こんにちは、アキです。
初めて山梨県の観光名所「忍野八海」へ行ってきましたが、僕にとってはそもそも忍野村に足を踏み入れるのが初めてでした。
今回は富士山は見えない日だったので完全に観光客目線でのフォトログになります。
忍野八海について
山梨県東南部の富士山麓にある忍野村。そこに富士山の雪解け水を水源とした湧泉群があり、8箇所の泉があることから忍野八海と名付いているそうです。約20年かけてろ過された伏流水はとても綺麗です。
忍野八海は、国指定の天然記念物や名水百選への指定、世界文化遺産の構成資産の一部などに登録されています。
8つの池は一番霊場〜八番霊場まで順番があり、①出口池、②御釜池、③底抜池、④銚子池、⑤湧池、⑥濁池、⑦鏡池、⑧菖蒲池となっています。順番に観光していけば効率よく回れると思います。
- 名称:忍野八海
- 駐車場:無料・有料駐車場あり
- 所在地:山梨県南都留郡忍野村 GoogleMap
- 詳細HP1:忍野八海 | 忍野村公式観光ホームページ
- 詳細HP2:忍野八海 | 忍野村観光協会公式サイト「忍野ナビ」
初めて忍野八海へ行ってみた
忍野八海すぐ近くにある「お宮橋」近辺から見た桜並木を入れた富士山写真が有名なのは知っていました。混み合うことで話題にもなっているので、僕としてはとくに富士山の撮影に行こうとは思わない場所でした。
観光でなら一度は見てみたいなということで、相方を引き連れて忍野八海を訪れることに。
まずは「お宮橋」ですね。
地図にも名前が出ていました。GoogleMap
到着からすぐに綺麗な川と桜並木が目に入る。
同時に大勢の観光客も確認できた。なんだろう、ファッションとかで中国人観光客ってひと目で分かりますよね。サングラス率も高い。曇っているのに。
橋のあっち側がビューポイントなんでしょうかね。富士山が見えないので定番ポイントかどうかは確認できないけど。
ていうかそこは危ない。轢かれるよ。この場所はちょうどブラインドカーブの先なので無理に横断するのも危険だし、それでいて通る車がけっこうなスピードで走ってきて怖かった。
外国人観光客はもちろんお構いなしで、見ている方がヒヤヒヤする。
混雑をスルーして次へ進もうと思ったら、橋の下にも人がいました!
到着からわずか数分で外国人観光客のパワーに圧倒された。
これ忍野っぽい!
僕の忍野のイメージは何故か「藁」という。
ライトアップ用の電気が設置されているんだけど景観のために藁で隠しているんですね。
いくつか橋がかかっていますが、橋の上はどこも混雑していました。
桜はギリギリ見頃というタイミングかな。
綺麗な川と桜並木。良いですねぇ。
この景色の裏では外国人の集団に囲まれていますが。
外人に紛れて僕らも観光を続けます。せっかく来たんだから忍野八海も見て回ろうということに。
最初に来たのが四番霊場「銚子池」です。なぜか4番からでした。
桜の咲く川沿いは人混みなのですが、銚子池へと入るとガラガラでした。
次は五番霊場「湧池」です。この辺りはすでに観光客で賑わっていました。
池の水が青くてとても綺麗です。
イマイチ分からなかったけど、この水車のある辺りが六番霊場「濁池」です。
藁の屋根が忍野っぽい。
忍野に来た感じがしてきました。水車も良きですね。
桜も綺麗ですね。まだこんなに桜を見られるとは思っていもいませんでした。
そして混雑する橋。
ここまで日本人ゼロ。たぶん。
池の中に人混みが見えました。
あそこの囲いの中に何かがあるのでしょうけど、この人混みに飛び込むのが怖い。
日本名水百選に指定されている湧水を飲めるポイントがあります。
そこへ行くにはお土産屋さんの中を経由しないといけないのですが、この混雑具合を見ると少し躊躇してしまう。せっかくなので行きたい気持ちはやまやまなんだけどね。
周りは常に外国語が飛び交っていて落ち着かないアル。鼓動がするアルね。
どんな味やねーん。
八海味って。
苔味を想像した。
きっと名水を使ってるってやつだろうな。
中国語の飛び交う人混みのお土産屋さんを抜けるとようやく池の中心部へとたどり着きました。
外国人集団に揉まれて落ち着かない。僕の人混み嫌いはパニック障害の可能性もワンチャンあるんじゃないかと疑う。
通行禁止の橋を中国人のおっちゃんが乗り越えて来てわちゃわちゃしていたりとパワフルさに圧倒された。
気をつけないと池にドボンしそう(笑)
池の中心部は8メートルの深さがありました。
写真じゃ分かりにくいけど、かなり深いです。怖ひ。
「お金の投げ入れ禁止、罰金千円」って立て札があるのに、大量の小銭が沈んでいました。しかし小銭が上手い具合にキラキラしていて、池の中が宇宙のようにも見えます。
龍がオエーーー!っと出しているのが日本名水百選に指定されている湧水。
これが約20年かけてろ過された富士山の雪解け水なんですよね。20年前の水ですよ。凄いですよね。
人混みの先には七番霊場「鏡池」がありました。
この先からは観光客がパタッと居なくなりました。ちょっと冴えない池ですもんね。
鏡池という名前とは裏腹に濁っていると言うか苔が浮いているのか、あんまり綺麗ではない印象の池でした。
でも小さい池なので波も立ちづらくて鏡面になりやすいという意味で鏡池なんでしょうかね。
鏡池の奥にあるのが八番霊場「菖蒲池」です。
ここまで離れると観光客は1人も姿がありませんでした。
水面に映っている建物は民宿です。
菖蒲池には孤島があり渡ることができます。
孤島にも興味をそそられますが、奥の方に忍野っぽい藁の屋根が見えていますね。
あっちの方が気になります。
この先には池は無いですがちょっと行ってみましょうか。
忍野っぽい。
これは忍野ですわ。
これは…
まぼろし博覧会かな?
おしの博覧会や。
曇りで少し薄暗かったので不気味なところでした。
忍野やー。
勝手な忍野のイメージですが、忍野村だけ文明が止まっている閉鎖的な空間なイメージです。勝手ながらのイメージですよ。
ここまで④〜⑧までの池を周りました。スタートしたのが④からだったので最初の方へ戻らないと①〜③の池を見られません。
という訳で引き返します。あの人混みも再び通ります。
果物を売っている屋台にいた猫ちゃん。
お店のおじさんに懐いていたけど首輪をしていない。野良なのかな?
人混みも少し落ち着いてきましたね。
ツアー客は帰る時間だったのかな。
次に見つけたのは二番霊場「御釜池」です。
「ここに池があるの?」って感じの狭いスペースに看板がありました。目の前には民家があるし。
これまでで一番小規模な池の登場。
しかし、中心部がかなり深い!(写真じゃ分かりにくいかな。)
狭いのに深い、そして水が綺麗で底まで見える。
水深4メートルだそうです。
非常に怖ひ。
その後、川沿いに歩いていたけど完全に池はなさそうな雰囲気になってしまった。
ついでに日没で暗くなってきたので三番霊場「底抜池」と一番霊場「出口池」は周りませんでした。出口池だけ少し離れているんですね。
引き返す頃には川沿いの桜がライトアップされていました。
手持ち撮影でパパっと撮影しながら駐車場へと戻りました。
池は2つ行き損ねたけど、また次回ということで。
まとめ:八海ソフトが気になるアル
本当はお宮橋と桜だけを見に来たつもりが、気が付いたらがっつりと観光していました。
一番の印象は中国人観光客の多さですね。富士五湖周辺ではよく見かける中国人の団体ツアーですが、忍野八海での観光客の数が一番でしたね。
いやー、圧倒されました。
こっちが海外へ観光に来た気分になった。
ディズニーとか「今日は人混みに飛び込むぞ!」って心構えができているから平気なんだけど、心の準備ができていない時に人混みに入ると全然駄目です…一気に滅入ってしまう。
ちかれた。
八海ソフトの味を確かめに空いていそうなタイミングに再び行かなくてはならない。