こんにちは、アキです。
ついにRICOH GRⅢが正式発表されました。
2019年3月下旬に発売となります。
2015年7月にGRⅡが発売されてから3年半の時を経て、パワーアップした最強のスナップシューターが帰ってきましたよ。かなりの性能アップに興味津々です。
GR III / デジタルカメラ / 製品 | RICOH IMAGING
ちなみに僕は現在GRⅡを愛用していますが控えめに言って神機だと思います。ブログ用の写真から旅行などの普段使い、そしてブツ撮りまでGRⅡが大活躍しています。
一言で表すと「ポケットに入る一眼カメラ」
新型登場にともなってGR関連の情報を調べているうちに、使用しているGRⅡのファームウェアが更新されていないことに気が付きました。
今回はタイトル通り、
GRⅡのファームウェアをアップデートするという内容です。
(なにも騙してはいないですよ。)
GRⅡの最新ファームウェアについて
現在、RICOH GRⅡの最新ファームウェアはバージョン 3.00です。
バージョンアップすることによってカメラの動作調整や、機能そのものが拡張されたりします。バグの修正も兼ねているので常に最新バージョンに更新することが推奨されています。
僕のGRⅡのファームウェアバージョンを確認してみました。
バージョン 1.10……
初期バージョンやないかーい。
このGRⅡの購入日は2016年7月31日ですが、バージョン 3.00は同年7月14日にリリースされています。購入時点ですでに最新ファームウェアへアップデート可能だったのです。
購入から2年半もの間ずっと初期バージョンでGRⅡを使い続けてきたわけですよ。
なんという情弱の極み。
今更というタイミングですがGRⅡをバージョンアップしていきます。
バージョンアップの方法
まずはこちらのページからバージョン 3.00(ZIPファイル)をダウンロードします。
ちなみに最新バージョンには3.00以前の更新ファイルも含まれているので、最新バージョンだけのダウンロードで大丈夫です。
「同意してダウンロードする」を選択してダウンロードを開始します。
rg2_v003.zipというZIPファイルが保存されました。
ZIPファイルを解凍するとrg2_v003.frmというファイルがあります。
これをSDカードへ転送しますが、その前にSDカードをGRⅡ本体で初期化(フォーマット)しておく必要があります。普段からGRⅡで使用してるSDカードならすでにフォーマット済みかと思いますが注意してください。
※保存されている撮影データのバックアップを行ってから初期化してくださいね。
SDカード内にrg2_v003.frmを転送します。(GRⅡを直接PCに繋くか、カードリーダーでSDカードを読み込んでください。 )
転送できたSDカードはGRⅡ本体に戻します。
これで準備完了。
「MENU → セットアップ → ファームウェアバージョン確認」と開くとアップデートの確認画面が表示されます。
アップデートバージョンが3.00であることを確認してから「はい」を選択します。
アップデートは10秒そこらで終わりました。
これでファームウェアアップデートが完了。SDカード内に保存したアップデートファイルは削除するなり初期化するなりしても問題ありません。
現在のバージョン 3.00……
これがGR3か。(真顔)
V 3.00で拡張された機能について
初期バージョンからV 2.00とV 3.00を同時アップデートしたことで機能がたくさん拡張されていました。
拡張機能内容を公式サイトから引用させていただきます。
機能拡張内容 《バージョン 3.00 》
- +/-ボタンによるMF操作
アップダウンダイヤルに加え、+/-ボタンでもマニュアルフォーカスの操作ができるようになりました。- [フラッシュボタン設定]
フラッシュボタンにFn1 / Fn2 / Effectボタンと同様に、機能を登録できるようになりました。- [MFアシスト表示] [MFアシスト表示]が追加され、 [ON]を選択するとマニュアルフォーカスの操作中に自動でMFアシストが表示されます。
- [水準器表示] [水準器表示]が追加され、[タイプ1][タイプ2]から選択できます。
[タイプ1]: 従来のデザイン
[タイプ2]: GR Digital IVの水準器表示をベースとしたデザイン- [露出情報表示] [露出情報表示]が追加され、[常時][半押し]から選択できます。
[常時]を選択すると、測光した露出値が撮影画面に常に表示されます。
機能拡張内容 《バージョン 2.00 》
- Today’s Shots表示
電源OFF時、その日の記録枚数が表示されるようになりました。- メニュー選択肢の高速スクロール
撮影モードのメニュー選択肢表示中も、+/-ボタンで高速にスクロールできるようになりました。- エフェクト・画像設定の詳細設定リセット
[エフェクト][画像設定]の[詳細設定]で、初期設定に戻すことができるようになりました。- コンバージョンレンズFn割り当て
[キーカスタム]メニューの[Fn1ボタン設定][Fn2ボタン設定][エフェクトボタン設定]に、[コンバージョンレンズ]が追加されました。- [コンバージョンレンズ]に[MACRO]追加
[セットアップ]メニューの[コンバージョンレンズ]に、[MACRO]が追加されました。マクロコンバージョンレンズ(GM-1)を使用するときは、[MACRO]に設定します。- マクロAFスキャン範囲設定
[セットアップ]メニューに、[マクロAFスキャン範囲]が追加されました。[全域][近接域のみ]から選択できます。- RAW現像時のプレビュー拡大表示
[RAW現像]で、プレビューを拡大表示できるようになりました。
引用:Firmware Update Software for GR II|ダウンロードサービス/デジタルカメラ関連ソフトウェア | RICOH IMAGING
ざっとこんな機能が拡張されました。
けっこう操作性が良くなる機能もあるので、今までアップデートしていなかったのが馬鹿馬鹿しくなってしまいます。
拡張機能で気になったのは「マクロAFスキャン範囲設定」かな。
AF範囲設定が拡張されると使い勝手も変わってきますね。
MFは操作性が微妙だったのであまり使用せずにAF頼りだったけど、アップデートにより操作性がかなり向上しています。「MFアシスト表示」が地味に便利。
GRⅡでのMF撮影がしやすくなったので撮影の幅が広がります。
V 3.00で機能が増えたり操作性が変わってなんかもう新しいカメラになったみたい。
これがGR3か。(2回目)
まとめ
GRⅡが少し新鮮なことになってしまったので、新型に移行せずにしばらくは新生GRⅡちゃんを堪能したいと思います。
というかGRⅢがもはやコンデジの価格じゃない。
今更すぎて参考にすらならないと思うけど、最強のスナップシューター2代目のGRⅡのファームウェアを最新にアップデートしたという話でした。
これから中古GRⅡが多く出回ると思うので、もし購入された方は最初にバージョンの確認をしてみてくださいね。