こんにちは、アキです。
Nikon Z6IIを購入したことでZマウントレンズへの完全移行を考えたりしています。
(するとは言ってない。)
Zシリーズの登場から2年以上が経過してZ6・Z7は第2世代が登場しているわけですが、2年も経てばZマウントレンズもそこそこ出揃ってきました。そこで『手持ちの主要レンズをZマウントレンズに統一するときの組み合わせ』について考えました。
要するに欲しいレンズを綴るだけの記事です。
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現在所有のZマウントレンズ
現在所有しているZマウントレンズはまだ1本。
「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」は、いわゆる便利ズームレンズです。
S-Lineシリーズではないけど描写についての評判はそこそこ良い。便利ズームレンズと言えば利便性の高さとは反面に描写力で劣る部分があるものだったが、それも過去の話。Zシリーズでは性能の進化により、便利ズームレンズでの描写力もかなり向上している。
実用レベルの描写力ということで登山用の主力レンズとして導入しました。
しかし、登山をしない地上での撮影も結局するわけであって、便利ズームレンズではない上位のS-Lineシリーズも欲しいところです。
これから揃えたいZマウントレンズ
願望だけで言えば大三元レンズの3本を揃えることが大正解なんですが、予算的な都合だったり、登山でも持ち歩いたり、自分の撮影スタイルに合うものから現実的に選びました。
僕の必要な焦点距離を埋める最低限のレンズを挙げると、
- 20mm F1.8(購入済み)
- 14-30mm F4
- 24-70mm F2.8(24-105mm F2.8-4)
- 100-400mm
この辺りを様子を見ながら揃えていきたいと考えています。
星景レンズ20mm F1.8
まず欲しいのは「NIKKOR Z 20mm f/1.8 S」
S-LineシリーズのF1.8単焦点レンズ。
使用するZ6IIは動体や動画の撮影に強いコンセプトのカメラです。僕はほとんど風景しか撮影しないのにZ6IIを選んだわけですが、唯一Z7よりも優っているのが“高感度耐性の高さ”でした。
風景撮影でその長所を活かすには『星景』に辿り着きます。
Z6IIはシャッタースピード900秒まで対応したり、USB給電撮影が可能になったことで、さらに星景撮影がしやすくなり、F1.8等の明るいレンズを揃えれば星景撮影に特化したシステムになると思います。焦点距離は20mmでいいです。
※追記(2021.2.21)
2月になり天の川が上り始めるシーズン突入ということで、さっそくケンコー・トキナーの光害カットフィルター「スターリーナイト」とセットでZ20mm F1.8を揃えました。
Z 20mm F1.8とケンコートキナーのスターリーナイトを購入。
この星景セットとZ6IIで今年は星をたくさん撮りたい。#ケンコートキナー pic.twitter.com/MxVU0GDCYl— あき (@akisutairu) February 21, 2021
ベースにスターリーナイトを付けておき、ハーフプロソフトン、プロソフトンクリア、トゥインクル・スターを臨機応変に使い分けようという考えです。
スターリーナイトは光害による色かぶりを減少させて星空のクオリティを上げる目的だけど、取り込む光量が若干減少してしまうので、F1.8以上のなるべく明るいレンズが求められます。もともと星の撮影ではギリギリ妥協ラインだったF4辺りのレンズでは光量減少は厳しくなるかもしれませんね。
利便性お化け14-30mm F4
広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-30mm f/4S」
いわゆる小三元レンズの1本。
描写力に関しては大三元である14-24mm F2.8が大正解であることは十分に承知ですが、僕にとってはフィルター関係の利便性を考慮すると14-30mm F4が化け物レンズなのです。
このレンズの魅力は、
- 約485の軽量コンパクトボディ
- 82mmフィルターに対応している
- 2本で14-200mmに対応できる
この3つのポイント。
14-30mm・24-200mmの2本があれば登山での撮影はほとんど困らない。非常に軽量コンパクトな組み合わせなので、追加で特化型レンズを持っていく余裕を作れる。
そして焦点距離14mmでありながら82mm径フィルターに対応。すでに手持ちの82mmフィルターシステムを併用できるのが大きなメリット。14mmでこの利便性の高さは異常。
これまで14mmレンズはどうしても前玉が飛び出した出目金タイプで、丸型フィルターを装着できないデメリットがあった。Zシリーズの大三元14-24mmが丸形フィルターに対応したけど、 結局のところ112mm径という“特殊なフィルター”が必要なので利便性は高くない。
14-30mmはマジで利便性お化けだと思います。
標準域ガチレンズ
標準ズームレンズ大三元「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8S」
なんやかんや出番が最も多い24-70mm。
登山ではない地上での撮影も結局するので、便利ズームレンズ以外にも標準域のガチレンズをちゃんと揃えたいところ。せっかくなので大三元レンズも1本くらいは欲しいです。
しかしニコンのZレンズロードマップに存在している「24-105mm F2.8-4」が非常に気になる。望遠側が少しでも大きい方が利便性が高くなり、24-105mm・100-400mmの2本を揃えてしまえば70-200mmが不要になっていいかなと思っています。
ちなみに100-400mmも未発売レンズですが悪くないので期待しています。
標準ズームレンズは24-105mmが発売されるまでは悩みますね。
まとめ
残りは追々ということで、20mm F1.8だけは早めに購入しておきたいところ。
タムロン・シグマなど有名どころのサードパーティレンズは相変わらず音沙汰なしですが、サムヤン、VILTROXなどマイナーメーカーからはチラホラと登場しています。角型フィルターでお馴染みのNISIからも、まさかのZレンズの発表がありましたね。
大好きなタムロンレンズがないので、これを機にニコン純正レンズを大切にしていきたいところだけど、やっぱりサードパーティレンズも気になってしまいますね。
とくにNISIレンズが気になる。
場合によってはフィルターシステムもNISIで揃えてしまおうか検討する。