タムロン 70-210mm F4 Di VC USD(A034)がそこそこ軽量コンパクトで登山に良さそうな気がした話

こんにちは、アキです。

望遠ズームレンズ「TAMRON 70-210mm F/4 Di VC USD(Model A034)」を購入したのでサクッと紹介します。(半年くらい前の購入だけど。)

登山用に「TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(Model A030)」を導入したこともあったけど、最近はもっぱらミニマル思考なので登山でも普段使いでも70-200mmクラスは1本に統一してしまおうと程よいサイズ感の望遠ズームレンズを探していました。

タムロンA030

タムロンSP 70-300mm(A030)を登山用の望遠レンズにしたらすっごい捗った話

2018年10月19日

Nikon純正の70-200 F4と悩んだ話

TAMRON A034

A034は望遠ズームレンズとしてはスリムボディなのが特徴で、ズーム全域においてF4通しというスペック。けして「すっごい軽量コンパクト」というわけではないけど登山用には重すぎないレベル。そして三脚座が装着可能なので普段使いでも荷重バランスが良い。

どこかで見覚えのあるコンセプトだな。

そう…「AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR」というニコン小三元の1つにコンセプトがそっくりじゃないですか。

TAMRON
A034
NIKKOR
70-200 F4
焦点距離 70-210mm 70-200mm
明るさ F4
最短撮影距離 0.95m 1m
フィルター径 67mm
絞り羽根 9枚
最小絞り F32
質量 850g 約850g
手ブレ補正 4段

ニコン純正で描写の評判も良いこのレンズも選択肢として非常に悩んだけど、いま僕の手元にあるのはタムロンA034です。それなりに理由をつけて選びました。

僕がタムロンを選んだ理由
  • 新しい製品の方がAF、手振れ補正、コーティングなど精度の高さを期待できる。(2018年発売のA034に対して、2012年発売のNIKKOR 70-200mm f/4G)
  • A034は「TAP-in Console(Model TAP-01)」に対応しているので、自分でファームウェアアップデートやピントの微調整を行える。最近のレンズならではの特権。
  • 古くてもニコン純正レンズはやはり高価であり、中古でようやくA034と近い価格帯。もし同じ価格で中古ニコンと新品タムロンだったら僕は“新品”を選びます。
  • 昨今のタムロンレンズのデザインがカッコよくて好き。全体的にシックに決まってるし、マウント側のルミナスゴールドのデザインリングがイケてると思います。
  • 望遠端が210mmまであり、10mmのお得感がある。大して意味があるのかどうかは別としてお得感は大事。
  • A034専用三脚座「A034TM」がはじめからアルカスイス互換なので便利。今どきの雲台事情に対応していて、余計なクイックシューを付ける必要がなくてスマートだ。

 

そこそこ軽量コンパクトで登山に良いかも

登山用の望遠ズームレンズと考えた場合、そこそこのスリムボディで“重すぎないサイズ感”だということで選びましたが、しかし考えれば考えるほどにA034が“軽量コンパクト”であることが判明してしまった。

TAMRON A034

直線ラインのA034のフォルムが茶筒か水筒に見えてきたので、愛用の山専ボトル(サーモス 0.5L)と並べてみました。小さい。これは軽量コンパクトでしょ。

 

TAMRON A034

もっと軽量コンパクトなA030と比較。

流石にA030よりもコンパクトさは劣るけど、ひとまわり細いスリムボディが際立つ。 A034は伸縮のしないインナーズームであることを考慮すれば実質“軽量コンパクト”なサイズ感である。

 

TAMRON A034

軽量コンパクトなA030のズームを最大に伸ばせば同等のサイズ感になる。なのでA034は実質“軽量コンパクト”と言える。

 

TAMRON A034

それぞれにフードを取り付けてみると2本とも同等のサイズ感に見える。なのでA034は実質“軽量コンパクト”となる。

 

TAMRON A034

キャップ類、レンズフード込みで912gでした。登山時においては余計な荷物が1kg増えるのは痛いが、かわりに僕が1kgの減量ダイエットをすれば実質0gのレンズになる。軽すぎでしょう。

 

 

三脚座がデフォルトでアルカスイス互換

A034三脚座

タムロン純正であるA034専用三脚座「A034TM」がアルカスイス互換に対応しています。レンズはそれなりに軽量ですが、三脚や雲台への荷重バランスを考慮しないと振動しやすくなってしまう。A034に三脚座は無いよりはあった方がいい。

昨今の雲台事情としてアルカスイス互換で統一したいところなので、はじめから一体化している仕様はありがたい。クイックシューなど無駄にギミックを増やすと、それだけで振動しやすくなりますからね。

でも登山時には外しておこうと思う。小型軽量な三脚になる登山時こそ三脚座で荷重バランスを整えたいはずだが、レンズ重量が増えてしまっては本末転倒だ。ここはレンズ重量を優先して「三脚座を使わない」という方向で考えている。

 

TAMRON A034三脚座

それにしても三脚座の箱が、レンズ本体の箱の2/3くらいで無駄にデカいサイズ感。

 

TAMRON A034三脚

中身はスッカスカです。謎です。

 

TAMRON A034三脚座

Made in Chinaです。iPhoneなどのアップル製品だってMade in Chinaだし今どき気にするようなことではない。

 

TAMRON A034三脚座

TAMRON A034三脚座

愛用中のベルボン自由雲台「QHD-G7AS・G6AS」には問題なく装着が可能でした。噛み合わせに違和感もなく安定しています。

アルカスイス互換はあくまでも「互換性があるだけ」で、けして「アルカスイス規格」が定められているわけではない。メーカー独自に「アルカスイスに互換するやつ」を作っているだけなのでメーカーごとの個体差が当然ある。シューとマウントをメーカー違いで使用すれば上手く噛み合わない可能性もあるので注意。

ベルボン自由雲台

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TAMRON A034三脚座

レンズと三脚座には90度ごとに白いポイントが記されているので、横構図と縦構図での切り替えが容易です。小さくて見づらいけど。

 

ベルボンQHD-G7AS/G6AS

僕の使用カメラはRRS製Lプレートを付けっぱなしにした「Nikon D810」です。それなりに重量を盛った一眼レフカメラなので当然というべきか、三脚座を使用すると荷重バランスは明らかにカメラ本体側に偏ってしまっている。なんだか微妙だけど、三脚座無しよりは安定している。

RRSのLプレート

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ちなみに、三脚座はタムロン純正以外にも中華メーカーの互換品もあります。アルカスイス互換なので使い勝手は変わらないが、噛み合わせの精度は落ちるかもしれないです。でも安いは正義。

 

ここまで軽く使用した感想

とりあえず、ここまで軽く使用してみての感想です。(例によってレタッチ済みの写真なので、ポテンシャルだけ感じ取ってくださいね。)

海辺と富士山

三脚座とNDフィルターを使用してのスローシャッター。レンズとカメラ本体との荷重バランスに偏りがあるけどスローシャッター撮影には影響はありません。(あってもらっては困る)

 

清水吉原と富士山

薄明時にはマニュアルでピントを追い込みましたが、操作性や解像感に不満はありません。

 

日中の手持ち撮影時にてAF速度が遅く感じた。ていうか遅い。迷う感じかな。風景撮影ではさほど気にすることではないが、動きものやポートレートなどでは不満が出るかもしれない。逆に手ブレ補正(4段)の食いつき具合は好印象。

 

まとめ

自粛期間があったりと使用頻度がまだ少なくて描写関係はもう少し先にまとめます。長期的に使用してみないと分からないことも多い。そして登山にはまだ一度も使っていないが、これから使っていく上で発見があれば追記していく予定です。

ちなみに、手持ちレンズのタムロン統一化を考えていたりいなかったり。

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ABOUTこの記事を書いた人

富士山写真と登山をエンジョイしている人。撮影記や登山日記、関連した情報を発信しています。富士山撮影を目的とする登山が好き。フォトマスター検定準1級。

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