レンズヒーター使っていますか?レンズの結露対策まとめ

こんにちは、アキです。

バルブだったりインターバル撮影だったり。せっかく時間かけて撮影したのに気がついたらレンズが結露していてプレビューで写真を見たらボヤケていたなんてことありませんか?

その結露の対策を紹介します。まとめてみましたが100%完璧な情報というわけではないはずなのでご了承を。

夜間にレンズが “結露” する理由

まずなぜ夜間の撮影をしていると  “結露” するのかという話。

季節に関係ない “夜露” について

lr_dsc_9355

夜から朝方にかけて発生する霧のこと。大気中に含むことのできる水分の “量” には限界があり、気温が下がるほど含むことのできる “量” は減ります。その限界を超えた水分が霧だとか雲になる。なので気温の下がる夜間から明方にかけてが発生しやすい。なので “夜露” (らしい。)

夏場であったり、湿度の高い日なんかはとくに夜露が降りますね。雨上がりで雲海狙いの日なんてとくに。レンズだけでなくカメラバッグもびしょびしょになってますよね。

仕組みとしては、冷たくなった物体には大気中の水分が付着しやすいということだけはよくわかっていますよね?皆さんも経験のある “冷たいコップがびしょびしょになる” というあの現象。それと同じ。夜間に外で冷えた物体に水分が付着する。それが結露。

“結露” について

冷たくなった物体に触れた大気中の水蒸気が水滴となり物体に付着することが “結露”

水蒸気を含んだ空気の水分だけが凝結され、水滴として物体に付着する。なので夜間に屋外へ放置した物体は温度が下がりるために “冷たいコップ” と同じ状況になってびしょびしょになるわけです。

これが夜間にレンズが白く結露する理由です。

朝、仕事へ行こうとしたら車が真っ白に濡れていたりしませんか?雨が降ったわけじゃないのに。それも同じ結露。

逆のパターンとして車の中で内側のガラスが曇ることってありますよね。冬でガラスの外側が冷やされて内側の水分が結露するのです。雨で濡れて車に乗った時が車内の水分が多くて曇りやすいです。

取扱いの注意点

夜間撮影時の結露で一番気をつけるのは、車にカメラを持ち込む時です。冷えた外での撮影によりカメラは冷え切っています。それを温かい車内に持ち込むと一気に結露します。

車内も冷え切っていれば問題ないかとは思います。

撮影後に温かい車内にカメラを持ち込むときはカメラをビニール袋等で密閉させて持ち込むといいです。カメラバッグに収納した状態でもいいかと。そしてカメラが冷たいうちは取り出さないこと。

対策について

夜露は自然現象なのでどうにも出来ませんが、結露対策は出来ます。逆に言えば物体の温度を上げれば水分が付着しにくいということです。

水分はカビ発生の問題にも繋がります。防止することは必要ですね。

レンズ表面を守るためのレンズヒーターを紹介します。

スポンサードリンク

撮影時の結露対策まとめ

レンズヒーターでレンズの温度を上げておこう

レンズヒーターと呼ばれる物をレンズ本体に巻き付けてモバイルバッテリーなどを電源にして作動させます。レンズに巻きつけた部分が発熱する仕組みでレンズが冷えるのを抑え結露を防止できるというわけです。

おすすめ度★★★★★

僕も愛用しているPROTAGEのレンズヒーター。このレンズヒーターは大口径なレンズでも取り付けられるサイズなので82mmサイズのレンズでも無理なく使用できています。

コスパも良いので一つは用意しておきたい物です。

おすすめ度★★★★☆

同じPROTAGEのレンズヒーターですが、こちらは少し口径が小さくなる分、幅が広くなりレンズの大きい面積を結露防止することができます。

72mmサイズまでの装着が可能だということです。

おすすめ度★★☆☆☆

似たような商品は沢山ある中で高価な部類のレンズヒーターです。しかし値段の割には評判は良くないようで、マジックテープの質が良くないというレビューを見かけます。

価格の割には評価は低いので優先順位は高くないです。

おすすめ度★★★☆☆

ドリンクウォーマーです。

ドリンク用ではあるけど温度的にはドリンクを温めるには弱い。ボトルのサイズ的にも完全にレンズヒーターとして使用できるドリンクウォーマーです。

コスパも良く、もちろんUSBタイプで使用できます。

レンズの口径サイズ的に取り付けられるのであればコスパ最強ではないでしょうか。

※あくまでドリンクウォーマーなので、購入は自己責任でお願いします。

レンズフードも結露防止になる

レンズウォーマーよりも防止能力は劣りますがレンズフードも結露対策になります。

本来の役割はゴースト・フレアなどの余計な映り込みを防ぐために使われますが、実はレンズの保護にも役立っています。

レンズを落下させた際にレンズフードがガードになりレンズ表面を保護するのです。

それ以外にも、風に乗った水蒸気をレンズ表面に触れにくくするため、ある程度の結露対策にもなります。夜間でもレンズフード着用をおすすめします。フードは深ければ深いほど効果があります。

レンズが結露した時の対処法

夜間の撮影で結露してしまい、すぐに取り除きたい場合は車のエアコンにて温風を当てるとすぐに除去できます。携帯用のドライヤーで温風を当ててもいいですが実用的ではありませんね。

できることなら最初から結露防止にレンズヒーターなどの使用をおすすめします。

拭き取るのはレンズの傷付きの原因になるので気をつけましょう。

山などの車のない状況で結露した時の最低限の処置としては、レンズをとにかく密閉すること。

それ以上の結露を防ぐためですね。

ドライボックスやタッパーがあればいいですが山に持っていくのはキツいです。大きなレンズはビニール袋でもいいですが、できたらジップロック系の密閉タイプの袋に乾燥剤と一緒にも入れましょう。

ジップロックと乾燥剤だけならそこまで荷物にもならないので登山でも実用的かと思います。

まとめ:最初から対策しておく

取り除ければいいやと軽く考えていると後々後悔しそう…

レンズ内のカビ発生だけは嫌ですね。最初から結露対策をしておくのが一番かと思います。

夜間から明方の撮影で結露した経験のある方は、レンズヒーターを導入してみてはどうでしょうか?撮影後の除湿作業も意識しておきたいですね。

カメラは大事な道具です。“手間” をかけて取り扱いましょう。

良い作品を撮るにも “手間” が大事かと。

以上、レンズの結露対策まとめでした。