富士山でライターが点かない?高山で着火させる方法まとめ

こんにちは、アキです。

先日の富士登山にて山頂でお湯を沸かしてカップ麺を食べるという目標が失敗に終わりました。原因としてはガスストーブに着火するために用意していたライターが点かなかったため。

そのライターが壊れてたわけじゃないです。とある理由で点かなかったんです。

今回は標高の高い山でのライターの着火事情をまとめます。

富士山の頂上でライターが点かなかった理由

標高が高く気圧が低いとライターは点かない

富士山の頂上(3776m)程の気圧の低い場所ではライターが点かなくなります。しかし、点かなくなるのは『電子式ライター』なんです。よくある「カチッ!」ってワンタッチで火が点くやつ。

だいたい2000mを超えた高山辺りから点きにくくなるようです。

『電子式ライター』と『フリント式ライター』の違い

『電子式ライター』とは、内蔵された装置により『高電圧』を発生させてガスに着火させます。カチッ!っと押すだけのタイプですね。最近は100円ライターといえばコレかと思います。しかし、気圧の変化により放電力が下がるようで、高山で点かなくなる現象が起きます。

ターボライターも電子式ライターに含まれます。着火方法が同じなので。風に強いなどのメリットがありますがガスに着火できなければ意味がありませんので役に立たないかと。

『フリント式ライター』は、一昔前の100円ライターの定番だったのではないでしょうかね?タバコ吸わないので詳しくありませんが。点けるときはダイヤル状になったヤスリをジョリッ!っと回しつつ押すタイプです。あれは物理的に『火花』を発生させてガスに着火させます。

この物理的に火花を起こすのは高山などの気圧の変化には影響されにくいようで、電子式ライターよりも点きやすいです。ただ絶対に点くわけではないようです。

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気圧の低い山の上で着火させる方法

富士山を始めとした標高のある高山で着火するのに使える器具を紹介します。

そもそも山で火を使うと言えばガスバーナーですよね。お湯を沸かしたり、料理したりと。ガスストーブに着火させるだけであれば『火花』さえ起こせればなんだっていいですよ正直。

フリント式ライター

ライターの場合は先述した『フリント式ライター』を使うといいですね。

安く手に入りますが、最近はフリント式って少なくなってるのかな?タバコ吸わないから意識したこと無いけど、買おうと思ってコンビニに行ったら電子式しか置いてない店が数件あった。

ZIPPO的なオイルライターに関してはオイルが低温に弱いのであんまり登山には向いていない。なのでライターは使い捨ての電子式とフリント式を一個ずつ持ってるのが一番無難だと思います。

使い捨てのフリント式ライターは実際に先日、南アルプス(北岳)の標高3000mの山小屋にて問題なく着火しました。

ファイヤースターター(火打ち石)

ファイヤースターターで検索するとたくさん出てくると思います。マグネシウムの棒とストライカーと呼ばれるヘラがセットになった物です。

簡単に言うと “現代版の火打ち石” という感じ。標高の高い場所でも火を点けられます。

マグネシウムの棒をヘラで削ってマグネシウムの粉末を集めます。ティッシュの上なんかにまとめると効率が良い。マグネシウムの棒をヘラで勢い良く擦ると火花がバチバチッ!っと飛び出すので、その火花を集めた粉末にめがけて飛ばします。すると燃えやすい性質のマグネシウム粉に引火してティッシュも燃え始めるという流れ。

ガスストーブを着火させるだけなら『火花』を飛ばすだけでいい。僕はそれが目的で買いました。ライターもダメだった時はコレしかない。むしろライターより使いやすかった。ライターは指の近くで『火花』を起こすためガスストーブの着火に使うと指が熱い。

2種類のファイヤースターターを買ってみたので使用した記事も書きました。

高山での着火はファイヤースターターがおすすめ!標高3000mで使ってみたよ

サバイバルマッチ

サバイバルマッチも常備していますが、これは非常用として持ってる感じです。サバイバルシートみたいに緊急時用であって普段使いはしていないかな。最終手段でしょうか。

特徴はまずマッチです。ヤスリ的な部分に擦ると燃えるアレです。

どの辺がサバイバルかというとマッチ本体が濡れてしまっても火が点きます。そして12秒ほど燃え続ける。(製品による)ということでアウドドアな環境でも簡単に火を点けられます。これも標高が高い場所でも使える。

普通のマッチだとちょっと風があると一瞬で消えますし、ちょっと湿気っていれば発火すらしません。頼りないですね。サバイバルマッチは弱点をすべてカバーしています。

登山用の着火器具

一番手っ取り早いですね。登山用の着火器具があればそれが一番いいはず。『登山用ライター』なんてググると出てきます。ウィンドミルというメーカーのライターが優秀らしい。

高山でも使える内燃式ライター。最強じゃないっすか。

と思ったら電子式。放電出力は高いから使い捨ての電子式ライターよりは点きやすそう。標高3000mまで使えるそうで、標高3000m以上ではキツいらしい。富士山頂で使えないならいらないかなー…

炎温度が高いとか防風性能がどうとかよりも着火方法ですよね。安いフリント式ライターで間に合うので自己満足レベルでしょうか?

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まとめ:ガスストーブ使用なら『火花』さえ出ればいい

登山でライターと言えば調理用ガスストーブの着火用がほとんどかと思います。タバコはやめましょう。

実際に先日の南アルプス(北岳)の登山で標高3000mで使い分けた限りではファイヤースターターが優秀かと思いました。火花さえ飛ばせればガスに着火できます。

高山での着火はファイヤースターターがおすすめ!標高3000mで使ってみたよ

2016.08.26

ガスストーブ(ボンベ)に向かって火花を飛ばす行為がどれほど危険かはよくわかっていません。不安ならおすすめしません。

ライターを複数常備していてもこのファイヤースターターも一個持ち歩くと心強いと思います。軽いですし。エマージェンシーセットに入れておいてはどうでしょう?役に立つことは多いはず。