨大な数の紫陽花に圧倒されます。園内もとても広くて回りきれませんでした。

伊豆の下の方で少々遠いですが、遠出するだけの価値はあります。

紫陽花好きの方はぜひ下田公園に訪れてみてはどうでしょうか。「あじさい祭り」の開催期間も6月中なのでまだ間に合いますね。

紫陽花の「真花」を意識して見てみて下さい。