欲しいと思った時が買い時です。Mac mini 2020の導入で高画素カメラのRAW現像が捗るか

こんにちは、アキです。

Macを新調しました。

ここ最近、化石のような「MacBook Pro 2012」でのRAW現像に限界を感じてきた。少し前までは問題なんてなかったけど、macOSやらAdobeソフトがアップデートを重ねてどんどん重たくなっているのが原因なのかモッサリします。しかもLightroomはそれなりにGPUを使用する仕様になったらしい。

購入したのはタイトル通り「Mac mini 2020」ですが、秋には新型iMacの噂があったり、ARM版Macの公式発表などがあったりと、Macをいま購入するにはタイミングの悪い状況だったのでけっこう悩みましたよ。一晩くらい。

しかしごちゃごちゃ考えてもしょんない。「わりと今すぐ欲しい」と思って調べているんだから今あるMacから選べばいいという結論に至り、intel版Macをポチりました。

欲しいと思った時が買い時です。

どこかで聞いたことのあるセリフを思い出した。

Apple、MacにAppleシリコンを搭載することを発表 – Apple (日本)

「Mac mini 2020」を購入しました

Mac mini 2020

Mac mini – Apple(日本)

購入したのは2020年3月にアップデートされたMac miniです。僕は「Mac mini 2020」と表記しているけど、実際の中身は2018年モデルのストレージ容量がアップして価格が下がっただけのお買い得モデルです。システム上は2018年モデルのまま。

オプションで必要なところだけ盛りました。

  • CPUは4コア・6コアの2パターンから6コアを選択
  • プロセッサは第8世代Core i5からCore i7へアップ(+20,000円)
  • メモリは自分で64GBへ換装するため8GBのまま購入
  • ストレージは外付けHDDがメインなので512GB SSDのまま購入
  • Ethernetはなんのこっちゃ分からなかったけど10ギガビットへアップ(+10,000円)
  • 買ってすぐに分解をするのでAppleCare+は未加入

 

処理能力に関する部分だけ盛るかたちに。

ストレージは512GBのままです。僕が扱うのは基本的に写真データだけで、外付けHDDでミラーリング保存しつつ「Amazon Photos」でRAWファイルをクラウドバックアップするという感じなので、メインストレージは256GBでも十分なくらい。

メモリは公式オプションで64GBに変更するには+10万円もかかりますが、自分で換装するのなら「Mac用Crucialメモリ」の64GBが(2020年7月現在)4万円でお釣りが来ます。iMacなどと同様に、自分で換装することを前提に8GBのままで購入するとコスパが良い。

Ethernet(イーサネット)はファイルの読み書きや転送速度に影響のある性能のようです。膨大な枚数の写真ファイルのコピーや管理にはそれなりに影響が大きそうです。「+1万円ならいっか」という感じで選択。

GPUは変更不可で、CPU内臓のGPUに依存しています。動画編集ならともかく、RAW現像くらいなら問題はないと思うけど少し頼りないです。最近のLightroomはGPUを使用しているようなので、もし頼りなく感じたら外付けの「Blackmagic eGPU」の導入も視野に入れておきたい。

 

CT2K32G4SFD8266 Crucial PC4-21300 (DDR4-2666)260pin SODIMM 64GB(32GB×2枚)

 

Magic keyboard/Magic Trackpad 2

Mac mini 2020

せっかくなのキーボード類もApple純正で揃えたけど少しケチった。スペースグレイで揃えるよりもシルバーの方が3,000円くらい安いし、MacBook Proのキーボードに慣れているのでテンキー無しキーボードを選択した。

マウスは今あるロジクールを使い回す予定なのでトラックパッドに変更しました。トラックパッドって慣れるとマウスが不要なくらい便利ですよね。左手をトラックパッドに、右手をマウスにって感じで両方とも使います。

 

 

当初はiMacが欲しかった話

Macの中ではMac miniのコスパが高いと言われている。しかしキーボード・マウス類が付属していないので純正品をセット購入をすると結局2〜3万円はプラスされるし、4Kカラーマネジメントディスプレイは軽く10万円を超える。本体だけの入れ替えであれば安く済むが、これからMacを始める人にはそれほど優しくはない。

そうなるとiMacの方がコスパが高いと思うわけです。

Mac miniよりも性能を盛れて、純正キーボード・マウス付属、そこに5KのRetinaディスプレイがおまけに付いてきます。メモリ増設も簡単なので、高額な公式オプションに頼る必要もないので「iMac 27インチ」はマジでお買い得。

2020年モデルが出ていればiMacを選びたかった。しかし2020年モデルが秋に出るという噂には確証はないし、そもそも「わりと今すぐ欲しい」のでMac miniを選ぶことになった。

ちなみに「MacBook Pro 13インチ」も2020年モデルが登場しているけどメモリ64GBには対応していない。対応している「MacBook Pro 16インチ」は一瞬で30万円を超えるので却下した。自分でメモリ換装できないのでコスパが悪い。

 

 

自作冷却台の話

Mac mini 冷却台

すでにMac miniと交換用メモリは手元にあるんだけど、メモリ換装するよりも先に自作冷却台をパワーアップさせる予定。(部品だけ買って満足して止まってる)現行Mac miniも処理が重くなるとけっこう発熱するらしいので、自作した冷却台を分解してファンを2個に増やして組み直します。見た目はアレだけど家で使うんだから誰も見ないでしょ。

あ、以前に「Mac mini 2012」を所有していました。しかしMacBook Proを外部モニター出力してデュアル画面にした方が作業が捗ったのでMac miniは手放した過去がある。

Mac miniの冷却台を自作

 

今までのMacBook Proの環境

MacBook Pro 2012

使用していた「MacBook Pro 13インチ」は2012年モデルだけど購入したのは2014年くらいです。まだWindowsユーザーだった当時、サブ機として「整備済製品」のMacBook Proを購入。型落ちモデルや返品された製品を、Appleが公式に整備して販売しているお買い得なやつです。

そのうち一眼レフカメラを始め、RAW現像には「Retinaディスプレイがめっちゃ綺麗」という理由でMacBook Proがメイン機になっていたという話。

こんなスペックでも当初はLightroomでのRAW現像はサクサクでした。Photoshopはさすがにモッサリ感はあったけど。(昔はこれでFinal Cut ProやMotion5も動かしていた。)

使用カメラは3600万画素の「Nikon D810」です。低すぎず高すぎず丁度いい中画素機というポジションですが、いずれミラーレスへ移行することを考慮すると4500万画素だとか、6500万画素だとか高画素データを扱うことになるのでMacの“替えどき”は近かった。

 

Mac mini 2020とSW240

いくらRetinaディスプレイが綺麗でも13インチはさすがに小さいので、カラーマネジメントディスプレイの「BenQ SW240」に出力していました。ノートPCは1つモニターを繋げればデュアル画面になるので便利ですよね。(デスクが汚くて見せられないのでわざわざ床へ移動)

Mac miniの導入によって4K出力に対応したので、そのうち4Kの「SW271」かTypeC給電可能の「SW270C」辺りが欲しい。と思えば思うほどにiMacのオマケについてくる5K Retinaディスプレイのコスパは異常だなと感じています。