こんにちは、アキです。
10月18日の朝。富士山の初冠雪を期待して撮影に出かけたカメラマンは多いかと思います。僕も初冠雪狙いで撮影に出かけました。
田貫湖と河口湖での撮影記録です。
富士山撮影記
南アルプス以来の富士山撮影になりました。2週間は空いたな。
田貫湖でキラキラ鱗雲のリフレクション
雨が降って富士山の初冠雪が期待できるタイミングではあるけど、今回は山頂の気温的に微妙だという状況でした。
SNSではすでに夜間の撮影をした方の写真で冠雪無しだということも確認できていましたが、もしかしたら僅かながら冠雪が残っているかもしれないなと思い撮影に出ました。
ちなみにこの日、10月18日は塔ノ岳のダイヤモンド富士の日だったけど天気を見て中止にしました。
朝から晴れていたけど午後から崩れ始めて日没後には雨の予報だったので。
朝4時。
この時間に家を出ても間に合う場所と言えば…
安定の田貫湖。
ライブカメラを確認しても、どこもピーカンの雲海無しで冠雪も期待薄だったので深く考えずに出撃しました。
![田貫湖の夜明けとリフレクション](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_DSC_6622-650x434.jpg)
5時20分到着。
湖岸へ移動してカメラをセッティグした頃にはすでに明るくなっていた。ピーカンだった空には雲が流れ込んできていました。
日の出時刻が遅くなればなるほど家を出る時間が遅くても朝焼けに間に合う。
カメラマンは多かったような気がする。
![田貫湖からの朝焼けと富士山のリフレクション](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_DSC_6662-HDR-650x434.jpg)
間もなく右から流れ込んできていた巻積雲(うろこ雲)が見事に焼けました。
だいぶ右寄りな朝焼け。
構図をあまり右へ動かすと木の枝が入ってしまうし、右下には隣のおじさんの三脚も入ってしまう。
見事な朝焼けだけに少し残念でした。
![田貫湖からの朝焼けと富士山のリフレクション](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_DSC_6668-HDR-650x434.jpg)
もう少し早めに雲が広がってくれたら最高の1枚になった気がする。空と湖面いっぱいの爆焼けうろこ雲とか。
ただ風が少なくてリフレクションが綺麗でした。
本当に惜しいな。実に惜しい。
![田貫湖からの朝焼けと富士山のリフレクション](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_DSC_6677-HDR-650x434.jpg)
枝が入るが構図を上にズラすと空いっぱいに赤い雲が流れて来るのが分かりますね。しかし朝焼けはもう終了間近。
流れる雲が面白いので広角でしか撮る気になれなかった。
田貫湖では残念な朝焼けになりましたが、冠雪の有無の確認など忘れてしまうほど雲に魅了されていました。
![田貫湖からの朝焼けと富士山のリフレクション](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_DSC_6701-HDR-650x434.jpg)
良いところまで雲が広がってきたが、時すでにおすし。朝焼けは終焉を迎えた。
非常に惜しい展開です。
富士山の冠雪も少しは期待していたけど、やはり確認できず。この日いろんな場所の撮影情報からも冠雪の情報はありませんでした。残念です。
![田貫湖からの巻積雲と富士山のリフレクション](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_DSC_6728-HDR-650x434.jpg)
巻積雲の流れが面白いのでずっと見ていましたが、風が穏やかでリフレクションが本当に綺麗です。
朝焼けが終わると多くのカメラマンはこぞって帰って行ったのが勿体無い気もしますが、仕事でやむを得ず切り上げる人など事情は人それぞれありますよね。
この時間がベストショットだったと思います。
これを撮影していたのは4、5人くらいのカメラマン。貴重な写真ですよ。きっと。
![田貫湖からの御来光と富士山のリフレクション](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_DSC_6749-HDR-650x434.jpg)
そして日の出。
全体に広がりきらなかった巻積雲が面白くないですか?
富士山が雲をシュバッ!っと切り裂いているような感じ。
日の出を見たところで田貫湖での撮影を終了しました。この時点でほとんどのカメラマンの姿はありませんでした。
![田貫湖からの巻積雲と富士山のリフレクション](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_DSC_6790-Pano-2.jpg)
帰り際におまけのパノラマ合成。
赤く染まった河口湖のコキア
田貫湖の後は河口湖大石公園のコキアを見に行きました。SNSの情報ではすでに赤く染まっているということでしたので。
大石公園 | 河口湖自然生活館チェック
![河口湖大石公園からの富士山](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_R0013654-650x431.jpg)
きれいな青空ですね。
ウソみたいだろ…
午後から天気崩れてまたしばらく雨なんだぜ…
久しぶりの晴れで富士山もくっきりですが、この薄ら寒さの中で富士山に冠雪が無いのが寂しいですよね。
![河口湖大石公園の花街道](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_R0013656-650x431.jpg)
花街道を進んでいくとコキア畑へと辿り着きます。
人が多いと予想していたので一眼レフカメラは車に置いて、記録撮影用のRICOH GR2だけ持って歩きました。まともに撮影できないだろうなって。
![河口湖大石公園のコキア](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_R0013657-650x431.jpg)
コキア畑へと続く道にもちらほらと赤く染まったコキアが並んでいました。途中で撮影するカメラマン達。
僕、ちなみに初コキアでした。
![河口湖大石公園の赤く染まるコキア](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_R0013665-650x430.jpg)
赤く染まったコキアを見ての第一印象は、
海藻サラダに入っているやつみたい。
あの赤い海藻は「フノリ」と言います。ググりました。
![河口湖大石公園のコキア](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_R0013658-650x431.jpg)
花街道を進んでいくと花小富士のある場所に辿り着き、その周辺がコキア畑になっていました。
僅かに緑が残っていますが真っ赤っ赤なコキアが一面に並びとても綺麗です。ピーク目前でしょうか。
コキアに負けじとカメラマンも立ち並びます。
撮影に良さげな一部ポイントはカメラマンと三脚が立ち並んでいて退いてくれる気配もなく。まあ、コキアは沢山あるので無問題でしょう。
![河口湖大石公園の赤く染まるコキアと富士山](https://akistyle.jp/wp-content/uploads/2017/10/Lr_R0013661-Edit-650x430.jpg)
それほど離れていないカメラマンの居ないポイントから数枚撮影してみました。
手持ちコンデジ撮影でもレタッチを頑張ればうんぬん…
カメラマンの集まる構図と「何が違うのだろうか」と思ったけど、この写真よく見ると右の方にブルーシートが映り込んでいました。そういうことでしたか。
深夜から場所取りとかで激しいんだろうなぁ。
まとめ:初冠雪はいつですか
これだけ寒いのだから富士山に雪が欲しいところですが、今回は面白い雲とリフレクションが撮れたのでヨシとします。
大石公園のコキアもまだこれからがピークであり、初冠雪の時期でもあるので非常に混み合うと思います。
明るい時間になってもいつまでも三脚を設置して居座っていると後から訪れる人達の邪魔になります。大石公園は観光客も多く訪れる場所です。
この時の僕はコンデジ片手に初コキアを楽しみに来た観光客でしたからね。
このくらいササッと手持ち撮影で済むでしょう。
その場で言えないチキンなのでブログで愚痴りました。
少し期待するも初冠雪ならずという撮影の記録でした。